今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです
「咲のぽんぽんにっき☆11」では
出産の前日までの咲の様子を書いていますが今回はその続きデス☆
出産予定日の60日目
2月27日水曜日 【PM2:30】
お産箱1号に入ったきりの咲 やっぱり、いつもと様子が違う
シンドイとか息苦しそうとか…そんな感じではないけれど
数時間後には始まりそうな雰囲気になってきた
【PM3:15】出産約10時間前~ちきれそうな咲のおなか
そんな日に…夕方から母(咲のかぁーちゃん)がお通夜に行かなくてはいけなくなった
それでもって、私(アブー)は地元の個人病院のパートに行っていますので (看護士ではありませんよ)
病院に入る時間からすると、3時半には家を出なくてはいけないんだけど…
多分、スグにはお産は始まらないと思うから出勤できそうかなぁ~などと考えてみたけど。。。
この状態で…咲をひとりにしていくのも不安だし。。。
そこで、病院で同じ仕事をしている☆カカシちゃんにお願いして交代をしてもらうことにした
咲の赤ちゃんが出来たときから このとき(出産日)には交代をお願いしてあったのです
咲の出産にあたって、出来るだけ周りに迷惑が掛からないようにしようと思っていたものの、
いつ何時に始まるのかわからないのがお産よね
やっぱり、仕事をしていて 急に…っていうのが一番の迷惑だと思うので
事前にいろいろな方に事情を話してお願いしてありました
みなさん、とても気持ちよく了承して頂いたことに感謝し
私は安心して出産日を待つことができたのです☆
【PM6:00】
咲 晩ごはんをペロリと完食 (さすがだ!)
まだまだ、陣痛らしき雰囲気ではないので
私は早めの夕食とお風呂をすませ2階から自分の布団を1階の咲のところへ移動させて
その時に向けてスタンバイ!
テレビを観ていると~トコトコと私のところにやってきて~何か言いたげな咲
咲も不安だよね…
私も不安だよ…
一緒にがんばろうね。。。
【PM8:45】
咲の様子はあまり変わらない
そこで、☆獣医さんから体温が37度台まで下がると数時間で産まれるのでこまめに測るといいと言われていた
咲の体温を測ってみることに…
そしたら…36・4度だった
もう一度測ってみる…36・4度だった
おかしい…念入りに5分間測ってみる…36・7度だった
エーッツ (・・;)
36度台…って 低すぎない!!??
☆獣医さんは37度台っていっていたよね。。。(-_-;)
確か…犬の平熱は38度台とかで高めなんだよね。。。
大して気にすることもないのかもしれないけど…この小さな数字の差が…めちゃくちゃ不安にさせる
『お産がそろそろ始まりそうです』の報告をするために~とりあえず、☆獣医さんに電話をして聞いてみることにした
がーーー
電話に出ない。。。
なんでーーー
あーっつ!! そういえば、今日は水曜日じゃーーん (-_-;)
水曜の午後は 休診日 だった
そんな日に当たるもんだよねー
でも、☆獣医さんは『なにかあったら連絡くれればいいから…』って言ったよねーーー
そんな言葉は表向きだわねぇーーー(勝手な言いぐさな自分(・_・;)
でも、これで ますます 不安な空気が漂い始めてしまった
もしも、お腹の中で何かが起こっていたらどうしよう。。。と考え出すと
このままほかってはいられなくなった
【PM9:10】
咲は一度も診てもらったことはないけれど…おまけに診療時間は終わっていたけど
以前、親戚のワンコが休診日に緊急で診てもらったことがあった
近所の☆動物病院にとりあえず、電話をしてみることに…
すぐに繋がった (やったぁー☆)
事情を話すと…
体温が36台になるある場合もあるそうで、そんなに心配することはないと教えてもらった
あ~ぁ よかったぁ~ホッとしたよ。。。
そして、やっぱり…聞かれたことは。。。
せんせい 「他の病院では診察を受けてみえるんですか?」
私 「はい、診てもらっていますが…連絡したんですが電話が繋がらなくて」
せんせい 「なるほど。。。」
私 「今、この状態ですと…お産は夜中くらいになりそうですか」
せんせい 「そうですね。。。」
私 「診察時間外ですし、かかりつけでもないのに本当に申し訳ないんですが
あの…もし…緊急事態が起きたときは…診ていただけないでしょうか…」
(必死に訴える…私)
せんせい 「実際に診察をしていないワンちゃんですし、今までの経過もわかりませしんね」
