↑の続きです。
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【7月20日(金)文庫本『時生<トキオ>』by東野圭吾より(2)】
☆『好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られるってことなんだよ。<中略>人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。<中略>明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。それさえあれば人は幸せになれる。』
……
【10月5日(金)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-幼年期-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳]より】
☆父が離婚をする前…
「ちっちゃくなって父さんの鞄に飛び込んで、一緒について行きたかった」
☆ナイフを刺される程に虐待を受けて…
苦しい日々だったけれど、その頃だって僕にはわかっていた。つまるところ、どう生きるかは自分次第なのだ。
「あとがき-児童虐待について-」より
☆どれほど暗く救いのない場面であっても、心はけっして征服されていません。体が生き抜くことも大切ですが、人間の精神が打ち勝つことのほうが、もっと意味があるのです。
……
【10月10日(水)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-少年期-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳より】
☆[何度目かの里親の、隣人のおじサン]より
『どんな犬にも自分の日はあるさ』(アメリカの→誰でも悪い時ばかりではないという意味)
☆僕にはわかっていた。空想は夢に過ぎず、生きることこそが現実なのだ、と。
「あとがき」より
☆一般に、里子たちは、ほかの子供たちと比べてはるかに成熟していて、立ち直りも早いし、自分の将来にしっかり目を向けています。それは、幼いうちに環境に適応しなければならないためです。(キーワードは「適応」であって、「あきらめ」ではありません)
……
【10月14日(日)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-完結編(さよならIt)-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳より】
☆『どこにいても、何があっても、何をしていても、ただ、幸せでいたいだけだよ。』
☆僕からみれば、問題を隠してばかりいる人達は、自分を欺いているのだ。
☆『自分を憎んでいたんじゃ、本当の意味で人を愛することなんかできっこないのに』
「あとがき」より
☆私は(虐待を受けて)これまでずっと、ある哲学に従って生きてきました。何があったとしても、命を奪われずにすんだのなら、その出来事は人をより強くするだけだ、と言うことです。私は早い時期に、自力で起き上がるすべを学ばなければならなかった、それだけなのです。
……
【10月27日(土)単行本『商道ひとすじの記-わがグリコ・わが人生九十余年-』by江崎利一より】
☆凡人も天才も紙一重であって、不断の努力と体験とで先見の明を養い、これを十分に発揮し得るものを天才というのである。
……
【11月29日(木)文庫本『月の見える窓』by新野剛志より】
☆『他人の心配ができるっていうのは、自分の生活に余裕がある証拠だ。自分の生活を削っているわけじゃない』
☆気にしていない、気にしていないと何度も言うのは、気にしている証拠。
☆自分を強いとは思っていない。だが、人を信用していないというのは当たっている。
結局、人の心配をするのは、その強さを信じられないからだ。脆くも、あっけなく消え去ってしまうような不安が湧き上がる。
信じる強さがないのだ。
だから心が不安定になる。月の光に騙されて、裏側が真っ暗なことに気付けなくなる。
……
-2008年-
……
【3月19日(水)文庫本『繋がれた明日』by真保裕一より(1)】
☆人は慣れてしまう動物だ。窮屈な靴にいつしか足が馴染んでいくように、人は悲しみに慣れていく。不幸を引きずらないよう、目や耳をふさいで身を守り、災厄が通り過ぎるのを待とうとする。
☆『自由は、人や社会から保証されるものではなく、自分たち自身の手で築き上げていくべきものです。-中略-大人になるというのは、責任を背負っていくことでもある。』
☆人はいくら本心を隠そうと、必ず言動からにじみでるものがある。気持ちを出さないようにするのと、本心を隠すのでは意味が違った。人との関わり合いを望むのなら、守るべきルールが存在する。
……
【3月19日(水)文庫本『繋がれた明日』by真保裕一より(2)】
☆『人は感情を高ぶらせると、視野がせまくなる。車のスピードを上げてくと、近くが見えなくなるのと同じ理屈だ。感情のアクセルを踏みすぎると、知らないうちに焦って心のスピードってやつが勝手に上がっちまう』
☆『仕事を見れば人がわかると俺は信じてる』
☆『結果ってのは、やはり重いもんじゃないだろうか。俺は努力したんだ、頑張ったんだ。結果ではなく過程を見てくれ。よくそう言いたがる奴がいるよ。-中略-過程が重要だってのは、どんな結果になったところで自分を納得させるための言葉であって、人に押しつけるものじゃないように思う』
……
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【7月20日(金)文庫本『時生<トキオ>』by東野圭吾より(2)】
