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江戸川区は、8月20日突然、区立小中学校の児童・生徒の「パラリンピック学校連携観戦」を決定し、連絡メールや
各校のホームページ等を通じて保護者に通知しました。
突然というのは、江戸川区はすでに「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会『学校連携観戦プログラム』」
の参加中止を決定していて、7月9日付で保護者に通知していたからです。
決定したことを覆してまで、なぜ「パラリンピック学校連携観戦」の参加を決めたのでしょうか?
区からの明確な説明はありません。
7月9日の「オリンピック・パラリンピック観戦中止」の通知には、
「これまでの新型コロナウイルス感染症をめぐる状況や観戦方法など」「緊急事態宣言の発令」や
「東京 2020 オリンピック大会が都内会場において無観客開催となる」ことが中止の理由としてあげられていました。
これらが改善されたのでしょうか?
いえいえ、緊急事態宣言は現在も発令中、パラリンピック競技大会も無観客開催です。
デルタ株によって、毎日5000人もの新規感染者が出ていて、まさに感染爆発です。
子どもたちにも感染が広がり、2学期の開始を危ぶむ声すら上がっているほど感染状況が悪化しているのです。
「貸し切りバスで行くから、大丈夫」とは、到底言えません。
新型コロナウイルスの「災害級の感染拡大状況」が続く中で、ワクチン未接種の児童・生徒たちが、
大型バスで観戦に参加すること自体、密をつくり、引率の教職員もふくめて感染のリスクを高める以外の何物でもありません。
保護者たちも子どもたちから移される家庭内感染を怖れています。
たくさんの人たちに感染リスクを高める観戦を実施するのは誰が考えても間違っています。
小池都知事は児童・生徒に「修学旅行も断念せよ」と言う傍ら、「パラリンピック参加には教育的意義がある」
と相反することを平気で言っています。
リスクがあることを分かっていながら、都教育委員会の多数の反対を押し切ってまでも「パラリンピック参加」
を強行するのは何のためでしょうか?
子どもたち、保護者、教職員の命と健康を守ることが何よりも大切です。
小、中学校の子どもたちやその家族、教職員を新型コロナウイルス感染のリスクにさらす「パラリンピック学校連携観戦」
をただちに中止することを小池都知事、斉藤江戸川区長に強く求めます。
江戸川区の「パラリンピック学校連携観戦」を中止にするためのネット署名が実施されています。
25日に提出予定の緊急署名に、ご協力ください。拡散もよろしくお願いします。
https://www.change.org/p/緊急署名-東京都知事及び江戸川区長御中-江戸川区はパラリンピック学校連携観戦をただちに中止してください
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