江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

型紙の紗張り ー白石からの報告ー

2022-02-12 | 随想
今回初めて型紙の紗張りに挑戦してみました。
一ヶ月かけて仕上げた八ツ藤や唐花などの伝統文様の型紙を、藍染の白抜きに使うためです。

一枚の型紙を、何度も糊おきして使うには、どうしても紗張りしていないとうまくいきません。
これまでは、紗張りアルミ枠を使っていましたが、狭い箇所や重ねて模様をつけたい場合、ずれてしまったり、染めた布がよごれてしまいます。

さて、説明書に、カシュウをラッカーで2.3倍にうすめて使用、と書いてあったので、取り敢えず缶をあけてみました。
べたっとした黒い液がテーブルにこぼれてしまいました。
大変たいへんと慌てて新聞紙を広げて敷きました。

次は、ラッカー薄め液で2倍にうすめる。
ん、2倍て?スマホで調べる。
薄めた後の溶液が、廃液の2倍の量。
そうか、カシューが、10mlなら、ラッカーも10mlだ。
なんて一時が万事、何倍も時間がかかります。

4枚目をやる頃には、なんだか頭が痛くなってきました😨。
暮れの吹雪いていた日なので、窓も開けずにやっていたのですから当然です。
換気せんはまわしていましたが・・・。
😰部屋に雪が吹き込んできましたが、家中の窓を全開。
正月三が日も!なかなか匂いがぬけずたいへんでした。

使用した皿や筆はけを洗って片付ければ、終わりと水をながしつけこむ!
えっ⁉︎ シンクも手もべたべたと😭。
石鹸つけても落ちないし、どうしよう😱
小さな小さな説明書をルーペで読んでみたら、ラッカー薄め液をつかっておとしてくださいとあった!
無知なり。

そんなこんなで八つ藤や唐草などの伝統模様の手ぬぐいやガーゼハンカチは、苦労してやっと仕上げた藍染作品です。


(上が、カシューで紗張りしたものです。)




<白石在住E.S>

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