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お山にお宮がたちました

四国別格二十霊場 ⑩ 西山興隆寺

別格二十霊場詣り、本当は昨年終わらせる予定でしたが、年末にかけて何かと予定が入り、そうこうしている年が明け仕事が立て込んで、身動きが取れず、気がつけば半年以上もお詣り出来ませんでした。

やっと先週末、日帰りではありますが愛媛県西条市から再スタートしました。

こちらの西山興隆寺は紅葉🍁が有名で、紅葉の見頃、年により若干前後するようですが、11月下旬から12月初旬ころは多くの紅葉狩り客や写真愛好家が、各地から訪れるようです。



この橋のたもとで、若き弘法大師が歌を詠まれたとのことです。
(この写真はお借りしました!)


さて、久々のお遍路、体力が無くなりつつあるのを実感しました。
この半年、色んなことがあり、時の経つのが早すぎて、驚かされます。
このままでは何もわからないまま人生を終えてしまうのではないかと、せめて、108あるといわれる煩悩を無くせるよう、空海さんの足取りを辿る霊場詣り頑張らねば。。。



この日は気温が高かったせいか、体力を消耗し、階段がきつかったです。

階段の途中に「牛石」がありました。
この「牛石」は、鎌倉時代に源頼朝が本堂の再建をした際に材料を運搬していた牛が倒れてしまい、この牛を弔うためにまつったものであると伝えられています。
参拝者は牛の口部分に草をはさんで、牛の労をねぎらうのが習慣になっているようです。

私も草を食べさせてあげました😊



こちらが本堂です。般若心経がスラスラと出てきます。
般若心経ですが、意味もわからず音で覚えたのですが、学ぶと奥が深くて、お釈迦様は凄いなと思います。
完全に意味を理解したわけではないですが、お釈迦様が悟りで得た世界観を弟子に伝え、一人でも多くの弟子達を無明から光明の世界に渡せるよう、真心をこめて優しく語りかけている感じがします。



こちらが大師堂です。


そしてその横の階段を上がると三重塔がありました。


苔むす自然の絨毯が美しいです。



そしてこちら、観世音菩薩と八大龍王が祀られていました。
とても気持ちの良い空間で癒されました。
観世音菩薩のお経を唱えさせて頂きました。
観音様のような優しい雰囲気を醸し出す女性に憧れます。



こちらの展望台、扇🪭に見えるから扇望景でしょうかね?


この穴🕳️を覗いて👀みました🤭
なんということもなかったです😅



そして、納経所に寄り次の11番札所へ向かいました。



み仏の
法のみ山の
法の水
流れも清く
みゆるぎの橋

この歌は、弘法大師がこの御由流宜橋(みゆるぎばし)のたもとで、仏や自然そして大生命への感性が働き詠んだと伝わっています。

無明から光明への架け橋。
空海さんが詠んだとされる歌が書かれてある橋を渡り、自らも無明から光明へ、日々精進いたします。









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