シャブ極道 1996年公開 監督 細野辰興
覚せい剤にハマってしまったヤクザの破滅的な生き方をリアルなタッチで描いたヤクザ映画。
なお、ビデオ発売時、ビデ倫からタイトルにクレームが入り「大阪極道戦争」と改題するも
今度は監督が猛抗議するという事態になった。
神戸。酒は一滴も飲めないくせにシャブには目がないヤクザ、真壁五味。
大組織幹部の女に一目惚れするや力ずくで奪い自分の妻にし、自分の組が危なくなるや、自ら組長を殺害しトップに立つ。
そしてついにシャブをめぐり最大組織・松田組と対立することに……。
大阪極道戦争 しのいだれ 1994年公開 監督 細野辰興
元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の小説『しのいだれ』を映画化。
暴力団新法やバブル崩壊後の、大阪で極道として生きる男たちの生き様を描いた人間ドラマ。
大阪・天王寺を根城とする吉留組の2代目・吉川一平。
バブル崩壊や暴対法後のしのぎに苦難していたが、先代からのつきあいで彼を慕うマルサン不動産若社長・島本忠男と再会、ホテル建設のための地上げを請け負い軌道に乗り始める。
そんな時、一平は刑務所帰りの女・井上多麻子と知り合う。
彼女を囲う一平だが、忠男も彼女に一目惚れしており、一平との関係を伝えないまま多麻子は忠男のもとへ去った。
一方、一平と忠男の仕事は円滑に進んでいたが、毒島組組長・毒島伝次が巧妙に忠男を取込み、多くの負債を抱えさせた挙げ句、マルサン不動産を倒産に追いこんでしまう。
チンピラ 1984年公開 監督 川島透
本物のヤクザになりきれず、自由気ままな毎日を送る二人のチンピラの姿を描いた異色のヤクザ映画。
前年に他界した金子正次の遺稿脚本を「竜二」の川島透監督が映画化。
競馬のノミ屋で生活しているチンピラの藤川洋一と梅沢道夫。
ある日洋一は、仲間が伊藤会の組員ともめたことがきっかけで、親分格の大谷に本物のヤクザにならないかと誘われる。
兄貴分の道夫を差し置いて誘われたことに複雑な心境の洋一と道夫だったが……。
ゆっくり返却旧作14日
返却期限1月23日