こんにちは・・(^-^)
近鉄畝傍御陵前駅から10分も歩くと到着します。
旧い街道らしき道を歩いていて民家を抜けると、ホテイアオイの薄紫色の花畑が見えてきます。
9月初めに満開になります。
想像してたよりずっと広範囲で見事な眺めでした。
美しい薄紫色の花が一面に広がり、前回行ったときは、見頃となった赤色の彼岸花との共演も楽しめました。
とても綺麗で行く価値はあります。
車で来られる方は近隣に大きな駐車場がなかったので、数台が止めれそうな小さな駐車場は寺跡の西側にありました。
看板や説明がなかったらここが何の跡地なのか・・・
西ノ京にある薬師寺の豪華絢爛さと比べて、礎石のみの本薬師寺跡は寂しいばかりです。
しかし、よく見ると塔の跡もありここがかつては巨大な寺院であったことがしのばれます。
ここは天武天皇が皇后、持統天皇の病気平癒を祈願して建立した寺院で、持統天皇そのものがその意思を引き継いで完成させたといわれる建物跡地です。
夫の深い愛情や夫婦愛、絆の強さなどが感得出来るが、たった二人のためにこれだけ巨大で、これだけ豪華、贅沢で、これだけ立派なものを作る必要性があるのか否か、極めて疑問です。
その費用と労力を万民の生活向上のために使えばいいのに、と思った場所でした。
平城遷都に伴い薬師寺が西ノ京に移ったため,本薬師寺と呼ばれた。
現在は,金堂と東塔・西塔の礎石だけが残っているだけですが,むしろ近くの小学生が植樹したホテイアオイが見どころ。
西に畝傍山、北に耳成山を見つつ、在りし日のお寺の姿を想像すると、古代の人の情景が浮かびます。
想像力を搔き立てるヒントとして、本薬師寺跡からもう少し東に歩いたところにある藤原京跡も訪れることをお勧めします。
それを取り巻く大和三山。
かつてここが日本の中心であったことが伝わってきます。
今はまだ彼岸花は見れませんが綺麗なところなので見にいってくださいね・・(^-^)
明日もいい日でありますように・・(^-^)
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