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午後2時頃、所用を終えて多摩川に出てみた
つい先日までとはうって変わって曇天、しかも深く重く垂れ込めている
昨夜来の雨で、遊歩道はまだ濡れていて、草の葉には水滴が宝石のよう
2年ほど前から水鳥の観察を始めて、今も続いている
飽きっぽく気短な私としてはこれほど長く続くのは極めて異例なことだ
それは、トリの撮影が難しいことと関係しているのかもしれない
ちょっとした視点の変化でまるで違った表情の写真が得られる
自分で満足できる作品はこれまでに1枚あるかなしかだ
出来不出来は、偶然に依るところが大きい
「あのトリのあの状態の写真を撮りたい」と思って待ったとしても
それが叶えられる可能性はゼロに近いと言えるだろう
しかし、その蓋然性がゼロではないところに、トリ撮影の楽しさがある
上は、ある幼鳥が一人で楽しそうに餌を啄んでいるところへ
体の大きいダイサギが現れて追い払われる図です
表題を「おっとり」としたのは、このチェイスにしても、本気ではないからです
それともコミュニケーションか遊びのたぐいかもしれませんね。
サギは浅い所の魚をゲットしようとするのでこういうところにいつも構えているんですね。
幼鳥は鋭い眼差しで餌を追っていたのに大きなダイサギが来て追っ払われてもまた、違う所で見つけよう~と言って飛んで行ったようですね。
サギって仲間同士では喧嘩はしないのかな?
2羽が餌場を交代する。
おっとりというのがいいですね。
ふうわりと場所を代わる若い鷺。
先輩に場所を譲ったのかな。
人のように本気で仲間を攻撃しないサギたち。負ける喧嘩はしない、これ大事ですよね。
幼鳥もこうして逞しく大人になっていく。
自然豊かな多摩川がこのサギたちを育んでいるんですね。
久々の多摩川の流れにも爽やかさを感じます。
お遊びの類かもしれません。絶対に深追いはしませんから、本当におっとりしたトリですよ。
先輩がふわりと飛んできて、若鳥を追い出す。ただ、それだけのことです。性格が非常に鷹揚だと思います。もう少し光があれば、より鮮明な写真が撮れたのだけれど。生憎、今日は全くの曇天でした。それに、いまは涼しい。今夜は冷房がいらないくらいです。
そうですね、無為な争いや、逆上した争いはサギの仲間ではありません。賢いですね。ヒトとは違うようです。幼鳥もいろいろと経験をして、大人になるのでしょうね。
多摩川のこの辺りは小魚が沢山いるので、彼らはゆったりと暮らすことができます。ヒラヒラもなくなったし、天気さえよければ、多摩川に通います。
川面をなでて通る風は、もうすっかり秋を告げていました。
人間も見習いたいものです。
今日はやっと涼しくなったから多摩川も涼しかったですか?
埼玉も今夜は熱帯夜から開放されて涼しく眠れそうです。