(続き)
この小説は
最初の方の話し言葉の大阪弁が、
というか、本当は京都弁なのだけど、
大阪育ちの私でさえ、ひらがなだらけだと、
読むのはちょっとしんどい、
まわりぐどい言い回しになっています。
それさえ、意味が分かったら、
というか慣れて聞き取れたら、
めちゃ面白い本です。
元々、日本語は口語と文語が分かれてて、それに方言が加わります。
わて = 私
へぇ = はい
~~そやさかいに = ~~だから~
京都弁
~~どす = ~~です
大阪弁が入ると
~~や = ~~です
口語の方言の京都弁や大阪弁を、そのまま文字起こしすると、なんだか長くなって、わかりにくくなることが多いです。口に出して、読んで、しゃべってみると、俄然わかりやすくなるのだけどね(^ ^)
これって、古典の源氏物語などでも同じで、昔の平仮名だらけの読みにくい文章でも、案外、読み聞かせ、というか、上手な人の朗読を聞くと、めちゃ意味が分かりやすくなって、面白くなることがあります
(^ ^)b