スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

身近な花の勉強・初級者用③

2007-04-11 15:03:05 | 趣味
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1枚目: シモクレン(モクレン科) 紫木蓮と書きます。
私の観察ではハクモクレンが春の早い時期に開花して、
続いてコブシ(モクレン科)が開花する。
続いて最後にシモクレンが開く、と言った具合だ。
コブシはハクモクレンと酷似しているが花のサイズが小さい。
写真はストロボを焚いたので、シモクレン特有の濃い紫が出ていない。
学名: Magnelia quinquepeta

2枚目: ヤマブキ(バラ科) 先日八重咲きのヤマブキを掲載しました。
学名がKerria japonica となっているから、日本で最初に発見された植物であることは間違いないだろう。
Kerrが発見者の名前だと考えられる。
現に、イギリスではこの花をジャパン・ローズと呼ぶそうだ。
実は、私はこれほど身近な花にこれまで一度も目を向けたことがなかった。
それだからこそ、私が初級者なのだとの意味から「初級者用」と名乗っている。

3枚目: ニオイスミレ(スミレ科) 匂い菫と書きます。実は菫の種類は
非常に多くて、随分と悩みました。
近くの公園で二種類の菫を発見して、名前の分かったこのスミレを3番目に
取り込みました。是非このページをご覧下さい。
これの中のパラダイスブルーだと言えないでしょうか。
昔、香が良いので香料として使用されたとどこかで読みました。
知っていれば、鼻をくっつけてニオイを嗅いだものを。
学名: Viola odorata
訂正:あまもりさんのご指摘により、三枚目の花はタチツボスミレであることが判明しました。
ここに、謹んで訂正いたします。皆様、なにとぞ誤解なきようお願い致します。
このスミレは近くの雑木林の中で見付けました。
日当たりの良い開けた場所でした。ちょっとした群生地といえましょう。
明日もう一度撮影してきます。
学名: Viola grypoceras


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
toraraさん、こんにちは (polo181)
2007-04-12 13:29:47
コメントを有難う。写真をお褒めいただいて、とても嬉しいです。しかも芸術家のtoraraさんですからね。よ~し、今日も書くぞぉ、と元気が出てきます。
一回に3種類と決めて、歩き回っています。でも、なかなか花の名前を見付けるのが難しくて、時間がかかります。近所の雑木林などで撮影していますから、石垣にしゃがんで夢中で撮影などしていると、顔見知りが「○○さん、なにしてんのぉ?」と不審に思って声をかけてきます。もうヘッチャラですけどね。
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スイポテさん、こんにちは (polo181)
2007-04-12 13:19:07
コメントを有難う。その、一重と八重との種子についての違いは、ネットで検索していて知りました。不思議ですね。太田道灌が、「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに無きぞ悲しき」と詠んでいるのを思い出しました。
今日もスミレを探して歩き回ってきました。昨夜の雨で、花達は痛めつけられていました。まったく、種類が多いので写真に撮っても同定に手こずります。
なにしろ、花にしろ、トリにしろ、私はカケダシですから、宜しくお願い致します。
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serenaさん、こんにちは (polo181)
2007-04-12 13:05:30
コメントを有難う。私は今まで花に目を向けなかっただけで、このヤマブキはそれこそ、あちらこちらで咲いています。おそらく挿し木で簡単に根付くのでしょう。コブシとモクレンの決定的な違いは、コブシの場合は花の下に葉っぱが2枚必ず付いています。でもモクレンはそれがありません。それさえ見れば区別がつきます。タチツボスミレは今日も見てきました。昨日の激しい雨でどれも花が痛んでいました。でも、よくよく見ると可愛らしい花だと思いました。URLの情報を有難う。
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poloさんお早う御座います (torara)
2007-04-12 09:13:57
なんと品のいい花の写真なのでしょう

何事もこの年に(お互い)成ると隠しようもなく
自分が出てしまうものですね
生きてきた年月の集大成のような・・・・
じつに恐ろしいですが・・・・・又楽しみでもあります。

