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それからの歳月は私を多少はま~るくしてはくれたけれど、いまだにそのような所が残っている。その私が映画の批評をするのだから、あまり参考にしないで戴きたい。ご自分で情報を集めて判断をしていただきたい。
さて、芸能音痴の私でさえ知っている俳優さんが続々と登場した。その名を上げると、記憶に残っているだけでも次のような面々だ。役所広司、松たか子、津川雅彦、伊東四朗、西田敏行、香取慎吾、唐沢寿明。新聞の広告には”2006年邦画NO.1ヒットの呼び声!観客動員、堂々400万人突破!!”とあり、さらに”爆笑また爆笑”と続いて、”三谷監督の真骨頂”と書いてあった。
NK細胞ことナチュラルキラー細胞は免疫を高めて平均して日に五千個発生するガン細胞をことごとく死滅させて、私たちの健康を保ってくれているらしい。日本笑い学会なるものがあって、その学会の発表では、笑いがNK細胞を増殖させて癌や糖尿病に効果的だとのことだ。このことが伏線としてあったので、私はこの映画を選んだ。
上映時間は約2時間。妻は半分以上は眠っていた。笑いが起きるどころかし~んとして白けているのだ。時たまクスクス笑いが聞こえた程度だ。ある高級ホテルでいくつかのグループのてんやわんやのドタバタが同時進行するのだけれど、まったくまとまりが無くて何を言いたいのかさっぱり分からなかった。妻がすやすやと眠る隣で私はその内なにかが分かるだろう、そのうち、そにうちと思って最後まで見た。残念ながら点は一点も差し上げられません。逆に入場料を返してくださいと真面目に叫びたい。
爆睡じゃなくて爆睡するような映画なのですね。
風呂釜にくべる木をひとつひとつ丁寧に切っているpoloさんを想像して私もクスリの口でした。薬じゃないですよ。
だってpoloさんのこのブログ、笑わないで最後まで読める人って・・・
ごめんなさいね。悪気はないんですよ。
poloさんだけじゃなく見ていたほとんどの方が笑うこともなく見終えた爆笑映画。
それだけでどんな映画か想像がつくような。
たくさんの役者さんが出ていながら・・・もったいない。
お疲れ様でしたね。
我慢我慢ッ!!(笑)
評判によるのでなく、心の要求に従ってみる。
そしたら、満足な点数の映画と出会えそう。
石部金吉さんの要素をまだまだ崩すと世の中が楽しくなるのではと・・・