10月4日、日比谷野外音楽堂で「辺野古新基地建設を許さない10、4集会」が、総がかり行動実行員会・国会包囲実行員会・一坪反戦地主会関東ブロック等の共催で行われました。
巷では安倍の、安倍による、安倍のための解散劇場に、突然のように現れた緑の仮面をかぶった小池なるものと、それに尻尾を振って飲み込まれた民進党の惨状と、新たに現れた立憲民主党の登場でテレビのワイドショーが大喜びの状態になり、いつの間にか森友・加計問題がどこかに飛んでいったかのようです。
同じように、沖縄で憲法や地方自治、そして当たり前に過ごす市民の生活が破壊されている問題が、全く本土では選挙の話題にもなっていない状況です。
住民の度重なる反対の意思表示を国家権力の暴力によって弾圧することは地方分権や地方自治の大切さを謳っていることからすれば許せることですか?
いつ墜落するかもしれないオスプレーを住宅地の上空に飛ばし、基地を作るために“やんばる”の森を破壊することがひとりひとりを大切にすることですか?
米軍基地・米軍施設の殆どを沖縄に押し付け、地位協定で自国の飛行機も自由に飛ばせない、逮捕・裁判ができないという状態は憲法違反ではないですか?
そんな訴えを沖縄の方々は集会で言っていました。
奇しくも告示日の10月10日は翁長知事の岩礁破砕工事の差し止め訴訟の第一回公判の日だそうです。
なにか今回の選挙や日本の未来を暗示しているかのようです。
原発や消費税、北朝鮮の問題。
そして森友・加計の問題、色々とあると思いますが是非とも沖縄の米軍基地の問題も選挙の争点として是非私たちからも投げかけていきましょう。
発言で、安倍と小池の「大政翼賛会」状態になるのが怖いと言っていましたが、同じ価値観(日本会議のメンバー)の二人ならさもあらんと思いました。
なお上記の10月4日の集会は2000人の参加者で、沖縄の人々と最後まで連帯して闘い抜くことを確認し、成功裏に終了しました。
-T・O-