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他人と打ち解けるのが遅い方だった。
ところが、人生も終わりに近づいたこの頃はといえば、
そのいわば羞恥心がどこへやら消し飛んでしまったようだ。
かの大砲族は、およそ15,6人居て、もはやその誰とでも親しく話す。
軽口はたたくし、相手も気安く話しかけてくれる。
彼らはみな概ねリタイアの人たちで近隣から、自転車に乗ってやって来る。
一年を通して雨の日を除いてほぼ毎日来るのだという。
狙いは、ただ一つ、「カワセミ」だ。私が「よく飽きないですね」と言うと、
口々に、満足できる画像は一年に2枚か3枚だと言う。
大変な入れ込みようだと分かる。
中には一人だけ女性がいて、雨の日はパソコンで写真の整理をして楽しむという。
彼女は、こんなことも話してくれた。
「夏の暑い時期に、部屋で冷房にあたっているよりは、池と緑に囲まれた
ここに居た方がよっぽど気持ちが良くて健康的だ」と。
昼時になると、申し合わせたように、
リュックからラップに包んだおにぎりを取りだして頬張る。
ちょうどそこへ、小型犬を連れたよぼよぼの女性が通りかかった。
アレレと思う間もなく、そのワンちゃんがポロポロと糞をしたのだ。
そこは浮き橋、板の上なのだ。
私は成り行きを見ていた。おろおろする女性に、大砲族は一斉に
ポケットからティシューを取りだして差し出す。
食べ終わっていた一人は、ビニールの袋を開いて手伝い始めたのだ。
手際よく片付けて、その袋を老婆に手渡した。
カワセミのナイスショットですね。本当に綺麗な衣装を身に付けて、それを見せびらかすようなしぐさを
するのですよね。頭でっかちの姿が何とも可愛いです。
そうなんですよ、何となく違和感や威圧感を感じてはいましたが、中に入ってみると、彼らは非常に優しい人たちだと言うことが判ってきました。ワンちゃんの残したものがちょっと柔らかいもので、老女は全部を取りきれていなかったのを、つまり小さなひとかけらが残っていました。それを見た一人が、木の葉っぱ二枚ですくいあげるようにして取って、ポイッと橋の脇に捨てるのをも見ましたよ。
うんうん、鳥専さんたちの、意外に優しい行動には、感心しました。みな無邪気な人たちだということが分かりました。そうなんだなぁ、お食事中なのに、みな機敏な動きをしましたよ。こうなったら、彼らは私のお友達ですよ。その通りです。周辺は清潔そのものですよ。
わかる画像ですね。その飛んでる水滴がまた弧を
描いてきれいなこと。
でも大砲?を振り回すだけではなくてとても
親切な人々の集まりであることもわかりました。
なんだか微笑ましい光景が目に浮かびます。
魚の水のしぶきまで輪を描いて。
このカワセミは食事をすませて満足して引き上げたのですね。
鳥専さん(こう呼んだらあきませんか)達の犬への行為に拍手ですね。
食べている時に~なんて思いがちなのに、皆さん協力して片付けてあげる。
その場所にこの方達が居る限りそこにはゴミがないのですね。
天狗の面を思わせる一枚目の表情も、後ろ向きのヤッコラショッと魚を振り回す姿も興味深いです。私は餌になる魚に同情してしまいますが。。。
カワセミの物語よく出来てますね、このフブログをカワセミにも見せてあげたい、そんな気分で拝見しています。こんな表情を映すにはやはり大砲と根気でしょうか。
三葉の写真のどれも素晴らしいのですが、2枚目の後ろ向きはユーモラスでなんとも微笑ましい特異な写真で気に入りました。
小魚の体のひねりと飛び散る水滴が躍動感を感じさせます。
いやぁ、私の写真に採点を頂くのは止めました。100点以上も頂いて、とても嬉しいです。これでも、まだまだ、目的は達成していないのですよ。
話も合うでしょうから。
1年に2~3枚しか気に入るものは無いという・・・
皆さん努力の結晶を1年の締めくくりになさるのでしょう。
皆さんはワンちゃんの糞のことなど優しい方が多いですね。
poloさんの写真は100点以上です。
大きなお魚をgetしてそして飛んでいく~
何と素晴らしい画像でしょう