岡山新報デジタル【コラム】

【コラム・笠岡市長パワハラ問題】

岡山県笠岡市の小林嘉文市長が職員に対してパワーハラスメント行為を行った疑いが持たれている。

この疑惑は、市議会に提出された音声データに基づいています。音声データには、市長が職員に対して不適切な言葉を使っているとされる内容が含まれており、その中で「軽トラに乗せられないけど、いいんだよ。これいくらするんだと、おれが言ったというのか。ばかみたいなこと言うな、お前。ナンセンスなんだよ」という発言が録音されています。

《音声データ公開》

この問題は、市議会の特別委員会で協議され、音声データは人事課に提供され、対応が委ねられた。

小林市長は、音声データが自身の声であることを認めつつも、場面や前後の関係がわからないため、パワーハラスメントにあたるかどうかは判断できないと述べている。

また、市議会では、市長や議員を含むハラスメントの当事者に対して、外部の有識者で構成される委員会が調査を行うハラスメント防止条例案が提案されている。

このような状況は、公職にある者の倫理的責任と職務遂行における透明性の重要性を浮き彫りにしている。市民としては、信頼できるリーダーシップと公正な行政運営を期待する。今後の調査結果と市議会の対応に注目が集まっている。

岡山新報デジタル【笠岡市市長選動向】

【笠岡市 2024市長選動向】

笠岡市の市長選挙については、現職の小林嘉文市長が3期目を目指して立候補を表明した。

小林市長は2016年に初当選し、企業誘致や市の財源確保に取り組んできた実績がある。また、笠岡駅周辺の再開発や教育改革などを進める意向を示している。

一方で、無所属新人で笠岡市議会議員の栗尾典子さんも立候補を表明しており、選挙戦は予断を許さない状況だ。

【栗尾典子】

プロフィール

・名前：栗尾 典子（くりお のりこ）

・年齢：55歳（2023年7月時点）

・出身：岡山県笠岡市

・会派：創政みらい

・当選：1期

栗尾典子議員は、子育て支援や福祉、心地よい町づくりの推進などを掲げている。

市民と職員、議会が協調し、対話をしながら市政を進めていきたいと抱負を語っており、現在の市長の独裁的な市政に反論し続けている。

【今日は何の日】

⭕切腹最中の日（3月14日 記念日）

東京都港区新橋に店舗を構え、自社商品に「切腹最中（せっぷくもなか）」を持つ和菓子店「新正堂（しんしょうどう）」が制定。

浅野内匠頭が吉良上野介への刃傷事件から切腹をされ、後の「忠臣蔵」へと繋がるのが元禄14年（1701年）3月14日のこと。「忠臣蔵」にまつわる数々の事柄を多くの人に語り継いでもらおうと記念日とした。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

「新正堂」は浅野内匠頭が切腹された東京新橋の田村右京太夫屋敷に在する大正元年（1912年）創業の老舗和菓子店で「仮名手本忠臣蔵味こよみ」「景気上昇最中」などの人気商品がある。