世界から猫が消えたならという本が、とても良かったと娘が言うので、読んだ。
今の自分へのメッセージがたくさんあって、何度もウルウル。
その中で、すごく気づいたことがある。
わたしは、最近、とっても気になる人がいた。
親戚にいる人で、はっきりと自分の意見を言う。気も強く、そして優しいところもある。
わたしは、その人に会うと、とても気を遣う。
その人のことが、ずっとグルグル回っていて、辛いほどだった。
世界から猫が消えたならの文章中に、悪魔の言う、こんなセリフがあった。
「だからね、アタシのこの姿は、あなたが想像する悪魔の姿なんです。あなたの心にある悪魔とは、あなたの姿をしていたということなんですよ。」
主人公
「でも性格は違います。」
悪魔
「そこがポイントなんだと思います。つまりアタシは、あなたが生きたかもしれない人生の象徴なんじゃないかと思うんですよ。
・・・とにかくね、明るくて、なにも考えてなくて、派手な服を着て。やりたいことをなんでもやって、周りの目を気にしない。で、言いたいこと全部言っちゃう自分。」
主人公
「たしかに僕と真逆ですね。」
悪魔
「そうなんです。無数にあるあなたの小さな後悔、こうしたかった、ああしたかった。
そこを分かれ道として逆に生きたら、あなたはこういう姿だったということなんじゃないでしょうか。でも悪魔的なものってそういうことなんだと思いますよ。なりたいけれども、なれない自分。自分に一番近くて遠い存在。」
と、アロハシャツにショートパンツの、主人公の真逆の服装の悪魔は言う。
そのちょっと前に、わたしの気になるその人について、
わたしに気付きがあった。
それは、
ありのままで良い、
そのままの自分で良い。
ということを、承認出来たということ。
それとともに、
その人を一日に何度も思い出すということが減り、
不思議なくらいだった。
そのあとに読んだこの文章。
わたしも、あの人のように、
言いたいこと言って、もっと強気の部分を出して、
生きたいのだと気づいた。
好きなこと言って、例えそれが反感を買っても、
それが相手のためなら言っちゃう。
それを承認出来たり、それができなくても
今の自分で良いのだなと思えること。
それに気付かせるために、
色んな人が登場して、
自分のもう一面を演じてくれていたとしたら、
この世に不必要な登場人物、不必要な人間って
いないのかもしれないとさえ、思える。
とても良い本でした☆.。.:*・
あちこちに哲学が散りばめられる。
そして、今目の前にいる大事な人、でも目の前にあるどうでも良いことに
一生懸命な自分に対して、
ポンポンと肩をたたいてくれる、
そんな本だと思いました。
今の自分へのメッセージがたくさんあって、何度もウルウル。
その中で、すごく気づいたことがある。
わたしは、最近、とっても気になる人がいた。
親戚にいる人で、はっきりと自分の意見を言う。気も強く、そして優しいところもある。
わたしは、その人に会うと、とても気を遣う。
その人のことが、ずっとグルグル回っていて、辛いほどだった。
世界から猫が消えたならの文章中に、悪魔の言う、こんなセリフがあった。
「だからね、アタシのこの姿は、あなたが想像する悪魔の姿なんです。あなたの心にある悪魔とは、あなたの姿をしていたということなんですよ。」
主人公
「でも性格は違います。」
悪魔
「そこがポイントなんだと思います。つまりアタシは、あなたが生きたかもしれない人生の象徴なんじゃないかと思うんですよ。
・・・とにかくね、明るくて、なにも考えてなくて、派手な服を着て。やりたいことをなんでもやって、周りの目を気にしない。で、言いたいこと全部言っちゃう自分。」
主人公
「たしかに僕と真逆ですね。」
悪魔
「そうなんです。無数にあるあなたの小さな後悔、こうしたかった、ああしたかった。
そこを分かれ道として逆に生きたら、あなたはこういう姿だったということなんじゃないでしょうか。でも悪魔的なものってそういうことなんだと思いますよ。なりたいけれども、なれない自分。自分に一番近くて遠い存在。」
と、アロハシャツにショートパンツの、主人公の真逆の服装の悪魔は言う。
そのちょっと前に、わたしの気になるその人について、
わたしに気付きがあった。
それは、
ありのままで良い、
そのままの自分で良い。
ということを、承認出来たということ。
それとともに、
その人を一日に何度も思い出すということが減り、
不思議なくらいだった。
そのあとに読んだこの文章。
わたしも、あの人のように、
言いたいこと言って、もっと強気の部分を出して、
生きたいのだと気づいた。
好きなこと言って、例えそれが反感を買っても、
それが相手のためなら言っちゃう。
それを承認出来たり、それができなくても
今の自分で良いのだなと思えること。
それに気付かせるために、
色んな人が登場して、
自分のもう一面を演じてくれていたとしたら、
この世に不必要な登場人物、不必要な人間って
いないのかもしれないとさえ、思える。
とても良い本でした☆.。.:*・
あちこちに哲学が散りばめられる。
そして、今目の前にいる大事な人、でも目の前にあるどうでも良いことに
一生懸命な自分に対して、
ポンポンと肩をたたいてくれる、
そんな本だと思いました。