北海道 田舎の温泉ソムリエ

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新得町 トムラウシ温泉東大雪荘

2024-04-18 20:17:58 | 日記
本日は新得町の『トムラウシ温泉東大雪荘』にやってきました。



有名な温泉ですが特に大雪山系登山者の御用達となっています。
そのため登山シーズンではない時季の来訪が落ち着いて入浴することができると思います。

しかし有名とは言っても新得の市街地から約50km離れた山奥にあるので日帰りで利用する方は私のような温泉マニアくらいでしょうか(^^;



泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で溶存物質1.498g/kgとなっています。源泉温度が83.4℃と高温の為、加水を行っていますが全て掛け流しとなっています。

浴槽は内湯が2つ、露天風呂が2つとなっています。



内湯の大きめの浴槽は40.5℃となっておりややぬるめです。お湯は無色透明ですが温泉の独特な香りがあり新鮮さが感じられます。



こちらは内湯のやや小さめの浴槽で見ての通り42.5℃を示しています。
肌への刺激も少なく新鮮で爽やかな入り心地がします。



露天風呂のこちらの浴槽はややぬるめで体感40℃くらいでしょうか。
雨が激しく降っていたので普段より少しぬるくなっていた可能性もあります。



露天風呂のもう一つの浴槽は体感42℃くらい。外の風も気持ちよく、とろみのある泉質にいつまでも浸かっていたい気分になります。

露天風呂の柵の下には沢が流れています。


このように露天風呂から沢を眺めるタイプの温泉は北海道内にけっこうたくさんある気がします。
沢の流れる音を聞きながら入浴する非日常感は日頃の疲れを癒してくれること間違いなしなのでこういった施設に来た時は存分に楽しみましょう。

内湯にはサウナと水風呂もあるのでサウナ好きの方も安心です。

お湯が新鮮で内湯・露天風呂ともに泉温の違う浴槽があり眺望も素晴らしいので、来訪するのは大変ですが来る価値は絶対にある温泉と言えます。

音更町 観月苑

2024-04-17 16:02:19 | 日記
本日は十勝川温泉の『観月苑』にやって来ました。



銭湯ではなく宿泊メインのホテルの為、日帰り入浴は1800円となかなかの値段です。毎日入るのは庶民の私には厳しいですがたまにはいいでしょう(^^;

十勝川温泉の例にもれずモール温泉を楽しむことができます。



内湯の大浴場浴槽は加温循環濾過塩素消毒あり、寝湯・歩行浴槽・露天風呂は加水掛け流し塩素消毒なしとなっています。



こちらは内湯大浴場浴槽ですが写真左側の一角が泡風呂になっています。そしてよく見ると壁に『源泉掛け流し 美人の湯』の文字が。
よりによって循環濾過浴槽のところに貼ってあるので勘違いしてしまいそうですが、掛け流しの浴槽はここではないので注意が必要ですね。

お湯はモール温泉特有の番茶のような色ですが透明度があり、わりとモール温泉の中では薄い色かもしれません。温泉の色が濃い方が効きそうなイメージがありますがあくまで色は泉質の特徴の一つなので色が濃い方が良い温泉というわけではありません。ただし温泉には思い込みによるプラシーボ効果も大きいのは事実なので一概には言えませんが。



こちらは露天風呂です。十勝川温泉の名の通り十勝川を眺めながら楽しむことができます。こちらは掛け流しということもあり湯の華も見られました。
ぬるぬる感もあり美肌効果も高そうです。

歩行浴槽は凸凹の床になっており歩いて足のツボを刺激してくれるので健康に良さそうでした。

寝湯は3人分の場所があるジェットバスになっています。私が行った時は誰もいなかったのでのんびりできました。



泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で溶存物質は1.399g/kgとなっています。
今回は日帰りで訪れたのですが、宿泊すると客室にも露天風呂があるそうです。
いつか宿泊でも来てみたいですね。

雄武町 オホーツク温泉ホテル日の出岬

2024-04-12 13:36:31 | 日記
本日は雄武町にある『オホーツク温泉ホテル日の出岬』にやって来ました。



オホーツク海を眺めながら入れる温泉はあまり多くなく、ここを除けば知床のウトロまで行かないとありません。

日本海側の温泉は日の入りを楽しむことができますが、ここは名前の通り日の出を楽しむことができそうです。

到着したのは日が昇りきった正午頃でしたが(^^;

