ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ハス(蓮)の花」  スイレン科

2014年07月12日 18時37分53秒 | 日記
  ♪ドブに落ちても 根のある奴は いつかは 蓮(はちす)の花と咲く
      意地は張っても 心の中じゃ 泣いているんだ 爺さんは… (♪男はつらいよ)

     
     「ハス(蓮)の花」 スイレン科 ☆7月8日の誕生花☆    
      花言葉は… 清らかな心・神聖・雄弁・遠ざかった愛



今朝の最低気温は午前3~6時の24.4℃。 最高気温は午後3時の30.6℃。
今日は朝から大きく青空が広がり、暑くなりました。 
が、昨日までのような蒸し暑さではなく、カラッとした暑さでした。

今日も患部の消毒とガーゼの交換に行って来ました。 
傷の痛みは無いのですが、やはり傷口を庇って歩いているのでしょうね、今朝起きると、
足首の腱に張りが有りました。 と云う事で今日は完全休養。

と、その前に… 病院の帰りに 「蓮(ハス)」 の花を撮りに行って来ました。


♪開いた~開いた~何の花が開いた~蓮華の花が開いた~ の歌は、野に咲く
“レンゲ” ではなく、この「ハス(蓮)の花」を歌った歌です。


仏教では 「蓮」 を 「蓮華(レンゲ)」 と呼ぶところから混同されたようですね。
もう一つ思い浮かべる歌は寅さんの映画 “男はつらいよ” の主題歌(2番)です。
“泥中の蓮” という諺に由来する歌(歌詞)ですね。   話は脱線しますが、
「蓮(れん)」 という漢字、ここ数年男の子の名前に付けられる事が多いのだそうですね。 
昨年は命名ランキング3位だったそうですが、その前の2年間は1位だったそうです。



 

「蓮の花」 奇麗ですね。 花の中心から光が洩れているようで。神々しさを感じます。
生まれたばかりのお釈迦様が大地を歩むと、その足跡に蓮華が咲き、右手で天を指し、
左手で地を差し、この蓮華の中に立って 「天上天下唯我独尊(私は世界の第一人者である)」
と第1声を放たれたそうです。 生まれたばかりで… 偉い方は違いますね。
また “一蓮托生” の言葉は、運命共同体の様に使われますが、仏教では、死後、
共に極楽に行き、同じ蓮華の花の上に生まれ変わるという思想を表現した言葉だそうです。


「ハス」 の名は、実の部分が蜂の巣に似ているから “ハチス”、この “ハチス” が訛って
「ハス」になったと云う説があります。
原産地はインドで、インド、スリランカ、ベトナムなどの国花になっています。 

“はすっぱ(蓮っ葉)” と云う言葉にも 「蓮」 が使われています。
調べてみると、“投げやりな態度や、世を拗ねた性格などを表す時に使われ、主に女性に
対して使う言葉” だそうです。 昔、お盆や法事に供える供物を蓮の葉に乗せたり包んだり
していたそうですね。 その蓮の葉を売る商人もいたそうです。 
でも季節的で、短期的な商いなので質の悪い粗悪な蓮の葉も出回っていたらしく、それを
人の性格や態度に例えたようですね。 それがなぜ主に女性に対してかは…(汗。


「蓮の花」 と云えば苦い思い出があります。 高校の修学旅行で訪れた不忍池。
私は当時、花より地下茎のレンコンの方に関心が有り(美味しいですよね、大好物です)、
子供だったひげはバスガイドさんに 「誰か採る人がいるんですか?」 と質問したんです。
毎年出来るレンコンを収穫しないのはもったいないと思ったのです。  するとガイドさんは 
「そんな人はいません!」 とピシャリ。 
“採る人” を “盗る人” と勘違いさせてしまったのです。 旅館に帰って先生に
「馬鹿な質問をするな」 と言って酷く叱られました(笑。 でも今だに思っています。 
毎年出来る “レンコン” は、収穫しないと地下でどうなるのだろう… って(笑。
それとも、この花が咲く 「蓮」 は “レンコン” が出来る 「蓮」 とは別物でしょうか。

朝、「お婆ちゃん、ごはんよ」 「はいっ!」 母はパジャマのまま朝ごはんを食べます。
食後、母を部屋に連れて行き 「入れ歯を洗うて…パジャマを着替えて…」
「うちゃぁ、病気じゃけぇこのままでええじゃない」(汗。
「お婆ちゃん、朝ごはんを奇麗に平らげてどこが病気なん?」 すると母が 「全部っ!」(笑。
「どっこも悪うないよ、早う入れ歯を洗うて、服を着替えて…」 「・・・」
後で覗いてみると、ちゃんと着替えていました(笑。

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