スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

計画成功

2011-03-10 08:11:59 | 野鳥観察



猛禽はいないかな? まずは頭上をご用心


この穴の奥の方に餌があるのだ ちょっと面倒だけれど 他人に知られないように


ああ 食べた食べた 日は当たるし 予は満足じゃぁ


ご覧あれ 目 足 翼 尾羽など どの”部品”一つでも欠けたら生存できない とてもとても貴重なのです


ペロやんの観察は去年の11月下旬から始っております すでに足かけ五ヶ月に及んでおります
当初 日を追って色変わりしてくるものだと考えておりました つまり全身が徐々に瑠璃色になってくる
と考えていたのでした しかしそれは誤りで 今月末に迫っている北帰行を終えて 羽が生え変わる
ことによって色が変わるのだと知った すなわち 来シーズンの冬にペロやんと再会したときには
色変わりしていると期待できるのです 

正確には 今年の11月末に再びこの場所に戻ってきた場合に その変化の度合いを検証できるのです
わたしは ペロやんと 友好を深めましたから 必ずこの場所に戻ってくると確信しております
当然 私とペロやんの両者が達者であればの話ですが 

おそらく 私と同じような疑問を抱いて 同様の実験を行った人は居るでしょう しかしそう多くあるまい
書物での報告は未だ目にしておりません 一般に「色つきのルリビタキになるには3年かかる」と言われている
しかし それは確かなのか 全身が瑠璃色になるには5年はかかるとも言われております
これとても 実証された訳では無いと私は考えております ペロやんを実験台としてそのあたりをはっきりさせよう
と考えております 

餌台の場所を移動させてから ペロやんは落ち着きが出てきました おどおどしなくなりました
ゆっくりと十分食べております 30分40分と遊んできては 餌を啄みに来る まったくのマイペースとなった
ジョウビタキと引き離すという私の計画は今のところ成功したと言えます 明日もそれが続いて欲しい
カメラマンはポツリポツリとやってきます

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一連の記事は (花ぐるま)
2011-03-10 08:24:44
お早うございます
ペロやンとの一連の記事は何か、ストーリーになっていますね
北帰行が終わって羽が映え変わって戻ってくると美しい絵尾に変身!!
その時はまた感動的でしょう

落ち着いて餌を食べているペロやンも一安心の表情がうかがえます
奥深くに存在するミルワームを楽しんで食べているようですね

なんて美しい羽。映像でしょう…
ジョウビタキの方も安心してきって食べているのでしょうね。
この11月からの記事をずっと追っていると
ペロやんのストーリーができますね。

願わくばあまりカメラマンが来てくれない方が、との思いでしょう

素敵な映像をありがとうご材ました
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落着いたペロやん (おみや)
2011-03-10 08:57:09
お早うございます。
ペロやんが落着いて餌を食べられるようになってホッとしましたね。
気のせいか今日のペロやんのしゃしんはみな
満足している姿に見えます。
最後の写真、尻尾の処がなんと綺麗な色をしていることでしょうか。
来年帰ってくることを信じて待っています。
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こんにちは (ポージィ)
2011-03-10 10:23:44
今日も何と美しいお写真でしょう。そしてペロやんの可愛いこと。
しっかり身についた用心は怠りなく、でもしきりに攻撃を仕掛けてくる
ジョウビタキ嬢からは離れられ、落ち着いて餌を食べられるようになったこと、
ペロやんもほっとしているでしょうね。
ジョウビタキ嬢のほうもペロやんを追い払えて(実はpoloさんが誘導したのだけれど)
満足して食べていることでしょう。