スッキリして簡潔でいい写真ですね~~

ヤマブキもクローズアップでみると肉眼で見るのと違った世界に咲いているみたいです。
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一重の山吹 (スイポテ)
2007-04-12 09:11:54
わが家の猫の額ほどの庭に我が物顔で咲き誇っているのがこの「一重のヤマブキ」です。
家の場合は娘がアレンジメントで使ったヤマブキを挿し木してみたら根付いたんです。
八重のヤマブキは実が付きませんが、一重のはしっかり結実します。
これは、横浜のおーちゃんのブログで教わり、自分ちのヤマブキで実証済みです。
poloさんの「花の勉強」まずはスミレに注目ですね。
タチツボスミレ、この丸っこい葉っぱが特徴なんですね。
濃い紫のスミレはそういえば葉っぱは細長かったなと。私の知識もその程度です。
poloさんのお勉強を横から頂きに上がりますね。
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Unknown (serena)
2007-04-12 06:11:07
一重の山吹も綺麗ですね。
辛夷も木蓮も一緒くたの私です。
我が家のお向かいの木蓮は年に二回花が咲きます。
春と秋に、狂い咲きだと思っていたらそういう種類なのだそうです。いまだに良く判りませんが。。こういうの。
菫に関しては、とくに立坪すみれは日本独特なようで、英語名探しても出ません。一箇所Tatitubosumireと出ていたところがありました。

http://koregood2005.seesaa.net/article/35742044.html
とか
http://www.asahi-net.or.jp/~uu2n-mnt/yaso///kiko/okutama/yas_okt_tatitubosumire.htm
とか
参考になるかもしれません。
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横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2007-04-11 21:03:52
コメントを有難う。貴方がタチツボスミレだと思うと仰れば、千人力です。お陰様で、一つの難関を突破しました。最初に葉をも含めた画像を示し、その裏にクローズアップの写真を貼り付けるという手法をとれば、さらに、分かりやすいだろうと思っています。
そうですか、明日、スミレをアップする!それは楽しみだなぁ。是非拝見させて頂きます。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2007-04-11 20:58:17
コメントを有難う。ホント!この菫の名前探しには苦労します。種類が非常に多いです。あれだけ多くのスミレがあるのだから、全部を”制覇”するのは無理としても、身の回りにあるスミレは”攻略”したいと思っています。
勉強を続ければ、おそらく数年で、身の回りの花の名前は覚えることが出来るでしょう。そのことを狙っています。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2007-04-11 20:52:45
コメントを有難う。タチツボスミレであると納得しました。親切なご指摘を、とても嬉しく思います。スミレの同定は非常に難しいと感じました。これを機に、スミレを追いかけようかなどと考えています。笑
<自信はもろくも崩れ落ちる>?、とんでもないでしょう。あれだけ多くのスミレの中から、正しい名前を的中させたのだから、もっと胸を張ってください。
何故、立坪(壷)菫と書くのかが、疑問として残ります。
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野生のものだとすると (横浜のおーちゃん)
2007-04-11 19:25:46
私も、あまもりさんと同様にタチツボスミレのような気がします。
スミレの区別は難しいですね。葉とか距とか毛の有無とかポイントがあるそうですが、よく分かりません。
私の近所のスミレは明日の記事にする予定です。
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すみれ (anikobe)
2007-04-11 18:21:26
薔薇にも、いろんな種類があって、それぞれ名前が付いていますが、スミレにもずいぶん種類があるものですね。

私はスミレが好きですが、古代紫色の花を咲かせるのが、私のスミレのイメージです。

それで、一派一絡げで、「すみれ」と呼ぶことでまぁ満足しています。

芭蕉の「山路きて なにやらゆかし すみれぐさ」
的感覚ですね。
それにしてもpoloさん勉強家ですね。
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スミレは (あまもり)
2007-04-11 16:18:41
タチツボスミレじゃないでしょうか。
日本でスミレと言えばこのタチツボスミレを指しますよね。学名はViola gryposeras。
poloさんのリンクされているサイトはスミレの園芸種なのかどうか知りませんが、何ともややこしい名前がついていますね。
私、実は吉野山でタチツボスミレの写真を撮っています。記事にしようと準備中です。
葉の形からタチツボスミレに間違いないと自信があったのですが、あらら~自信はもろくも崩れ落ちる。
私の野草の知識ってこんなもんです。
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