「サルスベリ(百日紅)」 ミソハギ科 ☆8月29日の誕生花☆
花言葉は… 雄弁・愛嬌・世話好き・あなたを信じる
今朝の最低気温は午前6時の23.6℃。 最高気温は午後3時の31.6℃。
真っ青な空に綿菓子のような白い雲がぷかりぷかり… これぞ夏空。
昨夕の霧雨の後、爽やかな乾いた空気に入れ替わりました。
大阪は一週間ぶりに熱帯夜から解放されました。 昨夜は窓を開けて寝ると寒い位でした。
散歩に出た9時の気温は27.3℃。 湿度は84%と発表されていますが、ひげには
50%台に感じました。 暑いながらも爽やかな散歩でした。
私たちが子供の頃の夏って、こんな感じだったと歩きながら思いましたね。
35℃を越える暑さなんてそんなに無かったと…。
でもこれも年寄り特有の “昔は良かった” の類いかも知れませんね(笑。
「サルスベリ(百日紅)」 咲いて初めてこんなに沢山の木が有ったのかと気付きます。
もじゃもじゃと縮れた薄い花弁、花の構造はどうなっているのでしょう。
長い蕊に縮れた花弁が6枚、独特な花の形ですね。
「サルスベリ」の名は、幹の古い樹皮が剥がれて、猿も滑って登れそうにないところから
名付けられました(お猿さんから、簡単に登れると抗議が来そうですね)
漢名の百日紅(ヒャクジツコウ)は、次から 次に花が咲き、 100日もの長い間、
美しい花を楽しませてくれる事に由来しているそうです。
原産地は中国南部で、江戸時代に日本に渡来したそうです。
「百日紅」伝説…
昔々、中国の漁村に、海難事故を防ぐため若い娘を竜神に捧げる風習が有りました。
その年は村一番の美しい娘が選ばれ、娘と家族は嘆き悲しんでいました。
そこにこの国の王子が船で通りかかり、事情を訊いた王子は娘を不憫に思い、
竜神を退治し討ち果たしました。
娘は王子に恋心を抱きましたが、王子は 「王の使命を果たし100日後に戻って来る」
と言い残し旅立ちました。
娘は王子に恋焦がれ、王子が戻って来るのを待ちきれず亡くなってしまいます。
100日後、戻って来た王子の涙が娘の墓地に落ちた時、そこから出た芽が成長し、
この木になったといいます。
娘が王子を待つ100日間の長きに渡り、咲き続けるのに因み、
「百日紅(ヒャクジツコウ)」と名付けられたと云う事です。
「ひげ爺の子供見守り隊日誌」…番外編
夏休みに入って早や10日。 先日の納涼盆踊り大会で久し振りに子供たちに会いました。
上級生の女の子の浴衣姿、大人びて見えてドキッとします(笑。 「おっちゃ~ん、久し振り」
…なんか照れてしまいますね(笑。
見守りが無くて寂しいですね。 過去、一番印象に残っている一人の
男の子について書いている日誌を抜き出し、それに加筆して書いてみました。
2011年11月4日(金)
一人、手に負えない男の子がいます。 2日前の事、子供たちに万歩計の歩数を見せて
いると、その子が隙を突いて歩数計のリセットボタンを押してしまったのです。
その日だけの事では有りません。 それに少し暴力的で下校途中に拾った木切れで私の
お尻や脇腹を突くのです(かなり痛いんです)。 その度に注意はしていたんですが…。
で、その日は腹に据えかねて 「何するんじゃ~!」 って怒鳴ってしまったのです。
驚いたその子の手が、私の腰に安全ピンで留めていた子供見守り隊の腕章に絡まり、
ズボンから引き千切れ、ズボンにL形の破れが出来てしまいました。
ムカ~っとした私はその子を無視して次の子を迎えに歩き出しました。 後方から
「腕章、ここに置いとくで~」 の声。 私も少し意地になっていたので振り向きもしません。
後で犬の散歩をしていた人が、千切れた腕章を届けてくれました。 後味の悪い事です。
大人気なかったかなぁ、あまり馴れ馴れしくするのも考えものかなぁ、
ナメられているのかなぁ、バカにされているのかなぁ、 少し距離を置いて…
大人の威厳を持って接する方が良いのかなぁ… 色々考えました。
昨日は祝日だったので、一日置いて今日の事。 その子にどう接しようか…
4~5人のグループで下校して来ました。 私を見掛けると歩みを止めました。
先を歩く子に 「お帰り~、お帰り~、お帰り~」 と声をかけ、
友達が行き過ぎてからその子に特別大きな声で 「お帰り~!」 と言うと、
下を向いたまま…小さな声で… 「こないだはゴメンナサイ」 って…
嬉しかった~~~。 ジ~ンと来ました! 良かった~!
