今日は梅雨の晴れ間とあって、陽がガンガンと照りつけた。帽子を被って出たけれど、ジトッーとした汗がまとわりつく。我が街F市よりもさらに西にある青梅市の吹上菖蒲園を目指した。妻の運転で私は「カメラマン」。スポンサーも広告料もないから、すべて自前だ。ブログのお陰でよく歩くようになったから、またそれが健康には良いだろうから、これをもって「収入」と見なすべきか。出発する前に花菖蒲について少し勉強をしておいた。そもそも花菖蒲が日本で栽培されるようになったのは江戸初期の1600年頃。だから歴史は浅い。各地で次々と競って品種改良をして、現在は系統的に分けると伊勢系、江戸系、肥後系、アメリカ系の四種類とのことである。それら全部を見たけれど、どこがどう違うのかさっぱり分からなかった。色は違っていても皆同じように見えた。
菖蒲園全体がまるで湿地帯か水を張った田圃のようである。辞書によれば、サトイモ科多年生とあるから、見た目はイネに似ているが育て方は全く違うのだろう。昔、端午の節句に菖蒲湯をわかして子供を入れた。葉っぱを丸めて入れてお風呂を沸かしたのだった。鼻を突く芳香があった。また、根や茎を乾燥させて胃腸薬としたともある。帰る間際にイギリス訛の英語を話す二人の男性外国人が私の前方にいた。転がった方が速いだろうと思えるほどのデブチャン。一人が何か大きなふわっとした丸い物を菖蒲田に落とした。アレマァ~と女性の声がした。日よけの帽子だ。私はすぐに自分の帽子とカメラを草むらに置いて、右足を岩の割れ目に差し込み左手で道路側の割れ目を掴んで右手を下に伸ばした。まるでロッククライミングの1シーンだ。誰かが、私が腰に巻いたウェストポーチのベルトを掴んでガッシリ支えてくれた。ようやく落とし物に手が届いてそれを拾い上げたのだった。手か足かのどちらかを滑らせたら真っ逆さまの状態で田圃にドボンだ。あとで「71歳のジッサマのすることではないな」と思ったら身震いがした。まるで池のような状態だったし、落差は2メートルはあった。二人とも大量のカメラ機材を持っていたから、何かの取材だろう。そばにいたおばちゃんがすかさず水場で泥を洗い落として外人さんに手渡していた。
こちらでの見頃は20日前後とのことだから、あと一週間。土日は混雑するそうだから、もう一度平日を選んで来ることにしよう。駐車料金が300円で入園料が200円だった。写真をクリックしてください。大きな画像が現れます。
菖蒲園全体がまるで湿地帯か水を張った田圃のようである。辞書によれば、サトイモ科多年生とあるから、見た目はイネに似ているが育て方は全く違うのだろう。昔、端午の節句に菖蒲湯をわかして子供を入れた。葉っぱを丸めて入れてお風呂を沸かしたのだった。鼻を突く芳香があった。また、根や茎を乾燥させて胃腸薬としたともある。帰る間際にイギリス訛の英語を話す二人の男性外国人が私の前方にいた。転がった方が速いだろうと思えるほどのデブチャン。一人が何か大きなふわっとした丸い物を菖蒲田に落とした。アレマァ~と女性の声がした。日よけの帽子だ。私はすぐに自分の帽子とカメラを草むらに置いて、右足を岩の割れ目に差し込み左手で道路側の割れ目を掴んで右手を下に伸ばした。まるでロッククライミングの1シーンだ。誰かが、私が腰に巻いたウェストポーチのベルトを掴んでガッシリ支えてくれた。ようやく落とし物に手が届いてそれを拾い上げたのだった。手か足かのどちらかを滑らせたら真っ逆さまの状態で田圃にドボンだ。あとで「71歳のジッサマのすることではないな」と思ったら身震いがした。まるで池のような状態だったし、落差は2メートルはあった。二人とも大量のカメラ機材を持っていたから、何かの取材だろう。そばにいたおばちゃんがすかさず水場で泥を洗い落として外人さんに手渡していた。
こちらでの見頃は20日前後とのことだから、あと一週間。土日は混雑するそうだから、もう一度平日を選んで来ることにしよう。駐車料金が300円で入園料が200円だった。写真をクリックしてください。大きな画像が現れます。
そこで起こったハプニングに勇気ある行動に出られずにいられなかったpoloさんに、拾ってもらった方は大喜びだったことでしょう。
菖蒲園の中にダイビングしなかったのは、天が、poloさんの行動をちゃんと見守ってくださっているからでしょう。後ろから伸びたベルトの支えだって、そうですね。
初夏の自然いっぱいの中の花菖蒲園、ウィークディーにリピートですね。
「いずれがアヤメかカキツバタ」の言葉どうりで、区別の付かない私にはその上ショウブが加わっては、サッパリです。しかしいずれにしても好きな花です。特に古代むらさき目に沁みます。
それにしてもとんだハプニングでしたね。poloさんならではの咄嗟の行動は流石です。立派なものです。
読み返さないまま投稿してしまった、慌てものです。
何度、こんなことをしていますやら・・・
二語わい(×)賑わいでした。
言い訳・・・IとOお隣どおし。指が打ち違いました。(汗)
ここまで大きくして頂けると見応えがあってうれしいですね。
画像が大きくて重いという人もいるかも知れませんが私は大満足。
全部でっかくして見せてもらいました。
後でロマンスに発展しそうな話、期待しましょうって冗談が過ぎますか。
全部をご覧頂いてとても嬉しいです。
まるであの姿はクモ男同然でして、思えばぞっとします。命に別状がなくても、頭から泥田へ突っ込みますから助け出すのに相当な人手が必要だったことでしょう。