スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

深窓の令嬢

2010-06-22 14:25:17 | 野鳥観察

オオタカ ワシタカ科 L50㎝ 山陽以南では冬鳥 他は留鳥 
現地(群馬)では、抱卵中の5月はその木のそばにはだれも寄せ付けず
厳しく見張りをしているらしい
6月になって雛がかえってからも 一定のラインをまたいで中に入らないようにしている
雛はご存じの通りあどけないから警戒心はないが 親鳥がとても神経質になる
写真の左から順に 長女 母親 次女(どのようにして雌雄を区別するのか分からない)
オオコノハズクの場合も同じように第一子が最も元気で活発だった
それと同じことがここでも起きている 次女消極的で まだ飛翔の練習をしない




雛は最初は純白だけれど だんだんと成長とともに茶色に変わってくる
ここまで大きくなると 雄から受け取った餌を 巣の中へ落としてゆく
ほんの一瞬の技で 雌はさっと立ち去る あの速さではとても撮影できない




Cマンも周辺の人も 徹底して情報制限をしているので 広く知れ渡ることがない
4,5年間 年に一度 2~3個の卵を産み育てる 
算術をすれば 生涯に8羽から15羽の子孫を残すことになる
①餌 ②水場 ③安心して暮らせる環境の三拍子が揃えば 絶滅の心配はない
他の鳥類についても 同じことが言えるだろう


寝不足が極限に達しています 皆様の部屋を訪れるのが遅れます

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヒナのあどけなさ (korekore)
2010-06-22 16:59:54
成鳥のあの怖い顔からは想像できない、
ちんまりとしてかわいい顔ですね。
こんな貴重な場所、よくわかりましたね。

私も、今日ちょっと山の方に行ってみましたが、
( といっても、500m程度 ) 途中で引き返してきました。



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巣立ち間近 (ポージィ)
2010-06-22 17:09:35
こんにちは。
オオコノハズク撮影が終わって、少しゆっくりなさるのかと思いきや、
もう群馬へ遠征なさっているのでびっくりしましたよ。
poloさんのエネルギーに舌を巻いています。やはり年間通して里山を
重い機材を肩に歩き回られてついた体力が力を発揮しているのでしょう。
オオタカの雛は2羽でしたか。両方雌というのは周りの方が言ってることですか?
どうやって見分けるのでかな。白い産毛がだいぶ抜けていて、こちらの巣立ちも
もう間もなくの感ですね。親鳥も、もう獲物をちぎって与えることはせず、
自分でちぎって食べさせている段階ですね。
人をしっかり規制して刺激しないようにしながら見守っているのは
いいことですね。撮影は大変でしょうけれど。
可愛い貴重な姿を見せていただきありがとうございます。

お疲れが相当たまっていらっしゃいますね。どうぞくれぐれもお気をつけて、
あまり無理を重ねられませんように…
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神出鬼没! (Luna)
2010-06-22 18:30:40
お元気と言う言葉がそのまま行動しているようなpoloさんの行動力、感嘆です。
連日の長時間の撮影ですから、その後の移動もありで体は悲鳴を上げているかもしれませんね。くれぐれもお大切に。

お姉ちゃんはしきりに羽ばたいて飛び立ちの練習に余念が無いようですね。小さな体ですが、その目はもう既に猛禽類のきつい目にも感じます。
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やりましたね! (花ぐるま)
2010-06-22 18:48:54
凄いはっきりした映像。
オオタ化の親子。
真ん中がお母さんとは~
ああm里大きさが分らず。頭だけを見ているとやっぱり大きいのでしょう。

鳥は最初に生まれた子供が一番餌を沢山食べるので早く成長するというのを聞いたことがあります。
生存競争も姉妹の間でも激しいのですね。

それにしても~タフなpoloさんですね~
貴重な映像を有難うございました。
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korekoreさん、こんばんは (polo181)
2010-06-22 19:38:50
コメントを有り難う。猛禽ながら、雛はとてもあどけない可愛らしい顔をしています。それにしても不思議です。長女は一生懸命羽ばたきの練習をしているのに、妹の方は、一切しない。生まれるのがチョットの違いなのに、こうも違うのかと、不思議に思います。
山はどれほど低くても、女性の一人歩きは危険です。(人間が一番こわいのですよ)何か、探鳥の会を探して、それに参加されると良いと思います。
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オオタカ (おみや)
2010-06-22 19:43:22
こんばんわ
オオコノハズクの観察が終わってホッとしているのかと思いきや今度は群馬までお出掛けとは
本当にお元気ですね。
オオタカの親子、やりましたね。真ん中が
お母さんで両端がこどもたち、はっきりとみえます。こんな貴重な場所どうやって解るのですか?又新しい写真を見せて頂き有難うございました。 
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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2010-06-22 19:52:26
コメントを有り難う。情報があると、即行動に移さないと、チャンスを失ってしまいます。オオタカの巣をほぼ目線で見ることができるなんて、奇跡のようです。昼間、熟睡しましたから、疲れは吹っ飛びました。天気なら明日も鳥撮りに出かけます。このことが私を元気にさせてくれているように思います。仰るとおりです。日頃、心臓が破れるかと感じるほど、厳しい山歩きをしております。それが結果的に私を元気にさせているのだと思います。バーダーのリーダー格の人がいっているのを聞いて、2羽とも雌だと知ったのです。見分けるこつを尋ねるのを忘れました。親は、獲物を投げ込むだけです。ただ、大物を持ってきたときは降りたって、助けてやっているようです。あのオオタカの巣ですからね。バーダーも地元の人も、それはそれは神経を使って保護しております。木にはヘビよけのフェンスが施されていました。いえいえ、ご覧頂いてこちらこそとても嬉です。昼間3時間ほど熟睡しました。今夜も泥のように眠ることでしょう。
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Lunaさん、こんばんは (polo181)
2010-06-22 20:00:59
コメントを有り難う。人間、必ず歳をとって歩行もままならない”時”がきますね。もちろん、私にも来ます。それを思うと、今歩けることがとても嬉しいのです。だから、鳥を追って歩くのですよ。日頃、体は大切にしております。特に睡眠と食事に気を付けて居ります。好きなことをしながら命を落とすことがあっても、憂えはまるでありません。喜んで旅立ちます。でも、貴女が仰るとおり、体は大切に致します。ご助言をとても嬉しく思います。子供と言えど、やはり猛禽、くちばしと目にそれを見ることができますね。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2010-06-22 20:07:00
コメントを有り難う。もう、ここまで成長すると体の大きさは、親鳥とほぼ同じです。でも、顔をよく見れば、その違いがよく分かると思います。仰るとおり、姉妹が最初のライバルです。生存競争はとても厳しい。与えられる獲物をどれだけ多く食べるのかが、体力の違いとなって現れるのだと思います。画像をご覧頂いて、こちらこそとても嬉しいです。明日から、しばらくの間、サンコウチョウを追いかけようと思っています。今が尻尾の一番長い時期だろうと思います。
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Lunaさん、こんばんは (polo181)
2010-06-22 20:14:29
コメントを有り難う。オオタカは、地元の里山にもいるにはいます。でも、その子供達は見ることができません。昨日今日と二日続けて雨が降らずに、オオタカの子供を見ることができました。それはそれはラッキーだったと思います。いまのところ、何処にも不都合はありません。よく食べて良く眠ります。疲れても、翌日にはすっきりしております。よくよく見れば、子供とそのお母さんとの違いが分かりますよね。このような場所を探すのはネットです。ネットでおおかたのことは調べることができます。とんでもございません。こちらこそ、ご覧頂いてお礼を申し述べる側です。
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