二十歳頃 病を得て淋しく辛い日々を送った時 石川啄木の短歌に心奪われて過ごしました。
以来、50数年心酔しています。
何年か前にわざわざ盛岡の渋民村を尋ねました。これこそが私の長い間の願いでありました。
JR盛岡駅から「銀河鉄道」に乗って夢見るごとき何分かを揺られました。
渋民に着くと後ろからどこへ行かれるのですかと声をかけてくれる人があって啄木会館まで送って
下さり、ずっと付き合って頂いてまた駅まで送って貰って銀河鉄道で盛岡まで帰って来ました。
後で「岩手山」のご自分で撮られた四季折々の写真を送って下さり「お二人が自分の両親のように
見えて声をかけずにはおれなかった」と書かれていました。
ほほつたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず
たわむれに母を背負いて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
はたらけど
はたらけど猶わが暮らし楽にならざり
じっと手を見る
ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そは聴きにゆく
やわらかに
柳青める北上の岸辺目にみゆ
泣けとごとくに
(この歌は故郷を後に東京へ出る時のものらしい)
あと何首かありますが五首を記しました。
その頃私はこの短歌の色々に慰められましたことか・・・・・
以来、50数年心酔しています。
何年か前にわざわざ盛岡の渋民村を尋ねました。これこそが私の長い間の願いでありました。
JR盛岡駅から「銀河鉄道」に乗って夢見るごとき何分かを揺られました。
渋民に着くと後ろからどこへ行かれるのですかと声をかけてくれる人があって啄木会館まで送って
下さり、ずっと付き合って頂いてまた駅まで送って貰って銀河鉄道で盛岡まで帰って来ました。
後で「岩手山」のご自分で撮られた四季折々の写真を送って下さり「お二人が自分の両親のように
見えて声をかけずにはおれなかった」と書かれていました。
ほほつたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず
たわむれに母を背負いて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
はたらけど
はたらけど猶わが暮らし楽にならざり
じっと手を見る
ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そは聴きにゆく
やわらかに
柳青める北上の岸辺目にみゆ
泣けとごとくに
(この歌は故郷を後に東京へ出る時のものらしい)
あと何首かありますが五首を記しました。
その頃私はこの短歌の色々に慰められましたことか・・・・・
一期一会、なんとも いいお話です。
こうした 人との出会いは 形の無い宝物。
一つ一つ 増やしていきたいものです。
すっかり 忘れてしまっていた 啄木の短歌ですが、改めて 今 その素晴らしさを 感じます。
有難うございました。
「東海の小島の磯の白砂に我泣きぬれて蟹とたわむる」と節をつけて歌ってくださったのを思い出しました。
また読んでみたい気になりました。
人と人の出会い、人生 いろいろな縁が 有りますね。
キウイの追熟の話、正しいかどうか分かりませんが 妻のやり方は 10~15個と りんごを ビニール袋に入れ 密封し 10日~2週間 日の当たらない場所に 置いておくそうです。触って 柔らかくなれば OK。りんごは 種類によって 効果が異なるそうです。
以前 NHKの ためしてがってんでも 放送されたようです。