クローバーの葉の気持ち
うららかな日に
クローバーのもとへ
小さな男の子が近づいてきました
小さく柔らかな手で
クローバーを摘み
小走りに家に入りました
ママに渡すんだ 喜ぶかな
喜ぶだろうな
男の子の柔らかな手と
真綿のような気持ちが
クローバーの気持ちも包んで・・
遠くなる意識の中で
クローバーは笑って
さらに
青く光りました
ママ
ヨロコンデクレルカナ
今も家に咲く
一輪のクローバーの気持ち
ママはしっかり
受け止めたよ・・・
(平成二十年五月)
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小さな子どもたちと、植物は、大人よりもお友達です。
子供たちは、庭から沢山の葉っぱや実などを取って来ては、
お母さん、ハイお母さん・・と渡してくれました。
洗濯物を干しながら、お茶碗を洗いながら、
わたしは「ハイ!有難うね~^-^」と受け取っていました。
子供たちからの無償の愛は、今なら合掌して受け取りたいほどの
キラキラした輝きを放っていたと感じます。
いつか自分が親にしていたように、
子供は親を、無条件に愛してくれるのは、
何よりも、この世に産んでくれた、
誕生させてくれた「恩」を
魂が感じているからだと思うのです・・・。
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