ケーブルTVの契約内容見直しから一転して光回線の検討を始めた。
1.新規ケーブル回線と光回線との比較
(1)新規ケーブル回線
3,000円×12+300円×24+380円×24+380円×(X)
=36,000+7,200+9,120+380円×(X)
=52,320円+380円×(X)・・・・(お得額)
(2)光回線
ランニング費用差額:8,969円-7,095円=1,874円
・ケーブル初期費用:3,300円
・光初期費用:11,180円(差額:7,880円)
○24カ月終了時:
・ケーブルは、52,320円+7,880円=60,200円払わずに済んだ。
・光は、1,874円×24=44,976円安く済む。
○25カ月以降の考察
・60,200円-44,976円=15,224円
15,224円÷(1,874円+380円=2,254円)=6.75カ月≒7カ月
・契約月:2020年11月の場合
24カ月:2022年10月
+7カ月:2023年5月(ケーブルと光との金額逆転月)
さらに、電話番号は変わらない。
●ケーブル回線
2.現契約内容
①インターネット:320M
②TV:88ch
③電話:2台
④=①+②+③=9,048円
⑤電話2代目=1,330円(税別)
⑥専用雑誌:120円(税別)
⑦ユニバーサルサービス:2円×2(税別)
⑧=④+⑤+⑥+⑦=10,502(税別) ⇒ 11,552円(税込)
⑨通話料は、⑧に加算
3.契約見直し後
スマートお得セレクト
①インターネット:320M(4K対応)
②TV:32ch(+ABCから1コース選択)
③電話:1台
④=①+②+③=8,032円(税別)
⑤専用雑誌:120円(税別)
⑥ユニバーサルサービス:2円(税別)
⑦=④+⑤+⑥=8,154円(税別) ⇒ 8,969円(税込)
⑧キャンペーン(1)3,000円×12か月値引き
⑨キャンペーン(2)支払に電気代を加算すると定額300円×24カ月値引く
⑩キャンペーン(3)支払に電気代を加算すると電気代の2%(我が家では約380円/月)値引く
で、
1~12カ月:4,989円(税込)
13〜24カ月:8,289円(税込)
25カ月~ :8,589円(税込)
⑪現契約の解約費用:4,800円
2,200円×電話2回線分
⇒10,120円(税込)・・・プラン変更で必ず必要な費用【A】
○解約金
10月1日~11月30日なら無料
それ以外だと、20,000円(税別)徴収。
○新規契約費
工事費:無料
事務手数料:3,300円(税込)
○電話番号は変更になる【重要】
「1.現契約」 ⇒ 「2.契約見直し」 への変更で
11,552円⇒8,589円(25カ月目以降、税込)
4.光回線
①インターネット:5,200円(プロバイダー費含む)
②光電話 : 500円
③TV(地デジ+BS):750円
④=①+②+③=6,450円(税別)⇒7,095円(税込)
○新規契約費
・インターネット工事費:無料(平日の場合)
3,000円(土日祝の場合)
書類作成費:3,300円(税込)・・・⑤
・光電話:発番費1,100円⇒今までの番号利用3,300円(税込)
・TV:施設登録利用料:2,800円(⇒3,080円) ・・・⑥
書類作成費:3,000円(⇒3,300円) ・・・⑦
工事費:正規工事費10,000円(1ch、税別)
19,800円(2~4ch、税別)
30,000円(5~6ch、税別)
⇒紹介工事業者:16,500円(税込)・・・⑧
・キャッシュバックキャンペーン:15,000円現金還元 ・・・⑨
・携帯電話との連携:ファミリー割引対応(MAX 1,000円/月)
・dポイント付与:2,000p
⑩=⑤+⑥+⑦+⑧-⑨=26,180-⑨=11,180円【B】
「1.現契約」 ⇒ 「3.光回線」 への変更で
11,552円 ⇒ 7,095円(初月から、税込)
変更費用:【A】+【B】=21,300円
4.新規ケーブル回線と光回線との比較
(1)新規ケーブル回線
3,000円×12+300円×24+380円×24+380円×(X)
=36,000+7,200+9,120+380円×(X)
=52,320円+380円×(X)=49,020円+380円×(X)(お得額)
