彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」Ⅱ
2018年10月23日 火曜日 天気 晴
ネットで、天気を検索中に偶然にも「川路聖謨文書第7」を見つけ読んでいるうちに彗星の記事を発見しました。
「川路聖謨文書第7」万延二年五月廿五日
「五月廿五日 くもり夕晴彗星出る凡亥子の間也巳午之間をさして光芒敷丈也 」を検証する。
「テータ変換」
年月日 文久一年五月二十五日(万延二年五月廿五日・二月十九日に万延から文久に改元) → 1861年7月2日
場所 江戸 → 東京
天文現象種類 彗星 → 彗星
ステラナビゲータ10で検証
「検証結論」
五月二十五日(1861年7月2日)に東京で南の方向に 光度-0.6等星のテバット彗星が現れた。
2018年7月28日にブログに書いた、テバット彗星であることが分かります。
「跡見花蹊日記」文久1年5月24日
「文久一年五月二十四日 ・・・此夕、西北方より珍らしき星出。」を検証する。
「テータ変換」
年月日 文久一年五月二十四日 → 1861年7月1日
場所 大阪 → 大阪
天文現象種類 珍しき星 → 彗星
ステラナビゲータ10で検証
「文久一年五月二十四日 此夕、西北方より珍らしき星出。」
この珍しき星は、テバット彗星Great comet C/1861 J1で
19世紀の大彗星の一つで、オーストラリアのデバッドが1861年5月13日に4等級で発見した。
「検証結果」
五月二十四日大阪で夕(夕方)、西北方より(南西)珍らしき星出(デバット彗星)。
「検証結論」
五月二十四日(1861年7月1日)に大阪で16時03分 地平線上に南西の方向に 光度-0.8等星のテバット彗星が現れた。
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