北海道 田舎の温泉ソムリエ

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上川町 層雲峡朝陽亭

2024-09-29 18:29:28 | 日記
本日は層雲峡温泉の『朝陽亭』にやってきました。



日帰りで来たのですがチェックインの時間と重なってしまい受付が混雑していました。チェックインの時間帯より早い時間が空いているので良かったかもしれません。
以前日記に書かせていただいた『ホテル大雪』の向かい側に位置しており、高台にあるため露天風呂からの見晴らしが良いです。
浴室は3ヵ所あります。



曜日と時間帯により男女の浴室が入れ替わるのですが私は男なので本日は①癒しの湯と②天空露天が入浴可能でした。
ちなみに③の展望大浴場も以前入浴したことはあります。



まずは癒しの湯に行ってみます。



単純温泉です。層雲峡温泉の他施設もそうですがアルカリ性の硫黄臭がする温泉です。浴室に入った瞬間の硫黄臭が心地よいです。



浴槽は加水ありの放流式になっています。こちらの浴室は天空露天や展望露天風呂に比べて空いているイメージです。まだ夕食前の時間帯ですがそれほど入浴客は多くありません。



こちらは図の『残月峰』の浴槽。湯温は41℃くらいでちょうど良い湯加減です。浴槽の底に砂状の温泉成分の沈殿がありました。温泉の注入口付近は特に硫黄臭が強めなので好きな方は注入口付近で入浴すると良いです(^-^)



こちらは打たせ湯。湯温はぬるく37℃くらいでしょうか。

瞑想の湯に向かう途中



通路の床が突然温泉になります。そして進んだ先に



このように瞑想の湯があります。
薄暗い照明に水墨画のような壁の模様が神秘的な雰囲気を醸成しています。
まさに『瞑想の湯』の名にふさわしい浴槽で、ぬるめの湯温も手伝って心から落ち着ける空間だと思いました。

せっかくなので天空露天にも行ってみましょう。



こちらは天空露天入口。7階にあります。



お隣には展望大浴場入口がありますが本日は女性なので断念。以前入った時の記憶では浴槽がとても広く、ガラス張りの壁面からは壮大な景色を見渡すことができます。この浴室の浴槽がこの施設では一番広々としていると思います。



天空露天の見取図はこんな感じですが、見ての通り一部の浴槽は循環式になっています。こちらは癒しの湯に比べて混雑していたので浴槽の写真はありません。
内風呂2つは檜浴槽になっていますが小さく2、3人が限度な上、洗い場からも近く少し閉塞感がある感じです。
露天風呂の掛け流し2つは丸い浴槽は壷湯タイプ、四角の浴槽は檜でした。どちらも2、3人用で小さめです。
広い浴槽は上下にある循環式の浴槽になります。上側は『緑茶の香』と書かれていて少し緑がかっていました。替わり湯になっているようです。下側は普通の温泉になっています。
天空露天というだけあり露天風呂からの眺めは良いので景色を楽しむならこちらの浴室ですね。

複数タイプの浴室を楽しむことができる温泉なので、ぜひ全浴室を体験することをオススメします。

増毛町 岩尾温泉あったま~る

2024-09-25 14:42:26 | 日記
本日は増毛町の『岩尾温泉あったま~る』にやってきました。なかなかユニークな名前の温泉施設です(*^^*)



増毛町の市街地から海岸沿いに南下し複数のトンネルを抜けた先にあるのであまり入浴客が殺到するような場所ではありません。
いつ行っても混雑していないので落ち着ける印象があります。



浴室はシンプルで内風呂1つと露天風呂1つです。どちらも42℃くらいでした。
どちらの浴槽もそれなりに広く、あまり混雑しないのでのんびり入れます。


公式ホームページより引用

お湯は単純冷鉱泉で無色透明・無臭です。加温・循環濾過を行っています。
清潔感がありお湯も優しいので気持ち良く入浴できます。浴槽内のタイルは成分によるものか茶色に変色していました。


公式ホームページより引用

露天風呂からは日本海の水平線を眺めて楽しむことができます。



こちらはオープンデッキからの景色ですが露天風呂からの景色もこんな感じで素晴らしいです。



pH3.43と酸性の泉質ですね。溶存物質総計0.349g/kgと優しいお湯なので美しい景色を眺めながらのんびり楽しみましょう。


礼文町 礼文島温泉うすゆきの湯

2024-09-18 17:48:05 | 日記
本日は礼文町の『うすゆきの湯』にやってきました。



稚内からフェリーに揺られること2時間弱、最果ての離島礼文島唯一の日帰り温泉施設となります。



観光地だけありなかなかの賑わいがありました。花が有名なので好きな方がたくさん訪れているようです。
温泉にもそれなりの入浴客の方々がいらっしゃっていました。



浴室は建物2階にあります。写真の『あつもん』は礼文町のゆるキャラらしいです。あつもんはアツモリソウという花から来ていて、この温泉施設名もウスユキソウという花から来ているとのことです。
さすが花の島礼文島ですね。