2011年12月1日(木)
その子の事は11月4日の日記に詳しく書きました。
少し暴力的で、小枝や傘で私の身体を突いたり、腕章を引き千切ったりした子です。
でも後日謝ってくれて、最近はヤンチャでは有っても決して悪い子では有りません。
今日2時半から前半の見守りをしていると、その子が先生に手を引かれて下校して来ました。
年の頃30前後の若い女性の先生で、私とは初対面です。 その先生は私に
「いつもお世話になっています。 この子、悪い子なんです。 下校態度が悪いそうで、
傘で突いたり、ラジオのイヤホンを引っ張ったりしたそうですね。 すいません」 と。
おいおい、誰かが告げ口したのかよ~(汗。 更に先生 「ほら、おじさんに謝りなさい」
私が 「いやいや、良いんですよ、最近はいい子になったもんな~」 と頭を撫でながら
言えば、「それはいつからですか?」 と先生。 「ひと月くらい前ですかね~」 と私。
「その頃私が強く叱ったんですよ」 と先生。 「は~、そうですかぁ…」 違うんだ!
私は、私があの時 “自分がされて嫌な事は、他人にしてはいけない。 自分がしてもらって
嬉しいと思う事を、他人にしろ” と話して聞かせて、分かってくれたからだと思っています。
そんな話をしながら横断歩道まで一緒しましたが、その間、他の子供たちに、
「ほら、そんな所に上がっては危ないでしょう! 早く降りなさい!」
「ほら、車が来てるじゃない。 道の端を歩きなさい!」
「こら~、犬にちょっかいを出さないのっ!」 …口うるさく注意のしっ放しです。
この先生と私とは波長が合わないなぁ~と…。
私の子供の頃を思い出してみても、子供はこう云うことが好きなもんです。
先生に言いはしませんでしたが、もっと子供の自由にさせてやったら、と思いました。
まあ、私が責任の無い立場に居るから言える事かも知れません。
妻に、誰かが告げ口したのかなぁ~、と訊けば、ホームルームのような時間が有って、
子供同士で登下校の様子を話し合ったのではないか、との事でした。
※この女の先生、私がこの時感じたままをその日の日記に書きましたが、その後何回か
会って、この時の印象は間違っていたと分かりました。
責任感の強い先生が故の注意だったと。 男勝りで口の悪い先生ですが、生徒たちから
好かれ、慕われている先生です。 この男の子の事は、明日もう少し書きます。
今日の歩数 17,540歩 (爽やかに暑い朝散歩)
7月総歩数 382,734歩= 267.9km(1歩を70cmに換算)
今年計 3,273,274歩=2291.3km
花言葉は… 雄弁・愛嬌・世話好き・あなたを信じる
今朝の最低気温は午前6時の23.6℃。 最高気温は午後3時の31.6℃。
真っ青な空に綿菓子のような白い雲がぷかりぷかり… これぞ夏空。
昨夕の霧雨の後、爽やかな乾いた空気に入れ替わりました。
大阪は一週間ぶりに熱帯夜から解放されました。 昨夜は窓を開けて寝ると寒い位でした。
散歩に出た9時の気温は27.3℃。 湿度は84%と発表されていますが、ひげには
50%台に感じました。 暑いながらも爽やかな散歩でした。
私たちが子供の頃の夏って、こんな感じだったと歩きながら思いましたね。
35℃を越える暑さなんてそんなに無かったと…。
でもこれも年寄り特有の “昔は良かった” の類いかも知れませんね(笑。
「サルスベリ(百日紅)」 咲いて初めてこんなに沢山の木が有ったのかと気付きます。
もじゃもじゃと縮れた薄い花弁、花の構造はどうなっているのでしょう。
長い蕊に縮れた花弁が6枚、独特な花の形ですね。
「サルスベリ」の名は、幹の古い樹皮が剥がれて、猿も滑って登れそうにないところから
名付けられました(お猿さんから、簡単に登れると抗議が来そうですね)
漢名の百日紅(ヒャクジツコウ)は、次から 次に花が咲き、 100日もの長い間、
美しい花を楽しませてくれる事に由来しているそうです。
原産地は中国南部で、江戸時代に日本に渡来したそうです。
「百日紅」伝説…
昔々、中国の漁村に、海難事故を防ぐため若い娘を竜神に捧げる風習が有りました。
その年は村一番の美しい娘が選ばれ、娘と家族は嘆き悲しんでいました。
そこにこの国の王子が船で通りかかり、事情を訊いた王子は娘を不憫に思い、
竜神を退治し討ち果たしました。
娘は王子に恋心を抱きましたが、王子は 「王の使命を果たし100日後に戻って来る」
と言い残し旅立ちました。
娘は王子に恋焦がれ、王子が戻って来るのを待ちきれず亡くなってしまいます。
100日後、戻って来た王子の涙が娘の墓地に落ちた時、そこから出た芽が成長し、
この木になったといいます。
娘が王子を待つ100日間の長きに渡り、咲き続けるのに因み、
