ムク写真室です!2

ムク写真室です!から移行しました。国内外山と花の写真を中心に掲載しています。小さい写真はクリックして見て下さい。

とうろん

2017-08-15 08:29:04 | その他
 2017、8、12(土)   とうろん  稲葉地区の “とうろん” を見ました。 

   毎年お盆に開催されるこの地区の伝統行事のようです、知ってはいましたが見るのは初めてです。各地区で行われているようですが、ここでは高さ10m(子供用)3基と

15m(大人用)5基の計8基が用意されていました。午後7時半子供用3基から開始、続いて大人用5基に点火され、中に仕掛けられた花火に導爆するや赤•青•緑•白等の閃光色が

飛び出して見事なものでしたね! 

点火は、1m位の針金の先に布を巻き灯油をしみ込ませたものに火をつけて、上に向かって投げ入れるのです。運動会の玉入れ見たいなものですが、高いのでなかなか難しいですね… 特に子供

用の方はなかなか入らないのです。でも全部に火が入ると周囲がぱっと明るくなり、参加していた人達が見える一幕もありましたよ… 面白さはともかく、本来は五穀豊穣、地域の安心安全を願い、諸々の霊を供養する行事でしたね…  “とうろん” の語源は、神社仏閣の「灯籠」から来ているようですね     

 
 
             とうろん ( “あげんだい” とも云うようです )
 

乗鞍岳

2017-08-13 15:04:17 | 山の写真
 2017、7、30(日)〜31(月)  乗鞍岳(3,025.6m)  日本百名山   14〜5年振り、クロユリ見たさに再訪です。 

 7/30(日) 午後2時前に到着〜お花畑散策〜大黒岳(2,772m) 〜 白雲荘(泊)

 7/31(月)  白雲荘(06:50) 〜 肩の小屋 〜 蚕玉岳 〜 剣ケ峰(08:40) 〜 蚕玉岳 〜 肩の小屋 〜 富士見岳(2,817m) 〜 白雲荘(10:40)  

 到着時畳平は霧の中でしたが、その霧はスーと消えたり通り過ぎたりしているのでお花を見るのに支障はありません。クロユリ咲いていましたよ♪ しかも群生していましたね… 

残念なのは他の植物の背丈が同じくらいあるので目立ちません。コマクサ•イワギキョウ•ヨツバシオガマ•ハクサンイチゲ•ミヤマダイコンソウ•イワツメグサ•ミヤマオダマキ等々いっぱい咲いており楽しませてくれました。

剣ケ峰山頂は霧も抜けて展望がききましたね、80歳を迎えたSさんも元気いっぱい山頂の一等三角点を踏みました。北アルプスの峰々では雲海の中に槍ヶ岳、奥穂高岳•前穂高岳が一瞬だけ見えましたよ! ラッキーでした。

 一等三角点 雷鳥 剣ケ峰 山頂の祠 ウメバチソウ

ミヤマオダマキ コバイケイソウ 槍ヶ岳 奥穂高岳 イワツメグサ 

 
                 クロユリ   群生していましたよ

 
                 イワギキョウ    上を向いて咲くのが特長のようです

 
                 ミヤマダイコンソウ   残念ながら終わりのようですね
 
 
                 コマクサ   富士見岳には群生していました、一面ピンク色になっていました

 
                 雪渓の向こうに剣ケ峰を望む

 
                 剣ケ峰から権現池
 

 

後生掛

2017-08-10 09:51:24 | 山の写真
 2017,7、27(木)  後生掛自然研究路(1,017m)  快晴   梅雨のあけない東北の山旅をしましたが、雨には降られませんでした。 

 第3日目   ふけの湯温泉(08:35) 〜 後生掛自然研究路(09:00~10:30) 〜 田沢湖(12:00~12:45) 〜 たつこ像(!3:30~14:00) 〜 田沢湖駅(15:00) 〜 静岡(20:32)