浴室の写真はありませんが、内湯はあつ湯・ぬる湯・ジャグジーです。温泉はあつ湯・ぬる湯となっておりあつ湯のみ温度調節の為加温、全浴槽循環濾過・塩素消毒を行っています。他にサウナと水風呂もありです。
露天風呂は循環濾過を行っておらず掛け流しのようでした。



泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で、無色透明、微かに塩素臭が感じられます。



露天風呂からは利尻富士もしっかり見えます。この距離なら多少天気が悪い日でも見ることができそうです。内湯に比べて露天風呂の浴槽は小さめ(5名定員くらい)ではありますが掛け流しで新鮮ですし、観光客の集団に当たらなければゆっくりとくつろげるでしょう。
休憩所も広く、浴後も窓から利尻富士を眺めつつのんびりできます。

観光を楽しみ食を楽しみ温泉を楽しむ。礼文島では充実した時間を過ごすことができます。

いつまでも入浴していたいところですが帰りの時間になってしまいました。



さらば礼文島。
またいつか


登別市 夢元さぎり湯

2024-09-13 19:28:08 | 日記
本日は登別市の『夢元さぎり湯』にやってきました。



登別温泉街にある日帰り入浴施設で、490円とお手頃価格で登別温泉を堪能することができます。
受付後、地下に降りると大浴場となっています。



特有の硫黄臭が浴室に入る前から漂っています。この硫黄臭が登別温泉に来たという気分にさせてくれます。



温泉は2種類で加水なしの『一号乙泉』と加水ありの『目の湯+24号泉』があります。どちらも掛け流しとなっており新鮮な温泉を楽しめます。


公式ホームページより引用

こちらは一号乙泉。白濁したお湯となっており硫黄臭が強いです。
2つの浴槽は微妙に温度が違います。浴槽の底には泥のような灰色の温泉成分が沈殿していました。
硫黄泉は生活習慣病やシミ予防などに効果が期待できると言われています。健康に良さそうですね。



分析表はこちらで単純温泉ですが含硫黄の他、酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)という特徴があります。抗菌力がある他冷え性などにも効果が期待できそうです。


公式ホームページより引用

こちらは目の湯+24号泉。写真では白濁して見えますが一号乙泉ほど白濁してはいませんでした。加水している為だと思います。



湧出量から見ると一号乙泉ほど豊富な湯量ではなく貴重な温泉という感じがしますね。

サウナと水風呂もあります。シャンプーやボディーソープ類の設置はありませんので持参しましょう。

温泉街の日帰り入浴はなかなかいい値段のところが多いですが、ここはお手頃価格で気軽に来ることができますので登別温泉を気軽に楽しみたい方にはオススメの施設です。

長万部町 おしゃまんべ温泉丸金旅館

2024-09-08 21:48:15 | 日記
本日は長万部町の『丸金旅館』にやってきました。



長万部町といえばカニですが到着が夜遅かったので今日はカニは諦めて温泉を楽しもうと思います。



緑色の明かりが少し幻想的な雰囲気を醸し出す浴室入口。
宿泊の方もいらっしゃるようで混んではいないもののそれなりに入浴されている方がいました。



ちょうど壁のカレンダーに浴室写真が載っていました。
内湯は写真の2つで手前が44℃と熱く、奥が41℃と普通の温度になっていました。源泉掛け流しとなっており熱い方の温泉には源泉がドバドバ注ぎ込まれていました。最初は熱いですが慣れると心地よくなってきます。
露天風呂も一つあり、お湯は42℃くらいでした。あまり大きな浴槽ではありませんが風が気持ち良くゆっくりくつろげます。



溶存物質総計は10.91g/kgとなっておりなかなか濃い温泉と言えます。これが源泉掛け流しで楽しめるのは嬉しいですね。



脱衣所には温泉ソムリエの入浴五か条が貼ってありました。私も以前温泉ソムリエの講習会で習ったなぁ…



休憩所には温泉豆知識などの冊子が置いてありました。温泉好きには嬉しいですね。

泉質が良いことはもちろん温泉の豆知識などを読むことができるため、温泉好きの心をくすぐる施設だと思います。