スケッチブック

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ホタル祭り・夜の巻

2005-06-12 00:00:00 | Weblog

夜の巻きを作るべく、今度は妻同伴で出かけた。陽が落ちてからはヒンヤリとして心地良い。ホタルは居るには居たけれどその数は少ない。チラリホラリとあちらこちらで光る程度だ。それにしてもホタルを守るべく環境を維持してきた人たちには敬意を表したい。今年で40年だという。500メートルほどの住宅街を貫く狭い通りの両脇に裸電球をぶら下げた屋台が出ていた。子供が欲しがりそうな玩具類。ホタル饅頭の屋台もあった。商魂逞しいといったところか。人またひとで、バファローの群のようだ。焼き鳥、焼きそば、おでん、お好み焼きの屋台には行列ができていた。

ひときわ目を引いたのは軽自動車を改造した屋台だ。四方八方に白色電灯をつけていかにも清潔感がある。クレープを商っていた。外国人も行列の中に居た。玉川上水域ならホタルは何処にでも居るだろうと考えて、妻と二人で川に沿って歩いてみたけれど、一匹も見あたらなかった。やはり、ホタル研究会の人たちが管理しているホタル公園周辺にしか生息しないことが分かった。八ヶ岳に行っても誘蛾灯に集まる昆虫が年々少なくなっている。昆虫も棲めない場所が人間にとって良いはずがない。皆さんの地方ではどうですか?



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12 コメント

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 (熊子です)
2005-06-12 02:39:37
いましたね、飛んでいます、光っています。私の記憶には一回だけ見たことを覚えています。直接、指に止まらせて、お尻の光を見ました。それがどこかは忘れて、従兄弟のお兄さんたちが捕まえてくれました。蛍観察会はあると思いますが、なかなか見られないと思います。それにしても、すんごい人出でないかい。たまげたわ。
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 (かと)
2005-06-12 05:59:17
子供の頃、実家の近くに蛍の名所で有名なところがありました。

歩いて40分ほどの所、一度だけ友達何人かと見に行ったことがありますがそれはすごかった。

いつもは家の近くで蛍狩りをしましたが土手にじっとしてるのを捕まえるかふうわり飛んでるのを追いかけて捕まえるか。

川面を飛ぶのも多いですが土手は満天の星のように草むらに光る蛍。

子供心に驚いたことがあります。

川縁には料理屋さんが並んで宴会のざわめき、三味線の音が流れてきたり、他に名所があったわけじゃなくて蛍の時期だけに繁盛したのかも。

農薬を使うようになっていっぺんにいなくなってすっかり寂れてしまいましたが。

車がそんなに普及してなかった頃、それでもすごい人出でした、ちんちん電車が走っていましたからそれでかな。
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乱舞してます (comugi)
2005-06-12 07:07:55
毎年 蛍に浸りに行きます

少し山手に上がれば 結構蛍が見られます

道路沿いの沢は ものすごい数の蛍の乱舞ですが

それ以上に 見物の車が ズラ~と並びます(笑)

人込みを避けて 私はもっと上流の渓谷方面に行きます

夜の8~9時頃が見ごろですよね

それ以上遅い時間だと 数も少ないです

蛍って「早寝」の虫です

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ホタルの乱舞 (anikobe)
2005-06-12 09:55:58
昨年やはり今頃でした。

大阪池田市の山間の伏尾温泉、不死大閣辺りの渓谷に沿って、ホタルの乱舞を見て感激したのを思い出しました。

自然の中で生息するホタルの郷がまだまだあるのですね。でもpoloさんのいらした、イベントも、いい企画ですね。
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-06-12 10:43:09
コメントを有難う。北海道は夏でも涼しいし、湿度は高くないから多分ホタルは居ないでしょう。子供の頃にご覧になったのは、本州のどこかでしょうね。嘆いてばかりはいられませんが本来何処にでもあるべきホタルが少ないのはとても淋しい。こちらは東京ははずれの西のほうですが、トンボや蝶も激減している。それにしても、熊子さんの釧路弁は楽しい。 (^o^)/ 
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かとさん、こんにちは (polo181)
2005-06-12 10:50:52
コメントを有難う。ホタルが減少しているのはかとさんの地域でも同じですか。子供の頃に見たとのことだから、きっとそうですね。あのメダカが絶滅危惧種に指定されている時代ですから、農薬の恐ろしさはもって知るべしでしょう。こちらの古老によれば、水が絶えず流れていること(酸素が充分にあること)とホタルの幼虫の餌になるカワニナ(1㎝くらいの巻き貝)が豊富にいることが条件だそうでした。
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comugiさん、こんにちは (polo181)
2005-06-12 11:06:14
コメントを有難う。貴女の地方では沢山見られるのですね。それは、とても環境が良い証拠でしょう。現代人にとってはとても珍しい存在なのですね。だから沢山の人が集まります。ホタルが光る仕組みは、ルシフェリンというタンパク質がルシフェラーゼという酵素の助けを得て酸素と結びついて分解するときに光りを出すとのことでした。一切熱を持たないので冷光と呼びます。
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anikobeさん、こんにちは (polo181)
2005-06-12 11:15:47
コメントを有難う。そちらでもありましたか。それはとても心強いですね。農薬散布が昆虫を減少させる元凶ですから、そうとう山間部に分け入った場所なのでしょう。こちらでは町の真っ直中ですから、大がかりな人の助けがないとホタルを見ることはできなでしょう。玉川分流の疎水に沿ってかなり大きなドームをこしらえてその中で繁殖させるべく餌となるカワニナを飼育しています。環境を破壊する人とそれを押し留めようとする人とのせめぎ合いですね。
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夕べ (hanafumi)
2005-06-12 20:27:28
私も見てきました。

三渓園で、その前に雨の合間に、虹のおまけつきでした。はなしょうぶも満開でした。

子供の頃は家の中まで入ってきてくれました。カエルの合唱と一緒に‥‥

以来、何十年ぶりでしょうか。ほんとは他へ行く予定だったのですがボランテァの方の都合で、肝心のほうはいけなかったのです。雨のせいで‥‥

そのかわりの贈り物でした。
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hanafumiさん、こんばんは (polo181)
2005-06-12 21:19:35
コメントを有難う。あなたもご覧になったということは私と同じF市にお住まいですか?

三渓園?知りませんが。あの田園地域は昔むかしは一面田圃でしたから、ホタルが家の中にまで入って来ても不思議じゃないですね。

またおいで下さい。では。
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