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「弘前藩庁日記」延宝8年 11月5日 天文編

2017-08-09 18:35:43 | 天文
「弘前藩庁日記」延宝8年 11月5日 天文編

2017年8月9日 水曜日 天気 快晴 暑い 

『弘前藩庁日記』は、江戸時代に弘前藩が藩政を記録した日記であり、一級品の史料です。

『弘前藩庁日記』延宝8年 11月5日

「延宝8年11月5日 雪一尺五寸許(ばかり) 夜地震三度 (申刻より申酉の方にあたり幅二尺長十間余雲のことく白有之 酉の后刻見付之 御前江申上之御書院屯之間にて御覧)」
「12月28日 延宝8年 11月8日 風雪 (去る5日之ことく雲相見え候に付き御前江申上げる 則御覧 5日より毎夜見え申す由に候えども(はっきり見なかったので記録しない))」彗星らしき記事がありこれを検証したい。

「テータ変換」

年月日 延宝8年 11月5日申刻 → 1680年12月25日午後4時頃

場所 弘前 → 青森県弘前

天文種類 申刻より申酉の方にあたり幅二尺長十間余雲のことく白有之 酉の后刻見付之 御前江申上之御書院屯之間にて御覧 → 午後4時頃より西南西の方角に 幅 2度(尺=1度、丈=十尺=10度、間=六尺=6度)長さ60度余の彗星 午後7時ごろ御前へ話し観る。

ネットと古天気学データベース(KTDB)で検証

ステラナビゲータ10で検証
時間無く今日はここまで、明日以降に更新予定



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