古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

ある宇和島藩士の江戸日記 古天気年代測定法で検証 2

2013-07-21 15:58:18 | 古天気学
ある宇和島藩士の江戸日記 古天気年代測定法で検証 2

2013年7月21日 日曜日 天気 晴

「伊予史談会」のブログ内に、「ある宇和島藩士の江戸日記」は、
愛媛県立図書館に「宇和島藩維新史料」という史料がありここに、収録されてありました。

以前より収集し大変興味があるデータで、古天気年代測定法を用いて検証していきたい。

「ある宇和島藩士の江戸日記」
筆者 不明
場所 江戸
年代不明(天保十二年以前)の六月一日から六日間の日記

六月一日 晴 この日は夜になり、風が吹き始める。
六月二日 雨
六月三日 雨 
六月四日 雨 六ツ頃(又は四ッ)に地震があった。  
六圧五日 薄曇り
六月六日 晴れ  (外出先の堺町は当時の芝居町で、現在の中央区日本橋人形町三丁目のあたり。歌舞伎劇場・操り人形芝居・見世物などの興行に加え、芝居茶屋や各種の商店もあり、賑やかであった。天保12(1841)年の火事を機に幕府により芝居町の強制移転が行われているので、この江戸日記がそれより以前のものであることがわかる。)

古天気年代測定法を用いて年代を検証

「テータ変換」

年月日 年代不明(天保十二年以前)の六月一日から六日間の日記 (天保十二年より以前)

場所 江戸

天気種類 六月一日 晴 この日は夜になり、風が吹き始める。
     六月二日 雨
     六月三日 雨 
     六月四日 雨 六ツ頃(又は四ッ)に地震があった。  
     六圧五日 薄曇り
     六月六日 晴れ

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)寛政十二年(1800年)から天保十五年(1844年)間

享和一年六月一日 1801 7月11日 晴
享和一年六月二日 1801 7月12日 晴(曇)
享和一年六月三日 1801 7月13日 曇(雨)
享和一年六月四日 1801 7月14日 曇
享和一年六月五日 1801 7月15日 晴(曇)
享和一年六月六日 1801 7月16日 晴(曇)

文化四年六月一日 1807 7月6日 曇(雨)
文化四年六月二日 1807 7月7日 雨
文化四年六月三日 1807 7月8日 雨
文化四年六月四日 1807 7月9日 晴
文化四年六月五日 1807 7月10日 曇
文化四年六月六日 1807 7月11日 晴(曇)

文政八年六月一日 1825 7月16日 曇(雨)
文政八年六月二日 1825 7月17日 雨
文政八年六月三日 1825 7月18日 曇(雨)
文政八年六月四日 1825 7月19日 曇(雨)
文政八年六月五日 1825 7月20日 晴(曇)
文政八年六月六日 1825 7月21日 晴(曇)

文政十年六月一日 1827 6月24日 晴
文政十年六月二日 1827 6月25日 晴
文政十年六月三日 1827 6月26日 曇(雨)
文政十年六月四日 1827 6月27日 曇
文政十年六月五日 1827 6月28日 曇
文政十年六月六日 1827 6月29日 晴

天保五年六月一日 1834 7月7日 晴(曇)
天保五年六月二日 1834 7月8日 雨
天保五年六月三日 1834 7月9日 雨
天保五年六月四日 1834 7月10日 雨
天保五年六月五日 1834 7月11日 晴(曇)
天保五年六月六日 1834 7月12日 晴

明日以降に随時更新


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ある宇和島藩士の江戸日記 古天気年代測定法で検証

2013-07-20 08:48:48 | 古天気学
ある宇和島藩士の江戸日記 古天気年代測定法で検証

2013年7月20日 土曜日 天気 晴

「伊予史談会」のブログ内に、「ある宇和島藩士の江戸日記」は、愛媛県立図書館に「宇和島藩維新史料」という史料がありここに、収録されてありました。

以前より収集し大変興味があるデータで、古天気年代測定法を用いて検証していきたい。

「ある宇和島藩士の江戸日記」
筆者 不明
場所 江戸
年代不明(天保十二年以前)の六月一日から六日間の日記

六月一日 晴 この日は夜になり、風が吹き始める。
六月二日 雨
六月三日 雨 
六月四日 雨 六ツ頃(又は四ッ)に地震があった。  
六圧五日 薄曇り
六月六日 晴れ  (外出先の堺町は当時の芝居町で、現在の中央区日本橋人形町三丁目のあたり。歌舞伎劇場・操り人形芝居・見世物などの興行に加え、芝居茶屋や各種の商店もあり、賑やかであった。天保12(1841)年の火事を機に幕府により芝居町の強制移転が行われているので、この江戸日記がそれより以前のものであることがわかる。)

明日以降に随時更新予定
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「享保日記」享保五年二月十九日  天気編

