スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

低酸素に弱い体

2005-09-05 12:18:09 | Weblog
八月中旬の信州は、はや秋だ。7日が立秋だったからあたりまえといえば当たり前。蓼科高原から八ヶ岳方面を見ている。吹く風は冷気をはらんで肌を刺す。標高が2000を超えるあたりから呼吸が楽でなくなる。昔こんなことがあった。富士五合目まで車で上り山頂を目指した。八合目あたりで極度の疲労で体が動かなくなった。当時ところどころに酸素小屋があって100円払うと5分ほど酸素を吸わせてくれるのだ。最後の頂上に至るところではそんなものはなくて自力で登らねばならない。空気を吸って吸ってまた吸うのだけれど、ちっとも楽にならない。いま思うのだけれど、あれはきっと低酸素で脳がやられている状態ではないか。前へ進もうと思っても体が動かないのだ。最後の30段ほどの階段を登り切るのに1時間以上かかったように記憶している。これと似たようなことを別荘地を買ったときも経験している。標高がたったの1500メートルだけれど、現地を調査するのにあちらこちらを歩き回ったら体がぐったりした覚えがある。この夏、白根山でもこの蓼科でも途中休む回数が多く長かった。どうやら、私の体は低酸素に弱いようだ。台風が西日本に接近中。どうかお気を付けください。

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6 コメント

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comugiさん、こんばんは (polo181)
2005-09-05 20:42:49
コメントを有難う。富士山は二度と行く場所ではありません。苦しいのと汚い(昔)のとで、げんなりします。でも、ご来光は素晴らしかったな。本文でも書きましたが、あのだるさは脳の酸欠から来るものだと今は分かりました。スポーツ用の酸素は持参するべきでしょう。ハワイのマウナケア山は飛行機から眺めました。富士山よりは一回り大きいから、酸欠はひどいものでしょうね。やけくそはいけません。まだまだ若いのだし、冬山がもうすぐそこまで来ていますよ。
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こんばんわ (comugi)
2005-09-05 20:30:55
夏の蓼科

こんな風な景色なんですね(雪のある時しか 行ってないので・・・)

富士山はシンドかったですね~

poloさんも 登られたんですね

やはり9合目からが 一番きつかったです

私も心臓に欠陥がありますが

ハワイ島の 4200Mのマウナケア山にも行きました

昔は身体の事を もっと心配しましたが

何だかもう最近では ヤケクソ気味です(笑)

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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2005-09-05 20:19:41
昨夜の雨は半端じゃなかった。猛烈なシャワーでした。こういうこともあろうかと思って、市の土木課に掛け合って、町内の排水溝の掃除をしてもらいました。その甲斐あって、浸水被害は0でした。14号は奈良には来ないようですね。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2005-09-05 20:16:18
コメントを有難う。いまでこそ、風邪一つひかない強い体になりましたが、子供の頃は虚弱体質ですぐに風邪をひきました。それを引きずっているらしく、高地では弱い。つまり心肺機能が弱いのでしょう。書くことに窮して思い出したままに書きました。
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富士山には (anikobe)
2005-09-05 17:45:56
登ったことがありませんが、車でいける5合目でストップでした。

poloさん若いとき登山されたのですね。

酸欠状態、スイスで経験しました。

しんどいものですね。

昨日、東京の大雨は、大丈夫でしたか。

今回の台風、強風域に入っているらしく、強い風が吹いています。

たいしたことになりませんように・・・

祈る気持ちです。



写真の、ケルン、印象的ですね。
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低酸素に弱い (あまもり)
2005-09-05 14:47:39
高山病にかかりやすいということですか?

私はバスで五合目までしか行ったことがないので分かりませんが、それ以上登るには酸素ボンベを背負っていかなあかんのですね。(半分冗談です)

重いボンベを背負って歩いてたらこれだけでボンベの酸素を使い切ってしまいそう

山男は低酸素に強い体になっているのでしょうか。
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