       湯治場として知られる後生掛温泉、その温泉の裏手にいろいろな火山現象が見られる後生掛自然研究路がある。一周2km、45分で歩けるコースを倍の時間をかけてゆっくり

       観察しました。熱湯を吹き上げる大湯沼や熱い泥が噴き出す泥火山などの珍しい現象がみられますが、自然の力に圧倒されますね… 恐ろしさを感じます。 

       大湯沼  噴湯 マッドポット  

  
      ふけの湯温泉  八幡平は典型的なアスピーテ型火山で、山麓には至る所に温泉が湧いています、ふけの湯もその一つです

  
      たつこ像  田沢湖は日本一深い湖だそうです、水深424mとか… エメラルドグリーンの水はとても綺麗です 背景は秋田駒ヶ岳

       

八幡平

2017-08-09 10:29:53 | 山の写真
 2017、7、26(水)  八幡平(1,540m)   日本百名山   梅雨のあけない東北の山旅をしましたが、雨には降られませんでした。 

 第2日目   乳頭温泉(08:10 鶴の湯)〜黒谷地湿原P(10;20~30)〜熊の泉(10:54)〜黒谷地湿原〜黒谷地湿原P(11:50)〜八幡平頂上P(12:25~55昼食)〜八幡沼•ガマ沼•めがね沼•鏡沼〜八幡平山

       頂〜八幡平山頂P(15:00~蒸の湯温泉(16:00) 泊 

 八幡平はキスゲとワタスゲが迎えてくれました。圧倒的なのはワタスゲで風に吹かれてなびく姿はとても優雅です、木道の両側が一面ワタスゲですから… 緑と白のコントラストが映えて印

象的でした。もちろん他の花もたくさん咲いていましたよ♪ サワラン•ゴゼンタチバナ•モウセンゴケ•ウサギギク•クルマユリ•チングルマ•キヌガサソウ•ハクサンチドリ等々です。

 小鳥たちもいい声でさえずっていましたね… 赤い襟巻きの綺麗な “ウソ” の鳴き声は、歌を歌っているようでした。枯れた大木のてっぺんで「俺の声を聞いてくれ』といっているように… 

気分が和らぎましたね♪ ウグイスも木のてっぺんでホーホケキョウと泣いたのには驚きです、たいがい藪の中でしか聞いたことがなく姿を見るのもまれだからです、全くの意外な声を聞きました。 

森の中を歩くのは楽しいですね♪  

 サワラン ゴゼンタチバナ モウセンゴケ マルバタケブキ ミズバショウ(実)
   
チングルマ ウサギギク ワタスゲ 地塘(ミツバ) クルマユリ            
アオノツガザクラ ハクサンチドリ 二等三角点(八幡平) ニッコウキスゲ キヌガサソウ 

           
                      ワタスゲロード   木道の両側がワタスゲです

 
                      ワタスゲに止まったトンボ、喰いちぎったのかワタが飛びました

 
                      大木の梢で歌う“ウソ” いい啼き声でした  

 
                      こちらわ “ウグイス“です 尻尾を立てて全身で歌っています

 

秋田駒ヶ岳

2017-08-08 13:22:25 | 山の写真
 2017、7、25(火)  秋田駒ヶ岳(1,637m)   梅雨のあけない東北の山旅をしましたが、雨には降られませんでした。 

 第1日目  静岡(07:19〜田沢湖駅(12:02)〜アルパこまくさ(13:32)〜駒ヶ岳八合目(13:52)〜片倉岳展望台〜阿弥陀池〜駒ヶ岳八合目(16:30~17:00)〜乳頭温泉(18:00 鶴の湯)泊 

     交通障害により登山口に着くのが遅れてしまい男女岳(1,637)の山頂は踏めませんでしたが、お花いっぱいで迎えてくれたので満足しました。中でも阿弥陀池から横岳への登山道周辺は

     ニッコウキスゲが最盛期を迎えており、 見事な咲きっぷりでしたね♪ 感激!… これだけでも充分でした。  

 シモツケソウ  シシウド ハクサンシャクナゲ ハハコグサ
             
シモツケ ヨツバシオガマ ウスユキソウ 

  
               秋田駒を独り占めする…シモツケソウです

  
               田沢湖を借景にしたニッコウキスゲの群落です
 
  
               阿弥陀池から横岳への登山道周辺のニッコウキスゲです

  
                                     田沢湖夕景