2013-07-19 16:39:26 | 天気
「享保日記」享保五年二月十九日  天気編

2013年7月19日 金曜日 天気 晴

「享保日記」享保五年二月十九日

「享保五年二月十九日ニも大風有り」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保五年二月十九日 → 1720年3月25日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 大風 



吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)


享保五年二月十七日 → 1720年3月25日

弘前 雪
八戸 晴(雪)
盛岡 雪  
日光 晴(にわか雪)
東京 曇(雪)
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴
津山 晴
長崎 晴

古天気学データベース(KTDB)

江戸は十七日より二十一日迄、風止ず「月堂見聞集」

「検証結果」

年月日 享保五年二月十七日 → 1720年3月25日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 茨城県水戸市  吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 大風 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸の天気記録無

「データ整理」

享保五年二月十七日 → 1720年3月25日

弘前 雪
八戸 晴(雪)
盛岡 雪  
日光 晴(にわか雪)
水戸 大風
東京 曇(雪)
東京 風
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴
津山 晴
長崎 晴


「検証結論」

日光及び江戸では、雪と風か吹いていました。水戸近辺でも、大風が吹いていました。

茨城県水戸市でのの大変貴重な天気資料です
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「享保日記」享保五年二月十七日  天気編 間違い修正

2013-07-18 08:36:42 | 天気
「享保日記」享保五年二月十七日  天気編 間違い修正

2013年7月18日 木曜日 天気 小雨 曇

西暦が間違っていました。大変申し訳ありません。

享保五年二月十七日は、西暦1720年3月22日でした。


「享保日記」享保五年二月十七日

「享保五年二月十七日、晝時俄かニ天曇、風雷氷(ママ氷雨)少降。磯ノ濱邊ハよほど氷雨(ママ)降由。此節、平磯猟船ニ人敷七人のり一艘、久慈濱にて十四人乗ける舟壹艘、何方へか吹やりて行衛しれざるよし。」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保五年二月十七日 → 1720年3月22日

場所 水戸・磯ノ濱・平磯・久慈濱 → 茨城県水戸市 ・大洗町・ひたちなか市・日立市

天気種類 風雷氷雨 


吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)
享保五年二月十七日 → 1720年3月22日

弘前 晴
八戸 晴
盛岡 雨  
日光 晴(小雨)
東京 曇
伊勢 晴
京都 薄曇り
池田 晴
津山 曇
長崎 晴

古天気学データベース(KTDB)

江戸は十七日より二十一日迄、風止ず「月堂見聞集」

「検証結果」

年月日 享保五年二月十七日 → 1720年3月22日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 茨城県水戸市 ・大洗町・ひたちなか市・日立市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 風雷氷雨 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸の天気記録無

データ整理」

享保五年二月十七日 → 1720年3月22日

弘前 晴
八戸 晴
盛岡 雨  
日光 晴(小雨)
水戸 風雷氷雨
東京 曇
東京 風
伊勢 晴
京都 薄曇り
池田 晴
津山 曇
長崎 晴

「検証結論」

日光では、晴又は小雨・江戸では、曇の天気と風か吹いていました。水戸近辺では、強風雷氷雨と天気が大変悪かったもようです。

茨城県水戸市でのの大変貴重な天気資料です。
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「享保日記」享保五年二月十七日  天気編

2013-07-12 16:17:13 | 天気
「享保日記」享保五年二月十七日  天気編

2013年7月12日 金曜日 天気 晴 暑

「享保日記」享保五年二月十七日

享保五年二月十七日、晝時俄かニ天曇、風雷氷(ママ氷雨)少降。磯ノ濱邊ハよほど氷雨(ママ)降由。此節、平磯猟船ニ人敷七人のり一艘、久慈濱にて十四人乗ける舟壹艘、何方へか吹やりて行衛しれざるよし。」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保五年二月十七日 → 1720年3月25日

場所 水戸・磯ノ濱・平磯・久慈濱 → 茨城県水戸市 ・大洗町・ひたちなか市・日立市

天気種類 風雷氷雨 

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)


享保五年二月十七日 → 1720年3月25日

弘前 雪
八戸 晴(雪)
盛岡 雪  
日光 晴(にわか雪)
東京 曇(雪)
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴
津山 晴
長崎 晴

古天気学データベース(KTDB)

江戸は十七日より二十一日迄、風止ず「月堂見聞集」

「検証結果」

年月日 享保五年二月十七日 → 1720年3月25日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 茨城県水戸市 ・大洗町・ひたちなか市・日立市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 風雷氷雨 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸の天気記録無

「データ整理」

享保五年二月十七日 → 1720年3月25日

弘前 雪
八戸 晴(雪)
盛岡 雪  
日光 晴(にわか雪)
水戸 風雷氷雨
東京 曇(雪)
東京 風
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴
津山 晴
長崎 晴


「検証結論」

日光及び江戸では、雪と風か吹いていました。水戸近辺では、強風雷氷雨と天気が大変悪かったもようです。

茨城県水戸市でのの大変貴重な天気資料です。

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