金曜日の夜、仕事が終わり広島行きのバスに乗りました。
宮島クルーズに誘われ広島に行くことにしたのですが、他に何も考えてなくて、一日空くけどどうする?とあれこれ話し、思いついたのが石見銀山でした。
何も調べずに来たのですが、世界遺産だけあって、とても素敵なところでした。
下調べしていなかったので、動き方がわからなくて、先ず案内所に行きました。
そこで、優しい案内のおじさまが色々教えてくれました。
おじさまの娘夫婦が高知に住んでいるとかで、気さくなお方でした。
車の乗り入れが出来なくて、でも石見銀山まで歩くとかなり距離があると教えてくれ、電動自転車を借りることにしました。
これが正解🙆♀️⭕️でした。
電動自転車でスイスイと、銀山に向かいます。歩いていたらどうなっていたことやら。。
そして、銀山に入る前に佐毘売山神社にお詣りしようとなりました。
15世紀に創建された鉱山の守り神で、地元では「山神さん」と呼ばれ、親しまれている古社です。
龍源寺間歩を通り抜けた栃畑谷に鎮座する神社で、鉱山の守り神である金山彦命を祀っています。
金山彦命は神産みにおいて、伊弉冉尊が火の神カグツチを産んで火傷をし病み苦しんでいるときに、その嘔吐物(たぐり)から化生した神であるといわれています。
石見銀山遺跡龍源寺間歩に到着です。
銀山は不思議なところだと思います。この山の中に銀の粒があり、所々キラキラと銀色に光っているのです。
昔の人は、その銀粒を取るため、銀脈を探し山を少しずつ掘って行くのです。
銀山は不思議なところだと思います。この山の中に銀の粒があり、所々キラキラと銀色に光っているのです。
昔の人は、その銀粒を取るため、銀脈を探し山を少しずつ掘って行くのです。
電気もない時代に、こんな真っ暗い山の中でコツコツと鉱石を集める力仕事をしていたのですから、凄い事ですよね。
人間も自分を内観し、自らの中にある内なる光✨を集め、内面から輝かせないといけないのかもしれませんね✨✨✨。
✨✨キラキラキラキラ✨✨
銀山の中を歩きながら、ここで働いていた人は大変だっただろうなと思うとともに、人間も奇経八脈を滞りなく巡らせ、内面を磨き、暗いままで歩んでいる道を抜け、目醒めないといけないと思いました。
こうして、坑道を抜け、昔の家が並ぶ街並みを堪能しながら来た道を戻りました。
行きは上り坂で、電動自転車でも足にきましたが、帰りは下り坂で電気はいりませんでした。。
お代官様の家が所々に立ち並びます。
こちらは昔のお金持ちの家、熊谷家です。
労働者は石見銀山にて銀を掘り、お代官様の所に行き鉱物を納めその日の給金を貰う。
そして、富める者は富む。昔の経済活動を空想させて頂きました。
こうして、世界遺産石見銀山にて、その時代の経済活動の一旦を垣間見させていただき、感慨深かったです。
旧家が並ぶ東端に城上神社があります。
城上神社は、江戸時代以前からこの町の人々により崇敬を集めてきた神社で、石見銀山を領有した毛利氏が、1577(天正5)年、町と住民を災難から守るため、町の東端のこの場所に建設しました。
社殿は1800(寛政12)年の大火により大森の他の大部分とともに焼失しましたが、わずか12年後に再建されたようです。
現在の建物は、再建当時のもので、入母屋造の特徴的な屋根をもつ拝殿があります。拝殿の一部には、神社に寄進した武士や商家の家紋が飾られていますが、その内装の中でも鳴龍(「轟く竜」)がとりわけ印象的です。
1818年に制作されたこの天井画は、宙を舞う龍を表現しており、拝殿の音響効果を巧みに利用し、真下に立って手を叩くと龍の「鳴き声」が聞こえると紹介されていました。
突然決まった島根の旅。
本当に楽しかったです。。
人生を共に楽しんでくれる友に感謝❤️