本日は、「故・安倍晋三君の葬儀を国葬で行う」と岸田首相が
あっさり決めたことに就いて厳しくホイッスルを吹く。
私の記憶では最初、国葬案を肯定する意見が否定する意見を
やや上回っていたような記憶がある。
その時、私は、(亡くなり方が亡くなり方だったから同情心が
働いた結果なのだろう)と思った。
それは吾が国の「死は慈悲深く受け止めるべき」という国民性
がそうさせるのだ、ということである。
各報道機関は「国葬をどう思うか」のアンケートを取っている。
私がパソコン等で調べた幾つかを下に書いてみよう。
中日新聞 賛成13.4% どちらかというと賛成8.0%
反対59.7% どちらかというと反対16.7%
南日本新聞 賛成14.0% どちらかというと賛成9.1%
反対56.5% どちらかというと反対15.7%
熊本日日新聞 賛成30.1% どちらかというと賛成12.8%
反対33.5% どちらかというと反対16.1%
N H K 国葬を評価する 49% 評価しない 38%
共同通信 賛成・どちらかというと賛成45.1%
反対・どちらかというと反対53.3%
(故意に地域を選んだわけではない。他地区の調査結果は
載っていなかった。共同通信社は昨日の調査結果)
7月12日に安倍家葬儀は行われたが、沿道には多くの国民が
揃ったのを宗教学者・島田裕已君は、「歴史に参加する高揚感
があったのでしょうね」との分析を出している。
(これは瞬間的な流行なのだろう)と私は考えていたのだが、
島田分析を読んだ途端、(なるほどなぁ)と頷いたのだった。
さて、安倍晋三君が首相時代に統一教会と深く関わっていた
のが明るみに出てきた今、国葬賛成の数字がどう動くのかは、
質問してみるまでもないのではなかろうか。
では、私個人の考え・結論を述べたい。
最初から国葬そのものに反対である。
つまり、安倍君だろうが誰であろうが、国葬には反対なのだ。
TVで辛坊治郎君が「国葬そのものに反対」と言っていたが、
まさに同意見である。
なんで国葬案が簡単に出たのか驚いたぐらいで、人の死を
政治利用しようとする岸田政権に驚いたのだ。
それから、安倍晋三君という人間を私は信用できない。
嘘八百の政治屋が首相なのだから、嫌いになって当然。
そんな人間が何故国葬に値するのか、生まれ変わっても
納得しない。
「安倍さんは国葬に値する」と言う人を私は信用しないし、
人でなしの大莫迦であると結論する。
だから自民党と仲間で費用を出し合ってやって頂きたい。
国葬じゃなくても、外国の要人は来る人は来る。
どうせ葬儀への出席ってのは社交・外交なんだから。
明日も国葬問題の続きを書くことにする。