水子供養と アセンションに向けての意識改革ブログ

命の大切さとともに
ライトボディのことや
意識改革 霊的なことについて
かなりディープな内容になります

世界から猫が消えたなら

2015-03-21 20:00:46 | 気付き
世界から猫が消えたならという本が、とても良かったと娘が言うので、読んだ。
今の自分へのメッセージがたくさんあって、何度もウルウル。

その中で、すごく気づいたことがある。

わたしは、最近、とっても気になる人がいた。
親戚にいる人で、はっきりと自分の意見を言う。気も強く、そして優しいところもある。
わたしは、その人に会うと、とても気を遣う。
その人のことが、ずっとグルグル回っていて、辛いほどだった。

世界から猫が消えたならの文章中に、悪魔の言う、こんなセリフがあった。

「だからね、アタシのこの姿は、あなたが想像する悪魔の姿なんです。あなたの心にある悪魔とは、あなたの姿をしていたということなんですよ。」

主人公
「でも性格は違います。」

悪魔
「そこがポイントなんだと思います。つまりアタシは、あなたが生きたかもしれない人生の象徴なんじゃないかと思うんですよ。
・・・とにかくね、明るくて、なにも考えてなくて、派手な服を着て。やりたいことをなんでもやって、周りの目を気にしない。で、言いたいこと全部言っちゃう自分。」

主人公
「たしかに僕と真逆ですね。」

悪魔
「そうなんです。無数にあるあなたの小さな後悔、こうしたかった、ああしたかった。
そこを分かれ道として逆に生きたら、あなたはこういう姿だったということなんじゃないでしょうか。でも悪魔的なものってそういうことなんだと思いますよ。なりたいけれども、なれない自分。自分に一番近くて遠い存在。」


と、アロハシャツにショートパンツの、主人公の真逆の服装の悪魔は言う。

そのちょっと前に、わたしの気になるその人について、
わたしに気付きがあった。
それは、
ありのままで良い、
そのままの自分で良い。
ということを、承認出来たということ。

それとともに、
その人を一日に何度も思い出すということが減り、
不思議なくらいだった。

そのあとに読んだこの文章。

わたしも、あの人のように、
言いたいこと言って、もっと強気の部分を出して、
生きたいのだと気づいた。
好きなこと言って、例えそれが反感を買っても、
それが相手のためなら言っちゃう。

それを承認出来たり、それができなくても
今の自分で良いのだなと思えること。

それに気付かせるために、
色んな人が登場して、
自分のもう一面を演じてくれていたとしたら、
この世に不必要な登場人物、不必要な人間って
いないのかもしれないとさえ、思える。

とても良い本でした☆.。.:*・
あちこちに哲学が散りばめられる。
そして、今目の前にいる大事な人、でも目の前にあるどうでも良いことに
一生懸命な自分に対して、
ポンポンと肩をたたいてくれる、
そんな本だと思いました。


あなたがお里に帰ってから

2015-03-21 10:13:44 | 
あなたがお里に帰ってから

あなたがお里に帰ってから
どれくらいの年月が経ったことでしょう
わたしは 元気に暮らしていますよ

あなたがまだ若い頃
わたしは産声をあげてあなたに抱かれていました
髪を結んでもらったことも 昨日のように覚えています
何日もお風呂に入るの嫌がったから フケもあったことでしょう
そんなわたしの髪を 愛おしそうに編んでくれました

おばあちゃん
わたしも四〇歳を越えて
あなたと少し対等に話せるようになりました
今だったら
あなたに沢山のことを聞いて欲しいのです
子供のこと
自分の身体のこと
旦那さんがどういう人なのかとか
日々のどうでもいいお話を
こんなこと言ったら おばあちゃん疲れてしまうかな なんて
全然思わずに
勝手に口を尖らせて
勝手なことを言って 昔と同じあどけない顔をして・・

いちいちあなたに報告して
あなたはきっと
どんな話でも
笑いながらうなづいて・・

そうかよ そうかよと
面白そうに聞いてくれるよね

時は残酷で
ちぎりながら フワッとあなたを持っていった
そんなことを書いているわたしに
ここにいるさねーって
また笑いながら
あなたがうなづいているのを
肩ごしに柔らかく感じながら
でも わたしは涙をそのままに
この詩を
あなたに贈ろうと思っています・・・

               平成二十七年三月二十一日

春のママチャリ号

2015-03-21 07:57:29 | スピリチュアル
春のママチャリ号

陽がふりそそぐ中
ゆきおくんを乗せた
春のママチャリ号が
出発しました

あと十年たったら
もう
あなたを乗せることはできない

あと三十年たったら
ママが乗せてもらうかもしれない

「ゆきおくん
お花きれいだね」

「ウン きえいだね」

春ですよと
菜の花が揺れます
あなたの軽くて重い
背中の温かさを感じて

もっと乗っていたくて
もっと走りたくて
でも時間は止まらなくて・・
だから
スピードをあげて・・

ママチャリは今日も
地球を走ります!

         (平成二十年五月)