株式投資が仕事に役立ったというのはありますが、逆に仕事や簿記の勉強が株式投資に役立ったこともあります。
まだここまで円安ではなかったころ、確か8年くらい前に銀行に所用があって行ったとき、所用が済んで帰ろうとしたところ、銀行マンが突如おもむろに
「外貨預金っていいですよね」
と言い出しました。
この話をつらつら40分くらい話していました。
ただ、たしか外貨預金の為替差益は雑所得になるはず。
確定申告がめんどくさいので、それが解決しないと外貨預金はできない。
いちいち買った時の情報を記録する暇がないから。
そう伝えたら、「それは税理士がやってくれるでしょう」と言われました。
そんなに外貨預金に魅力があるなら、パンフレットでもくれて具体的に説明してくれればよかったのですが。
実はもっと詳しく話を聞きたかったですが。
あとでネット証券会社に電話して聞いても、やはり税務計算がめんどくさそうでした。
ネット証券会社の電話の窓口の人も、具体的にどの書類の保管が必要で、どの数字が必要か、たどたどしく返事されていました。
この経験から、外貨預金の税務はめんどくさく、そのまま外貨を持つのはやめようと思いました。
しかし、4年前に学資保険のことでファイナンシャルプランナーと会うことがあり、その人もおもむろに「外貨預金いいです」と言い出しました。
確かに外貨預金いいかもしれないですと思い始めました。
色々調べた結果、
SBI証券で特定口座・円貨決済でS&P500などの米国株ETFを買いました。
しかし、配当金がドルとして外貨建ての口座にはいってきてしまいます。
そのドルを長期で持っていると、円高になったり、円安になった際に為替差益損が生じるはず。
これを防ぐため、外貨建てMMFを買いました。
外貨建てMMFは、最初は自費でスポット買い付けしました。
以降は、配当金が出るたび、ちょこちょこドルでスポット購入しています。
MMFはセント単位で積み立てられます。
配当が出たらメールが届くので、配当を速やかに外貨建てMMFの資金として積立てます。
配当が入ってからMMFを買うまで日をまたがないようにしています。
そうすると、外貨建てのドルの残高が0円の状態を維持できます。
これでいいのではないかと思ってやっています。
税理士が暇な時期になったら、これでいいのか聞いてみようと思います。
最後に、投資や納税は自己責任でお願いします。
ご自身でも調べてみて裏を取り、大丈夫と思ってからやってみてくださいますようお願いします。