見出し画像

お山にお宮がたちました

奈良巡礼 ②天河大辨財天社

橿原神宮を後にして、天河大辨財天社に向かいました。
「呼ばれないと行けない」とか
「時期が来ないと行けない」とか
言われている聖地のようです。 
「高野」「吉野」「熊野」というヤマト三大霊場の中心地にある天河大辨財天社。

知る人ぞ知るという聖地みたいだから行ってみようと急遽決めて、気負わずに訪れてみる事にしました。

ナビが連れて行ってくれるから安心です。
到着時間もほぼ正確です。。。
こうして、ナビのお陰で道に迷う事なく到着しました。



駐車場に着くと、かなりの秘境地なのに車が沢山、停まっていました。
私たちだけかもね。。。なんて話してたのですがとんでもなかったです😅

自然の中に溶け込む美しい神社でした✨
女神様の優しい氣に包まれます。

女性の参拝者が、二人でしみじみ
「やっと来れたね。。。」
と話してたから、
呼ばれないと来れない。。。
というのもそうなのかもしれませんね。

以下Wikipediaより

天河神社社家が代官所に1712年に出した「願書」に「生身天女の御鎮座天照姫とも奉崇して、今伊勢国五十鈴之川上に鎮り座す天照大神別体不二之御神と申し伝え」るとあることからも判明するように、創建に関わった天武天皇と役行者は、伊勢神宮内宮に祀られる女神を天の安河の日輪弁財天として祀った。


前日、六甲山の無人のお宮で買ってきた冊子に天河大弁財天社のことが書かれていました。
帰ってきて読んで繋がってびっくりしました。
聖徳太子、役行者、空海は時代こそ違えど、連携して天照大神、瀬織津姫を仏教的な姿に変えてお祀りになった。。。とあります。
この手作り冊子はなかなか面白いです❣️

社殿の造営はは天武朝で、壬申の乱の際、天武天皇が戦勝を祈願、勝利の後寄進されたという。また天河神社の神殿の下には古代の磐座があり、社伝によれば神武天皇がここでヒノモトの言霊を賜ったという。

そして、壬申の乱で勝った天武天皇と、役行者が瀬織津姫様を祀ったと、Wikipediaにも紹介されています。
今回の旅は気がつけば瀬織津姫様の痕跡を辿っています❣️



宗像三女神の一人、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする。

と書かれてますが、女神様の呼び方は色々で、瀬織津姫様= 撞賢木厳之御魂天疎向津媛を斎き祀る(いつきまつる 市杵島姫様)ともいいます。そして、仏教的にいうと弁財天。

元の祭神名は弁財天(サラスヴァティー)で、神仏分離により「市杵島姫命」と称するようになったものである。 
今日でも社名に「弁財天」とついている通り、「弁財天」としても信仰されている。

「厳島、竹生島と並ぶ日本三大弁財天のひとつ」と称しているが、一般的には日本五弁財天の一つといわれている。



他に、熊野坐大神、吉野坐大神、南朝四代天皇の御霊(後醍醐天皇、後村上天皇、長慶天皇、後亀山天皇)、神代天之御中主神より百柱の神が配祀されている。

天河神社を象徴するものに「五十鈴」があります。こちらの五十鈴は古来より伝わる独自の神宝だとか。。。

こちらの鈴、鳴らすのにコツが入ります。
クルクルとまわして鳴らすとか。。。
なかなか音が出なくてね。



天河神社の五十鈴は有名で、一般の鈴の形とは違い、3つの鈴をつなげているのも特徴的であります。
本来鈴はその響きで邪気を祓う役割もありますが、この五十鈴にはそのほか3つの魂の状態(みむすびの精神)を表しています。

・生魂(いくむすび)
万物を生み出すいきいきとした生命力の状態

・足魂(たるむすび)
働きが満ち溢れて(充足している)状態

・玉留魂(たまずめむすび)
全体が統一され一体になる魂の状態

魂の進化に重要な要素のようです。

金は30万円とか金メッキのでも3万円くらいしたので買えませんでしたが、お安い方のお守りは手がとどきました。
旅の記念に、またもやお守りを買ってしまいました。何処につけようかなぁ😅
お金じゃない❣️似てたら🆗

