先日親戚の子が美大の大学院を卒業して、作家としてスタートするにあたっての
日本画美術展を見るために銀座一丁目の画廊へ行った
久々の銀座はすっかり様相が違っていて
まるで外国に来たように高級ブランド店がひしめきあっていた
私はいつのころからか、嫌なことは瞬時に忘却のかなたへ押しやって
一切思い出さないようにする術を身に付けている
だから、言ってもせんないことは一切口に出さないし、第一念頭にない
ところが、これらの外国ブランド店の数々を見ていて思い出したくないことを
思い出してしまった
40年ほど前のこと、サンフランシスコのヒルトンでかなり高級な腕時計を買った
デザインといい性能といいとても気に入った品物だった
1日に100回も時刻を見るほど左手首が気になる
それから10年ほど経過してその時計を超える品を手に入れることになる
これがそもそも災いのもとになったのである
母は常々「ものは大切に扱わないと手元から逃げることになる」と言っていたにもかかわらず
私はその時計を普段用とし、新たに手に入れた時計を外出用と使い分けるようになったのだった
犬の散歩、その日は面倒なのでその時計を無造作にボケットに突っ込んで、その上にハンカチを入れていた
そこまでは記憶にある
ところが帰宅後、ハンカチはあるが時計がない!
慌てふためいて歩いた道をもう一度歩いて探した
ハンカチをとりだした場所も記憶にある
しかしその時計は無いのだ
その時の青ざめた顔は今でも思い出すことが出来ます
忘却の”名人”が、この日は苦い体験を思い出してしまったのだった
あれまぁ、携帯をトイレにポチャですか。昔とちがって、携帯は値段が高くなっているから、痛い落とし物ですね。
ついでに、心臓が止まりそうになった落とし物の例を書きましょう。DIYストアで何かの買い物をした後、小形のショルダーを置き忘れてきたのです。それの中には会社の重要書類や現金、実印に通帳などなどが入っていました。車で30㎞ほど来たところで、そのことに気付いて、猛スピードで引っ返す。が渋滞で刻一刻と時が去る。急げど進まず、イライラと。2時間近くかかってたどり着いたらそれがない!
事務所へ問い合わせたところ、招き入れられて、中身を逐一尋ねられて本人確認をされたが、手元に戻ってきたのです。この時は心臓が止まるかと思いました。それ以降、カバンは持たなくなりました。
本当に残念でしたね。poloさんが立ち去られた直後、
光り物が大好きなカラスが巣に持ち帰って、宝物に
したのかもしれません。今頃、代々の家宝になっていたりして。
ポケットというのは便利でもあり、思わぬ落とし穴にもなりますね。
変えがたい大切なものを失ってしまった経験は幸いありませんが、
片方を取り出した拍子にもう片方が落ちた、という経験はあります。
そうそう…私はポケットからトイレに携帯電話をボチャンと
落としたことがあったのでした~ すぐ手を突っ込んで
拾い上げましたが、電話機は当然買い替えとなりました(^^;ゞ
私わりと皆さんのコメントも読んでます。
関東で美大と言えば、武蔵野美大と多摩美大の二つだと思います。ここは東京芸術大学と違って女子が多いと聞いております。だから、皆さんはすぐに女の子と思ったのだろうと思います。
ルリビタキのアルバムを誉めて下さって、とても嬉しいです。10枚アルバムのソースを有難う。
なるほど、いまは携帯で正確な時刻がわかりますね。上等な腕時計は必要有りません。手を洗うときに気になるし、はずすと置き忘れるし、安価で実用的な品物で、今は間に合わせております。
私もブランド志向ではありません。ごくごくありきたりの物を使用しております。たまたま、時計だけは少し高級なのを持っていただけです。その大切な時計を無造作に扱ったために、私から離れることになりました。いま思えば、とても残念です。当時はあまり大事にしなかったのに(逃した魚はでかかった)です。
仕事にかまけてしばらくブログをお休みしていました。
ブランド物に縁のない私ですが、大事にしていた品物を落として戻って来なかったことは経験あります。
悔しいですよね。気に入った物は値段に関わりなく愛着が湧くものです。poloさんの悔しさが伝わってきます。
画家としてスタートされたpoloさんの親戚の方は女性の方なんですね。コメントで分かりましたが、皆さんなぜ女性と分かったのかが私には不思議で浦島太郎子の気分です(笑)
下のルリビタキのアルバム、素敵ですね。
poloさんの写真は芸術的でありしかもジャスピンなのでやはり大きいほうが映えますね。
当時の私には高い買い物をした時計でした。
待ち合わせの時間に遅れそうになり慌てて職場から駅へ行く途中に腕から外れ落としたみたい。
翌日探したけどみつかりませんでした。
買って三日後の出来事でした。
あれから反省し腕時計は買っていません。
携帯で時間をみられるからなんとか無くても大丈夫。そろそろ買ってもいいかなぁ。
彼女はとても真面目な学生で、定期的にグループ展を開いて作品を発表してきました。今回は晴れて卒業です。問題はここからですよね。切磋琢磨して芸術的に価値の高い作品が期待されます。
絵の上手な身内の方も本格的な修業を積んで大成すると良いですね。部外者の私達はただ見守るしか手がありません。そう、そんなに上手なら、しっかりした師匠について勉強するといいのに、と思います。
ブランド物志向の全く失せている私ですから、そういう悔しい無くしものは思い出せないというよりありませんが、それでも大事にしているものが無くなるとガッカリですね。
ご親戚のお嬢さん立派に勉強を続けられたんですね、それだけでも大した物です。
私にも絵の上手な身内がいますが、本気で勉強したら良いのにと思うのは私だけなようで、当人達はそれほど考えていないようです。勉強してもダメな人とモノになる人といますから、本人達がダメと思っているようではどう仕様もありませんね。
それでも、見るたび上手だなァと感心している私です。
電波時計は最新式ですね。絶対に狂わないのでしょう?保証期間内でラッキーでした。
確かに粗末に扱うと、それは何かの拍子に逃げて行ってしまいます。逆に、大切に扱えばいつまでも留まります。
彼女はとても真面目で6年間美大でみっちり研鑽を積んだようです。私には絵の善し悪しが全く分かりません。出品作は、縦が2m、幅が6m30㎝の大作でした。
でもなくしたら悔しいですね~
花ぐるまは先日前の時計が壊れたので新しく電波時計を手に入れました。
ところが海外へ行くのでそれを引き出しに入れておいた10日間…
帰ってきたら、一揆に張りがぐるぐる回り~
後は全く時刻が合わなくなり、今、買ったお店へ修理に出しています。まだ保証期間内なのです。
親戚のお嬢さんが日本画家としてデビューなさるのですね。これもまた凄い!!楽しみですね。