ゴッホの靴こころ野あるく秋夕暮れ
〔ごっほのくつ
こころのあるく
あきゆうぐれ〕
ゴッホの靴
こころ野あるく
秋夕暮れ
真鹿子(まかこ)
夕陽素粒子渦巻きうねり
ゴッホの靴こころ野あるく秋夕暮れ
〔ごっほのくつ
こころのあるく
あきゆうぐれ〕
ゴッホの靴
こころ野あるく
秋夕暮れ
真鹿子(まかこ)
夕陽素粒子渦巻きうねり
銀河で鳴くコオロギ星歌光音 銀河地球の星虫コオロギ
ぎんがでなくこおろぎせいかひかりおん
ぎんがちきゅうのほしむしこおろぎ
銀河で鳴く
コオロギ星歌光音
銀河地球の
星虫コオロギ
真鹿子(まかこ)
銀河で鳴くコオロギ星歌光音
[ぎんがでなくこおろぎせいかひかりおん]
銀河で鳴く
コオロギ星歌光音
真鹿子(まかこ)
銀河地球の星虫コオロギ
映え極まり水面天となる秋の空
はえきわまり
みなもてんとなる
あきのそら
映え極まり
水面天となる
秋の空
真鹿子(まかこ)
女郎花けなげな小花切なげに清らか黄色瑠璃天に捧げ
おみなえしけなげなこばなせつなげに
きよらかきいろるりてんにささげ
女郎花
けなげな小花
切なげに
清らか黄色
瑠璃天に捧げ
真鹿子(まかこ)
女郎花のけなげな小花
なにものにも知られず
自らも気が付かない
無償の仕草、行為が
秋風に揺られながら
慎ましく輝いている
清澄な心境そのものが
天への貢献なのだ