冬と春との鬩ぎ合い

2023-02-17 | 日記
かっせ かっせ スプリング
まだまだ まけるな ウィンター







ひなた ぽかぽか ひかげ さむざむ
おおむね良好 よい日差し 春眠暁 あぁ眠い

朝めし 富士そば 朝定食 追加で真っ赤な生姜天(百五十円)
お冷片手に席確保 隣の席では どんぶり抱えて眠ってる
金曜日早朝六時の富士そば 寝落ちの男 明け番女 タクシーうんちゃん
そして二日酔い 忘れん坊将軍 おれの事
眠気はらう刺激物 七味を蕎麦に 山ほど振って
手繰る箸は 止まらない 啜る蕎麦に 咽る俺
あわててお冷で 喉潤して 寝ているお隣 横目で確認
そんなくらいで 起きるものかっと 伏せた後頭部が無言で叫ぶ

おつかれさん ごちそうさん

歯に挟まった ネギを舌をつかって 嬲って みたって
いっこうに外れないし 気になるし しかたなし
下げ台に どんぶり戻して 会釈して
暖簾 こぶしでこじあけて 見上げた空に スカイツリー
冬の空気 春の日差し 鬩ぎ合う季節の中で
寝ている君と 満腹な俺 早番? 遅番? 店員さん
週末 金曜日 どんずまり 

負けてなるか? 負けるが勝か? いまにみてろっか? 最後は笑うっか?

はさまる葱は あいもかわらず 大臼歯に居座って
我感ぜずっと ゆらり ゆらゆら 揺れている
気にするもんかっが 気になって 舌打ちのような ッチ ッチ ッチ
つまようじ シーハー言うのは 恥ずかしい
くちゅくちゅ ゆすぐ 水もなし
どうにでも なってしまえば どうにかなるが
どうにかなっても ネギは ある 
マスクでふさぐ 口臭は 富士そば ネギの匂い
腹がふくれて 眠気が起きだし 日差しをうけて走りだす
ご出勤だよ 出社だよ

さぁ はたらこうか?


ご同輩



ッチ ッチ ッチ


ッチ ッチ ッチ


ッチ ッチ ッチ





あっ とれた・・・
















 


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