☆『好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られるってことなんだよ。<中略>人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。<中略>明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。それさえあれば人は幸せになれる。』
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【10月5日(金)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-幼年期-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳]より】
☆父が離婚をする前…
「ちっちゃくなって父さんの鞄に飛び込んで、一緒について行きたかった」
☆ナイフを刺される程に虐待を受けて…
苦しい日々だったけれど、その頃だって僕にはわかっていた。つまるところ、どう生きるかは自分次第なのだ。
「あとがき-児童虐待について-」より
☆どれほど暗く救いのない場面であっても、心はけっして征服されていません。体が生き抜くことも大切ですが、人間の精神が打ち勝つことのほうが、もっと意味があるのです。
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【10月10日(水)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-少年期-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳より】
☆[何度目かの里親の、隣人のおじサン]より
『どんな犬にも自分の日はあるさ』(アメリカの→誰でも悪い時ばかりではないという意味)
☆僕にはわかっていた。空想は夢に過ぎず、生きることこそが現実なのだ、と。
「あとがき」より
☆一般に、里子たちは、ほかの子供たちと比べてはるかに成熟していて、立ち直りも早いし、自分の将来にしっかり目を向けています。それは、幼いうちに環境に適応しなければならないためです。(キーワードは「適応」であって、「あきらめ」ではありません)
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【10月14日(日)文庫本『”It”(それ)と呼ばれた子-完結編(さよならIt)-』byデイヴ・ペルザー[田栗美奈子=訳より】
☆『どこにいても、何があっても、何をしていても、ただ、幸せでいたいだけだよ。』
☆僕からみれば、問題を隠してばかりいる人達は、自分を欺いているのだ。
☆『自分を憎んでいたんじゃ、本当の意味で人を愛することなんかできっこないのに』
「あとがき」より
☆私は(虐待を受けて)これまでずっと、ある哲学に従って生きてきました。何があったとしても、命を奪われずにすんだのなら、その出来事は人をより強くするだけだ、と言うことです。私は早い時期に、自力で起き上がるすべを学ばなければならなかった、それだけなのです。
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【10月27日(土)単行本『商道ひとすじの記-わがグリコ・わが人生九十余年-』by江崎利一より】
☆凡人も天才も紙一重であって、不断の努力と体験とで先見の明を養い、これを十分に発揮し得るものを天才というのである。
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【11月29日(木)文庫本『月の見える窓』by新野剛志より】
☆『他人の心配ができるっていうのは、自分の生活に余裕がある証拠だ。自分の生活を削っているわけじゃない』
☆気にしていない、気にしていないと何度も言うのは、気にしている証拠。
☆自分を強いとは思っていない。だが、人を信用していないというのは当たっている。
結局、人の心配をするのは、その強さを信じられないからだ。脆くも、あっけなく消え去ってしまうような不安が湧き上がる。
信じる強さがないのだ。
だから心が不安定になる。月の光に騙されて、裏側が真っ暗なことに気付けなくなる。
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-2008年-
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【3月19日(水)文庫本『繋がれた明日』by真保裕一より(1)】
☆人は慣れてしまう動物だ。窮屈な靴にいつしか足が馴染んでいくように、人は悲しみに慣れていく。不幸を引きずらないよう、目や耳をふさいで身を守り、災厄が通り過ぎるのを待とうとする。
☆『自由は、人や社会から保証されるものではなく、自分たち自身の手で築き上げていくべきものです。-中略-大人になるというのは、責任を背負っていくことでもある。』
☆人はいくら本心を隠そうと、必ず言動からにじみでるものがある。気持ちを出さないようにするのと、本心を隠すのでは意味が違った。人との関わり合いを望むのなら、守るべきルールが存在する。
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【3月19日(水)文庫本『繋がれた明日』by真保裕一より(2)】
☆『人は感情を高ぶらせると、視野がせまくなる。車のスピードを上げてくと、近くが見えなくなるのと同じ理屈だ。感情のアクセルを踏みすぎると、知らないうちに焦って心のスピードってやつが勝手に上がっちまう』
☆『仕事を見れば人がわかると俺は信じてる』
☆『結果ってのは、やはり重いもんじゃないだろうか。俺は努力したんだ、頑張ったんだ。結果ではなく過程を見てくれ。よくそう言いたがる奴がいるよ。-中略-過程が重要だってのは、どんな結果になったところで自分を納得させるための言葉であって、人に押しつけるものじゃないように思う』
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