そして、上がってきた方と違う反対側から降りてみる事にします。


禁足地となっている裏山の麓に役行者堂がありましたのでお詣りさせて頂きました。

室町期の僧英俊による多聞院日記に、「天川開山ハ役行者」と記述がある。 
天河大辨財天社の草創は飛鳥時代、役行者の大峯開山の際に蔵王権現に先立って勧請され最高峰である弥山(みせん)の鎮守として祀られたのに始まる。



裏山がキラキラしていて、エネルギーが強い感じがしました。



五社殿です。

石段手前より
龍神大神
大将軍大神
大日靈貴神  
天神大神   
大地主大神 
が祀られています。

こちら天から降ってきた隕石だとか。。。


向こう1000年ともしび続ける灯🔥




入口の鳥居の向かいにゼロ地場と言われる来迎寺があり、大銀杏がありました。
ここは空海さん縁の地です。


弘法大師空海が高野山の開山に先立って3年間大峯山で修行し、最大の行場が天河神社であった。弘法大師にまつわる遺品が奉納されている。 


空海がお手植えしたとされる樹齢1200年超の大銀杏の木。

そして、車で数分くらいのところにある鎮魂殿へ向かいました。ここまで来ると人は殆どいませんでした。

鎮魂殿(禊殿)
天之常立大神・国之常立神・宇賀御魂大神・経津主大神・天之安河大社大神(天河大辨財天大神)・百柱御神霊をお祀りしております。




美しい山だなぁと観ていたら高倉山とありました。神奈備ですね。

これに書かれてあるように、古代の精神が蘇り、生きとし生ける全ての生命と共存共栄する精神が必要不可欠です。
地球🌏ガイアはそれ自体が大きな生命体であり、全ての生命は繋がっています。 
そして私たちは生かされています。

とあります💖


山に囲まれ、川も流れ、自然溢れる美しいところでした。

時期が来て呼ばれたのかはわからないけど、来れて良かったねと話しました。


コメント一覧

鬼雷さん

こんにちは。
何回か行かれたなんて流石ですね。
下調べなく、初めて眞名井神社に行った時のような閃きがおり、そんな流れで辿り着きました。
本当に予定してなかったのでね、有難い直感でした。
だから、そんな大事な四石 三水 八ツの杜があるなんて知る由もなく、これは、機会あれば又、行かねばなりませんね😅
山や川などのある自然豊かな地は、都会の照り返しのようなギラギラした熱風が無く、それほど暑く感じませんでした。
六甲山で買ってきた冊子を見て、今頃、天河社の凄さに気づき、いっぱい見落としてきたのもわかったのですが、神様が喜んでくださっているとしたら、それが一番嬉しいです。
コメントありがとうございました🙇‍♀️
@1948219suisen さん
こんにちは。
電車とバスで乗り継いで行くのは大変な場所ですよね。車で回る方が楽ですよ。
お遍路でまわったような、行き違いの出来ない狭い道ではなかったし、かなり遠かったですが私の運転でも大丈夫なくらい、道も問題なかったです。
奈良で何処かないかなと探していて、突然ここだと閃いて、その翌日お詣りしたので、下調べも何もしなかったのですが、素晴らしい神社でした。
呼ばれたなんて言うのが申し訳ないくらい、突然決め、無知のままの参拝でしたが、有難いくらい癒される空間でした。
水仙さんも、素敵なところに沢山お詣りされていますね✨
コメントありがとうございました❣️
鬼雷
おはよう御座います。

私も天河神社に行った事が何回かあります。

その内一回は、修験者の玉置の森さんと行きまして、天河に置いて大事な、「四石 三水 八ツの杜」も案内してもらいました。四石の一つ、行方不明の磐座も案内してもらいました。もう、かなり忘れましたが、高倉山も八ツの杜の一つであった記憶があります。他の八ツの杜では、磐笛も賜りました。人にあげましたが。善き参拝で神様も喜んでおられるのでしょう。
暑い最中にご苦労様でございます。
1948219suisen
よく車を運転して行かれましたね。私達は電車とバスで行きましたが、ずいぶん遠かったです。

お盆の時に、どこか涼しいところにいこうということになって探したら天川村に空室が見つかり、あまり調べずに行きましたら、宿の方がここは村全体がパワースポットですと教えてくれました。旅館で出された鹿肉が美味しかったことを覚えています。

今回写真を見せていただき懐かしく思いました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「神社仏閣詣り」カテゴリーもっと見る