真田里ウォッチング
史跡 真田里城跡
犬望砦跡
『Escape』内田康夫 著より引用
東京が嫌いという人は結構多い。街はともかく、東京の人間は冷たい。だいたいあのけんぺいずくな物言いが気に入らない。地方出身者を田舎者扱いするし、すべての文化や流行の発信地は東京にあるという、思い上がったふうで、そのくせ腹の底から自信があるわけではない---などいう。
大阪が嫌いというのは、その裏返しみたいなものだ。妙に馴れ馴れしくて、押しつけがましくて、自己中心的で、むやみに騒々しくて、傍若無人で---と、大阪人の陽気さも、おすましタイプの人間の目にはエイリアンのごとくに見えるらしい。
名古屋は好き嫌い以前に、あまり問題にされない。「みゃあみゃあ」「にゃあにゃあ」ばっかり言う---などと名古屋人自身が面白がる。一見、自己卑下をしているように思えて、そのじつ競争心が旺盛で、排他的で、嫁入り道具で見栄を張る---程度の認識しか持たれていない。
京都はどうかというと、「千年の都」の財産には文句のつけようがないが、それを背景にした「大宮人」気質が鼻につく。摩訶不思議な微笑と口先だけの世辞の裏側には、何を考えているのか分からない不気味さがある。褒める言葉や誘いをまともに受け取ったら笑われそうだ。
といった調子で、どこであろうと、余所の土地に難癖をつける気になれば、どうとでも言えるものである。まして大都市となると、憧れがある反面、やっかみ半分の嫌悪感がつきまとうものだが、神戸にかぎって嫌われる要素がない。実際、神戸のことを悪しざまに言う声を聞いたためしがない。
かといって相手にされないというわけではない。むしろ都市として「ミナト神戸」の存在感に堂々他を圧しているといっていい。
関連記事須磨明石(2005.7.31掲載)
pomeranian goro's room
学生時代に神戸が大好きになって10回ぐらいはいってますわー。
最後に訪れたのが2002年。ワールドカップのブラジル戦を見に行ったきり。リバウドの芸術的なシュートをうちのアホ旦那がコーラこぼしたせいで見逃しましたの。
思い出の地です。
ユウノザウルスと一緒にお泊まりできるようなステキなリゾートでもないかしら・・・。
神戸はたったの3年間の生活でした。
現在の金沢より短いじー。
例外なく私の住んでいた(腹が)垂水区も坂道の生活(ポメ・ゴロのお散歩も!)。
でもここでポメ・ゴロと出会ったのです。
休日のお散歩は片道30分をかけて「アジュール舞子」まで(下り坂)。明石海峡大橋の袂です。
そしてここもたくさんのわんちゃんが集まっています。
でも神戸というと「神戸牛」が有名ですが?私にとっては「いかなごの釘煮」(大工道具ではありません。)です。季節になると大手スーパーでも「釘煮コーナー(釘煮を作るためのセット)」が設けられます。我が家では作りませんが、家庭毎の味付けがあり、娘の友達の家から毎年頂いていました。