私 「・ ・ ・ ・ ・ (この段階ではかなり迷惑そうな感じだった…普通はそうだよね) 」
私 「そうですよね… この段階での飛び込みなんて…」
せんせい 「おそらく…この後も、かかられていた病院に連絡は取れない可能性が
ありますよね」
私 「はい。。。そんな気が。。。 (・_・;)」
せんせい 「まぁ~今晩でしたら私が当直ですので、朝まで病院にいますから
何かあったら連絡ください」
私 「本当ですか ありがとうございます \(~o~)/」
せんせい 「ご心配ですよね でも、あまり心配しすぎて構いすぎるのも
ワンちゃんにとってはストレスになりますので、ひとりにさせてあげること
も必要ですよ」
私 「はい! 本当に助かります よろしくお願いします」
私の深い落ち込み具合とため息が電話口でも分かるくらいだったのか…
切羽詰って、診療時間外に初めて連絡したにも関わらず
この☆せんせいとの、ほんの5、6分の会話でしたが…私の心配事は解決したうえ
電話の向こうの☆せんせいは、最後にはとても穏やかな口調でアドバイスをしてくれたのでした
それより…頼りにしていたかかりつけの☆獣医さんと連絡が取れないのがとてもショックでした
(この時は、半泣きだった)
☆獣医さんにもいろいろ事情があると思うけど…
緊急事態が起きた場合、焦って連絡しても行き場がなくては…ねぇ (・_・;)
今回は、この☆せんせいのお陰で
もしものときは、【この☆せんせいが付いててくれる】という安心感をもらえたので
私も冷静に、その時を待つことができました
咲も、きっと…不安だろうけど…
私や咲のかぁーちゃんがそばに付いていれば安心してくれると思うんだよね
でもね…私だって、不安だもの…欲しいよぉ~安心感ちゅうものが…
電話の繋がりだけでも 有るのと無いのとでは大違いだった
【PM11:30】
咲の落ち着きがなくなりだした
同じところで座っていられない感じで、こっちにいたかと思うと…あっちに座る
そんなことを繰り返していると…
トイレシーツに行って おしっこをした
この行動は、咲くには非常に珍しいことである
咲は家の中で、ほとんどトイレをすることがない
しかし、ここ1週間くらい前から明け方にトイレでおしっこをするようになった
これは、きっと赤ちゃんが成長してきて膀胱が圧迫されて我慢が出来なくなったからだと思う
もぅ、この時点で私の横にべったりと引っ付いて離れない
そ~ぉっと そ~ぉっと 咲のカラダを撫でてあげることしかできない…私だった
【PM11:50】
そして今度は、トイレには走ったかと思ったら…
すごい勢いで 出た!
うんちが 出た!!
しかも…ピーピーの下痢うんち!!!
そして、これをきっかけに…ついに陣痛が始まった ←(これは咲の場合です。)
それは…私が思っていたのとは全然違った。。。
それは、それは、とても静かな出産の始まりだった。。。
交配した☆ペットショップの方からも出産にあたっての注意事項があった
それは、陣痛の痛みから普段はおとなしいコでも凶暴になる場合があるという
お話だった
咲の場合、それはないなっ…っと思っていたけれど
ペットショップでも実際に、そういう事があったそうで、お店の方はヒドく噛み付かれてしまったそうです
そういう状態になったら、犬の方も構って欲しくないと信号を出しているので
危険なので手は出さずに見守るだけにしてくださいと言われていた
そして、念のために【軍手】を用意しておいてくださいとも言われていた
これは、母体や赤ちゃんが危険な状態になったときに次の手段に進む場合(獣医さんへ行くとか)に暴れる犬に触るときの防御のためとのことでした
凶暴な犬に変身してたら…軍手では…余り意味がないとも思った私でした。。
そんな感じのことを教えてもらっていたので…
普段は本当におとなしい咲ですが、凶暴犬には変身しなくても
騒いだり、パニックになって走り回ったりするのでは…と覚悟をしていたのでした
咲は、小さなカラダを少し丸めるよに横たわり…
だんだんと深く…大きく…呼吸をしだして…
じっと じっと その瞬間に神経を集中しているよに…私には見えた
そして…2月28日 午前 0時57分
第1♂ (ポコ)が誕生したのでした☆
☆つづく☆
※アブーのノートは
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました
おうえんぽちっ
としてもらえるとうれしいです