(2)光回線
ランニング費用差額:8,969円-7,095円=1,874円
・ケーブル初期費用:3,300円
・光初期費用:11,180円(差額:7,880円)
○24カ月終了時:
・ケーブルは、52,320円+7,880円=60,200円払わずに済んだ。
・光は、1,874円×24=44,976円安く済んだ。
○25カ月以降の考察
・60,200円-44,976円=15,224円
15,224円÷(1,874円+380円=2,254円)=6.75カ月≒7カ月
・契約月:2020年11月の場合
24カ月:2022年10月
+7カ月:2023年5月(ケーブル・光金額逆転点)
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【関連情報】
1.光回線とは
光回線とは、光ファイバーを利用して、データを送信する通信回線のこと。
光ファイバーとは、ガラス素材や樹脂素材に光を反射してデータを送るケーブルのこと。
旧世代のインターネット回線として普及していたADSLに比べると、通信速度が非常に速いため、近年は従来のADSLを利用する人はほぼ皆無で、光回線を利用するユーザーが圧倒的多数となってきた。
具体的には、ドコモ光やauひかり、eo光、NURO光などのサービスが光回線サービスと呼ばれている。
●ちなみにADSLとは?
ADSLとは、電話回線(アナログ)を利用してインターネットに接続する通信方式のこと。
この方式が普及され始めたころは、「高速通信技術」と言われていましたが、光回線が普及してからは、「旧世代の通信方式」とみなされるようになってしまった。
●ちなみにIDSNとは?
IDSNとは、ADSLのさらに前に普及していたデジタル回線のこと。
ADSLと同じく電話回線を使った通信技術だが、ADSLに比べると速度が遅い。
●ちなみにケーブルテレビ(CATV)とは?
CATV(ケーブルテレビ)とは、現在でも利用者が多いサービス。
光回線は、光ファイバーを利用した回線だがそれに対し、ケーブルテレビは、同軸ケーブルを利用してインターネット通信を行うもの。
同軸ケーブルとは、銅線をビニール素材で覆ったケーブルのこと。
光回線に比べるとインターネットの速度は期待できないが、テレビサービスが充実しているので、テレビ好きの方に多く選ばれている。
また、料金が光回線サービスに比べると安いというメリットがあったが、近年はあまり安価ではない。
●ちなみにWifiルーターとは?
光回線は、自宅で利用するタイプのインターネット回線のことだがこれに対し、持ち運びできるタイプのインターネットがWifiルーターと呼ばれている。
工事不要で、気軽に外でもインターネットを利用できるという点が魅力で、ここ最近、利用者が増加している。
ただし、光回線に比べると速度は遅く、速いものでも220Mbps程度である。
そのため、インターネットで動画視聴や大容量データの送受信をしたいという場合は、光回線の方が適していると言える。
2.光回線のメリット
・速度が速い
光回線の1番のメリットは、速度が速いということである。
旧来の通信方式であるADSLの速度が50Mbps程度であるのに対し、光回線の速度は、一般的なタイプで1Gbpsである。中には最大速度2Gbpsの回線サービスもある。
つまり、光回線はADSLの20倍以上速いということになる。
そのため、動画の視聴や大容量データの取り扱いもスムーズ行うことができる。
・通信が安定している
光回線は、性質上ノイズに影響されにくいため、ADSLに比べて通信が安定しているという特徴がある。
ADSLは基地局からの距離が遠いと、通信が途切れてしまうが、光回線は、遠距離でもデータを伝達することができるため、安定したインターネットをキープすることができる。
・ひかり電話が利用できる
光回線サービスを販売しているほとんどの業者では、光電話も提供している。
そのため、光回線に契約すると、オプションとして光電話のサービスを利用することができる。
光電話の基本料は、ほとんどの業者で500円程度。
アナログ電話の基本料は1,600円なので、これだけでも1,000円以上節約することができる。