日帰り入浴は750円ですが町民は500円で入れるようです。地域密着型の温泉ですね。



泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉となっており、溶存物質は18.59g/kgもあります。
源泉温度が63.2℃となっていますが、水道水ではなく温泉水で温度調整を行っており、調節で加温も行っているとのことです。水道水を使わないところは天然温泉100%へのこだわりが感じられ好感が持てますね。

浴室は内湯が浴槽3つで、かなり広い主浴槽が42℃、その隣のジェット風呂が40℃となっています。その隣に円形の浴槽がありこちらも40℃くらいですが、こちらは温泉ではないようです。サウナと水風呂もあります。

露天風呂もあります。



こちらは誰もいなかったので写真を撮れましたが、見ての通りオホーツク海がよく見えてよく感じられる浴槽となっています。
3年前に来た時はあまりの強風でのんびり入っていられなかったのですが、今回は風も弱かったので落ち着けました(^^;
ちなみに内湯も壁がガラス張りになっているのでオホーツク海がよく見えます。

宿泊したことはありませんが客室からも海が見えるようで、日の出岬からの日の出を堪能する為にもいつかは宿泊してみたい温泉ですね。

上川町 ホテル大雪ONSEN&CANYON RESORT

2024-04-10 17:01:00 | 日記
4月2日に上川町層雲峡温泉の『ホテル大雪ONSEN&CANYON RESORT』に行ってきました。



不具合で画像が貼れなかったので本日の日記となります。

層雲峡温泉は冬期、氷像のイベントを開催しており観光客が多いので、混雑を避けるため4月になるまで待っての来訪となりました。

この温泉は大浴場が3ヵ所あるので一粒で三度美味しい温泉です(^-^)



1つ目は『チニタの湯』で、東館1階にあります。営業時間は10:00~翌8:00となっているので夜中はもちろん日帰りならどの時間帯でも入浴が可能です。



浴室に入ると心地よい硫黄の香りが感じられます。
浴槽は3つで高温、中温、低温となっており、上の写真は高温の浴槽です。露天風呂はありません。



こちらは中温。ステンドグラスが神秘的な雰囲気を醸し出しています。



こちらは低温。

どの浴槽も日によって温度にムラがある気がします。例えば低温なら25℃の日があれば30℃の日があったりします(^^;

この浴室はあまり混雑しないことが多く、その神秘的な雰囲気に心が安らぐので落ち着いて温泉を楽しむことができます。
もちろん全ての浴槽が源泉掛け流しです。



2つ目は『大雪乃湯』で、西館7階にあります。
営業時間は6:30~10:00と12:30~22:00となっています。

こちらは他に入浴客の方がいましたので写真はありません。
かなり広めの内湯が1つと露天風呂が1つあり、どちらも7階からの眺望が楽しめます。またサウナと水風呂もあり、比較的この浴室が一番入浴客の方が多い印象です。
上階からの景色、広い浴槽を楽しむならこの浴室がお薦めです。




3つ目は『天華の湯』で西館2階から連絡通路を経て別館に渡り、そこの3階にあります。営業時間は5:00~12:30、15:00~24:00ですので日帰り入浴の場合は注意が必要です。

こちらの浴室は他2つに比べやや小ぢんまりした印象があり、内湯1つと露天風呂1つとなっています。



こちらは内湯。3階ではありますが地形の関係で浴室部分は地上1階に当たる為、大雪乃湯とは違った身近な自然の趣を感じることができます。



こちらは露天風呂。
大雪乃湯より広い浴槽となっており、露天風呂を楽しむならこちらがお薦めかと思います。



分析書は全ての浴室が同じものでした。
単純硫黄温泉ですが、硫黄の臭いを一番感じることができるのはチニタの湯でしょうか。

3ヵ所の浴室がありそれぞれ違った趣があるので自分のお気に入りの場所を見つけるのも良し、気分によって浴室を変えるのも良しで色々な楽しみ方ができる温泉だと思います。