明治村四丁目 2005-12-03 11:30:13 | 観光 表の写真は宇治山田郵便局、裏は呉服座(くれはざ)。両方共に重要文化財指定の建築物。宇治山田郵便局は明治五年に完成。木造平屋建て銅板葺き。今も実際に窓口業務が行われている。切手やハガキを購入してすぐ前の黒ポストに投函すれば配達される。他に先がけて民営化を果たした郵便局とも言える。呉服座は明治初年(1868)に大阪府池田市に建てられたもの。地方巡業の歌舞伎、新派、落語などが演じられた。いまでも芝居小屋として使用可能。明治の建物の特徴が「左右対称」であることがここでも見ることが出来る。 表裏ともに、聖ザビエル天主堂。明治23年、聖フランシスコ・ザビエルを記念して、ゆかりの地京都に建てられたもの。ゴシック様式で、基本構造は煉瓦造りと木造の併用。フランス人神父の監督の下に完成したと言われている。天主堂正面、すなわち礼拝者の背後に位置する真円形のステンドグラスを通して差し込む明かりは人々を優しく包む。下にその写真を貼り付けます。 « 明治村三丁目 | トップ | 明治村五丁目他 最終回 »
10 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 poloさん。今日は。 (upplain) 2005-12-03 12:28:35 夜中は雨が降り少し湿度が上がった感じがします。でも、今回の風邪は執っこく中々良くなりません。と、云うわけで室内からの画を出しています。今日は四丁目まで来ましたね。天主堂のステンドグラスの色が、堂内を神々しく照らしています。この大きな建物が、煉瓦と木の構造材だけで出来ている。何だか、この頃問題になっている、疑惑の建築士の構造設計とは雲泥の差ですね。アーチ構造というものが、如何に強いか良くわかります。建物は、後世に残るものです。あの人たちは見たことあるのでしょうか。 返信する upplainさん、こんにちは (polo181) 2005-12-03 12:40:11 コメントを有難う。風邪は消化がよくて栄養のあるものを食べて、暖かくしているのが一番ですよ。室内からにしても、ストーリー性があってとても面白いです。五丁目で終わりですから、明日が最後です。天主堂は手入れをされているとはいえ、建築後110年近くは経っています。そのことを考えると、構造設計を偽装してまでお金儲けをしようとした連中は恥知らずだと言われても仕方ありません。ある意味で、殺人的行為とも呼べます。建築に携わるものとしての誇りが欲しいね。 返信する ザビエル天主堂 (anikobe) 2005-12-03 14:59:14 内部がとても綺麗ですね。ステンドグラスをうまく取り入れた建築、教会ならではとおもいます。 返信する ステンドグラス (じゃこしか) 2005-12-03 15:49:48 poloさんこんにちは。建築様式などには全く疎い私ですが、教会のステンドグラスの見事さ美しさにはとても惹かれました。 宗教の違いも在るのでしょうが、仏教の静謐さ重厚さとは違った雰囲気で、心身が思わず引き締まるのを覚えます。教会も然る事乍ら、どれも良い写真ですね。 返信する 重厚さが (あまもり) 2005-12-03 16:16:51 違いますね。今の日本で庶民が住まいを手に入れるには安かろう悪かろうしか無いようにも思えます。安かろうと言っても虎の子はたいてその上働きながら返していかなければならないのですから。その庶民の気持ちを逆手に取った今回の偽造は許せない。全国の明治時代の名建築物をここへ移築するということはたいへんなことですよね。どのようにして移築するのか私にとってはナゾです。聖ザビエル天主堂の中の小学生らしき見学者との対象がまたいいですね。子供達の声が聞こえてきそうです。 返信する anikobeさん、こんばんは (polo181) 2005-12-03 16:32:07 コメントを有難う。ガラスに色付けしてそれを別のガラスで押さえ込んであります。つまり2枚なのです。だから、年月を経ても色あせない。 返信する じゃこしかさん、こんばんは (polo181) 2005-12-03 16:39:45 コメントを有難う。仰るとおり、このステンドグラスは引き込まれるほど綺麗です。中にはいるとビリッとした空気が漂っていました。見学に来た子供達もここでは、はしゃいだりはしませんでした。私たちの宗教とは違いますが、神聖な場所であることは充分感じ取ることができました。そうですね、ざっと数えて100人は着席できる広さでしたよ。 返信する あまもりさん、こんばんは (polo181) 2005-12-03 16:53:20 コメントを有難う。住居を手に入れることは並大抵ではできません。一生の仕事になります。今では30年ローンは当たり前ですよね。それなのに、震度5強で倒壊するなんて、たまりませんよ。これはもう殺人的行為です。絶対に許すことは出来ません。企業はどうしても利益を追求します。それはそれで良いのだけれど、命にかかわる事柄については厳しく監視をする制度が必要です。明日ご紹介する建物はいまから30年前に解体、移動、復原に13億円かかったそうです。それだけの費用を出しても保存すべきものはあると私も同意見です。 返信する 礼拝堂 (熊子) 2005-12-03 23:17:44 見事なんですね。教会という建物に憧れながら、一度も入ったことがありません。ゴシック建築、こうなっているんですね。パイプオルガンが流れていそうです。明治という時代は見事に本物思考なんですね。素晴らしいな。 返信する 熊子さん、こんにちは (polo181) 2005-12-04 10:47:10 コメントを有難う。明治村に行くと明治がそっくりそのまま残っています。私の父母の時代です。みな希望に燃えて突き進んだ時代ですね。それでも皆おしなべて貧しい生活をしていましたから、今日ほどの格差はありませんでした。それだけに人情が篤く本当に古き良き時代だったと思います。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
でも、今回の風邪は執っこく中々良くなりません。と、云うわけで室内からの画を出しています。
今日は四丁目まで来ましたね。
天主堂のステンドグラスの色が、堂内を神々しく照らしています。
この大きな建物が、煉瓦と木の構造材だけで出来ている。
何だか、この頃問題になっている、疑惑の建築士の構造設計とは雲泥の差ですね。アーチ構造というものが、如何に強いか良くわかります。建物は、後世に残るものです。あの人たちは見たことあるのでしょうか。
ステンドグラスをうまく取り入れた建築、教会ならではとおもいます。
建築様式などには全く疎い私ですが、教会のステンドグラスの見事さ美しさにはとても惹かれました。
宗教の違いも在るのでしょうが、仏教の静謐さ重厚さとは違った雰囲気で、心身が思わず引き締まるのを覚えます。教会も然る事乍ら、どれも良い写真ですね。
今の日本で庶民が住まいを手に入れるには安かろう悪かろうしか無いようにも思えます。安かろうと言っても虎の子はたいてその上働きながら返していかなければならないのですから。その庶民の気持ちを逆手に取った今回の偽造は許せない。
全国の明治時代の名建築物をここへ移築するということはたいへんなことですよね。どのようにして移築するのか私にとってはナゾです。
聖ザビエル天主堂の中の小学生らしき見学者との対象がまたいいですね。子供達の声が聞こえてきそうです。