通常のアナログ電話から光電話に移行する場合、電話番号を引き継ぐことも可能で、スムーズに利用を開始できる。
・アンテナがなくてもテレビ放送が見られる
光回線サービスと一緒にテレビサービスも提供されている場合は、オプション契約をすれば、アンテナを立てずにBSデジタルや地上デジタルを見ることができる。
(auひかりテレビでは、地上デジタル・BSデジタルではなく、専門チャンネルが中心)また、スカパー(CS放送)などのオプションを付ければ専門チャンネルを見ることも可能である。
3.光回線のデメリット
・料金が高め
光回線のデメリットは、ADSLに比べると料金が高い。
ただし、現在は光回線の業者も新規顧客獲得のため、様々なキャンペーンで月額料金を下げたり、キャッシュバックキャンペーンを行ったりしているので、一概に「高い」とも言えなくなってきている。
特に、マンションタイプのサービスは、同じネットワークを複数の契約者でシェアして利用するため、料金が安めに設定されている。
上手に光回線を選べば、お得に乗り換えをすることができる。
・工事が大掛かり
光回線を利用するには、工事が必要だが、立ち合いが必要となるため、少し手間がかかるという点は、デメリットと言える。
また、光回線サービスの利用者は近年急激に増加しているため、導入工事を希望する人が多く、なかなか工事に来てもらえない。
通常は、申し込みから1ヶ月程で開通しますが、混み合っている場合は、それ以上時間がかかってしまうこともある。
・乗り換えがしにくい
光回線サービスは、初期費用と解約金が高いという特徴がある。
例えば、フレッツ光の場合、工事費に15,000~18,000円かかってしまう。
また、ほとんどの業者では、契約期間を設けており、期間内に解約をすると違約金を支払わなくてはいけないという仕組みになっている。
この違約金や初期費用が、ネックとなり、別のサービスに乗り換えづらいということはよくある。
・持ち運びができない
ADSLとの比較というよりは、モバイル通信サービス(Wifiルーター)との比較にはなりますが、持ち運びができないというところも光回線のデメリットと言える。
外出先でもインターネットを利用したいという方は、モバイルWifiルーターの方が適している。
4.インターネットを繋ぐためにはプロバイダも必要!
ドコモ光などの光回線サービスに申し込めば、それだけでインターネットを利用できると勘違いしてしまいがちですが、残念ながら光回線だけでは、インターネットを使うことができない。
インターネットは、光回線とプロバイダがそろって初めて接続が可能となる。
プロバイダサービスの代表的なものとしては、So-net、OCN、hi-ho、Yahoo!BBなどがあり、それぞれサービス内容は少しずつ違っているので、自分に合うサービスを検討する必要がある。
ただし、ソフトバンク光ならYahoo!BB、NURO光ならSo-netというように、光回線コラボや独自回線サービスの一部には、もとからプロバイダが指定されているものやセット料金で提供されているものもある。
そのため、自分が気になっているインターネット回線は、プロバイダがセットになっているのか?選択できるのか?というところも事前に確認が必要である。
5.光回線サービスとプロバイダはどっちから決めればいいのか?
光回線もプロバイダも探さなくてはいけないとなると、どういう順番で決めればいいのか迷ってしまう。
基本的には、光回線のサービスを決定してから、プロバイダを決めるようにする。
というのも、光回線サービスは、プロバイダサービスに比べて、サービスキャンペーン内容や料金の差が大きいからである。
プロバイダから決めると、「この回線のキャンペーンが魅力的なのにプロバイダが対応していなかった・・・!」なんてことになることもある。
光回線には、それぞれ対応しているプロバイダがあるので、光回線さえ決めれば、あとは対応サービスから利用したいプロバイダを選択すればOK。
まずは、各社の光回線サービスを比較して、利用したいものを選ぶことを勧める。
https://www.nuro.jp/article/hikarikaisen/
より