「百日紅(ヒャクジツコウ)」と名付けられたと云う事です。
「ひげ爺の子供見守り隊日誌」…番外編
夏休みに入って早や10日。 先日の納涼盆踊り大会で久し振りに子供たちに会いました。
上級生の女の子の浴衣姿、大人びて見えてドキッとします(笑。 「おっちゃ~ん、久し振り」
…なんか照れてしまいますね(笑。
見守りが無くて寂しいですね。 過去、一番印象に残っている一人の
男の子について書いている日誌を抜き出し、それに加筆して書いてみました。
2011年11月4日(金)
一人、手に負えない男の子がいます。 2日前の事、子供たちに万歩計の歩数を見せて
いると、その子が隙を突いて歩数計のリセットボタンを押してしまったのです。
その日だけの事では有りません。 それに少し暴力的で下校途中に拾った木切れで私の
お尻や脇腹を突くのです(かなり痛いんです)。 その度に注意はしていたんですが…。
で、その日は腹に据えかねて 「何するんじゃ~!」 って怒鳴ってしまったのです。
驚いたその子の手が、私の腰に安全ピンで留めていた子供見守り隊の腕章に絡まり、
ズボンから引き千切れ、ズボンにL形の破れが出来てしまいました。
ムカ~っとした私はその子を無視して次の子を迎えに歩き出しました。 後方から
「腕章、ここに置いとくで~」 の声。 私も少し意地になっていたので振り向きもしません。
後で犬の散歩をしていた人が、千切れた腕章を届けてくれました。 後味の悪い事です。
大人気なかったかなぁ、あまり馴れ馴れしくするのも考えものかなぁ、
ナメられているのかなぁ、バカにされているのかなぁ、 少し距離を置いて…
大人の威厳を持って接する方が良いのかなぁ… 色々考えました。
昨日は祝日だったので、一日置いて今日の事。 その子にどう接しようか…
4~5人のグループで下校して来ました。 私を見掛けると歩みを止めました。
先を歩く子に 「お帰り~、お帰り~、お帰り~」 と声をかけ、
友達が行き過ぎてからその子に特別大きな声で 「お帰り~!」 と言うと、
下を向いたまま…小さな声で… 「こないだはゴメンナサイ」 って…
嬉しかった~~~。 ジ~ンと来ました! 良かった~!
2011年12月1日(木)
その子の事は11月4日の日記に詳しく書きました。
少し暴力的で、小枝や傘で私の身体を突いたり、腕章を引き千切ったりした子です。
でも後日謝ってくれて、最近はヤンチャでは有っても決して悪い子では有りません。
今日2時半から前半の見守りをしていると、その子が先生に手を引かれて下校して来ました。
年の頃30前後の若い女性の先生で、私とは初対面です。 その先生は私に
「いつもお世話になっています。 この子、悪い子なんです。 下校態度が悪いそうで、
傘で突いたり、ラジオのイヤホンを引っ張ったりしたそうですね。 すいません」 と。
おいおい、誰かが告げ口したのかよ~(汗。 更に先生 「ほら、おじさんに謝りなさい」
私が 「いやいや、良いんですよ、最近はいい子になったもんな~」 と頭を撫でながら
言えば、「それはいつからですか?」 と先生。 「ひと月くらい前ですかね~」 と私。
「その頃私が強く叱ったんですよ」 と先生。 「は~、そうですかぁ…」 違うんだ!
私は、私があの時 “自分がされて嫌な事は、他人にしてはいけない。 自分がしてもらって
嬉しいと思う事を、他人にしろ” と話して聞かせて、分かってくれたからだと思っています。
そんな話をしながら横断歩道まで一緒しましたが、その間、他の子供たちに、
「ほら、そんな所に上がっては危ないでしょう! 早く降りなさい!」
「ほら、車が来てるじゃない。 道の端を歩きなさい!」
「こら~、犬にちょっかいを出さないのっ!」 …口うるさく注意のしっ放しです。
この先生と私とは波長が合わないなぁ~と…。
私の子供の頃を思い出してみても、子供はこう云うことが好きなもんです。
先生に言いはしませんでしたが、もっと子供の自由にさせてやったら、と思いました。
まあ、私が責任の無い立場に居るから言える事かも知れません。
妻に、誰かが告げ口したのかなぁ~、と訊けば、ホームルームのような時間が有って、
子供同士で登下校の様子を話し合ったのではないか、との事でした。
※この女の先生、私がこの時感じたままをその日の日記に書きましたが、その後何回か
会って、この時の印象は間違っていたと分かりました。
責任感の強い先生が故の注意だったと。 男勝りで口の悪い先生ですが、生徒たちから
好かれ、慕われている先生です。 この男の子の事は、明日もう少し書きます。
今日の歩数 17,540歩 (爽やかに暑い朝散歩)
7月総歩数 382,734歩= 267.9km(1歩を70cmに換算)
今年計 3,273,274歩=2291.3km