江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

令和の○○?

2021-06-29 | 随想
2021年も半分が終わろうとしている。
今日は梅雨の中休みか良く晴れて暑い。

今年の夏も猛暑なのだろうか?ならば、コロナ流行下での「熱中症」はかなり怖いことになる。
ただでさえ激務が続いている医療現場は、「熱中症」の増加と言う負荷に耐えられるのだろうか。

そんな状況にありながら、我が国の政府は「オリンピック開催」(正しくはオリンピック・パラリンピック開催なのだが、
言わずもがなと思うのでオリンピックとまとめてかくことにする)に向かって突き進みつつある。
あまりに異常な狂気に満ちた判断だと言わざるを得ない。
「令和のインパール作戦」と揶揄されるだけのことはある。

そう考えると、この国の権力者たちは過去の日本の誤りや危うい政策のコピーをこれでもかと連発している。
毎度おなじみ、検査数をコントロールした中での新規感染者数の発表は、「令和の大本営発表」だし、
東京都が「子どもたちのオリンピック観戦」を押し付けているのは「令和の学徒動員」だろう。

アメリカの心理学者が「教育ではなく洗脳だ」と看破した東京都の「オリパラ教育」は戦前の皇民化教育と瓜二つの、
まさしく「令和の皇民化教育」ではなかろうか。
今は、都議選の中で「オリンピック開催反対」のアピール活動も成約されているが、最後まで諦めず開催断念を訴えていきたい。

この社会が壊れた挙句、責任を取らない権力者たちに「令和の一億総懺悔」を許さないためにも。

(2021/6/28)


-K.H-

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