ペロやんの北帰行までひと月をきりましたね。11月の再会を信じつつも
名残惜しい気持ちが湧いてきますね。
 
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花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2011-03-10 14:43:39
コメントを有り難う。雪の日も雨の日もペロやんに会わない日はありません。(遠出をしたときは、やむを得ず家内に代役を頼みました。)
ペロやんは、ジョウビタキの攻撃から逃れて、のんびりして餌を食んでいます。平和な日が戻って来ました。ただ、私の真似をするカメラマンが入ってくるので、それがとても邪魔です。彼らは綺麗な写真を撮るのが目的で、私はペロやんの観察が目的です。どうもねぇぇ。
ペロやんのストーリーが、確かに出来上がりそうです。彼が北帰行に出るのを待って、総集編を出そうと思っています。
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おみやさん、こんにちは (polo181)
2011-03-10 14:49:19
コメントを有り難う。仰る通り、ベロやんは、ジョウビタキを怖れておどおどしなくても済むようになりました。ですから、表情も落ち着いて見えると思います。
今は尾羽とクチバシと足の三カ所が瑠璃色です。来年は、そのような姿になって戻ってくるのでしょうか。それが楽しみです。
毎朝、きまって9時半頃、私の口笛を聞きつけて
新しい餌場に飛んできます。とても賢い鳥ですね。
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ポージィさん、こんにちは (polo181)
2011-03-10 14:58:53
コメントを有り難う。ペロやんは、すっかり私に懐いておりますから、3,4mほどの至近距離に近づいてもおびえることはありません。
堂々として落ち着いて餌を食べます。
執拗に攻撃してきたジョウビタキは引き離されて、もうペロやんを攻撃することはありません。時々、私が何をしているのか興味があるのか、遠くの高い木の上からこちらを眺めていることがあります。
もういつ北帰行に出てもおかしくありません。ですから、その日その日、一期一会の気持ちで接しております。ただ単に写すだけのCマンがポツリポツリとやって来るのには閉口しております。ルリビタキはこの山に色つきがいくらでも居るのに、何故この若鳥を撮影に来るのだろう。不思議でなりません。
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こんばんは (kogamo)
2011-03-10 20:07:30
観察が始まってから、もう五ヶ月ですか。早いもので、もうお別れが近くなって来たのですね。
その間に、poloさんとぺロやんはすっかり仲良しになられたのですね。
秋には、美しい瑠璃色になって帰ってくることを信じたいですね。
若くても、結婚が出来ると思いますから、向こうで彼女が出来て幸せになれると良いですね。鳥の寿命からして美しい色になるのに五年もかかるとは到底思えませんが…そのことをpoloさんが証明してくだされば嬉しいです。
カメラマンの人は、何か良いことがあるのかと思って、poloさんのことが気になるのでしょう。
2枚目の、お写真が本当に綺麗です。何処にあるの?と探す表情が可愛らしいですね。
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kogamoさん、こんばんは (polo181)
2011-03-10 21:09:05
コメントを有り難う。早いものですね、もうお別れの時期が近づいております。毎朝、森に到着する度に、「今日はいるかな?それとも去ったかな」と考えるようになりました。
不思議ですね、私は口笛だけでなく、言葉で話しかけております。「ペロやん、そっちじゃないよ、こっちの穴の方だよ」などと。。
そう!果たして無事郷里に到着できて、今年の暮れにこちらに戻って来られるかどうか、そのことが問題です。ペロやんは私個人を確実に識別しております。ですから、今年の暮れにはどのような姿になっているか判ると思います。
何年で、完全な瑠璃色になるかも検証できると思います。それが、もう何日も来て沢山写真を撮っている人もやって来るので困ります。観察の邪魔になるのですよ。
ペロやんは、人間にたとえたら、純真無垢な人です。どの角度から撮影しても、そのことがにじみ出てきます。
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晴れ晴れとした表情に (serena )
2011-03-10 22:28:15
見えます。
計画成功で一安心。無事の北帰行と帰省を祈りましょう。
美しく変身して帰る日がまた楽しみになりましたね。
他のカメラマン達にあまり邪魔されませんように・・・。
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serenaさん、こんばんは (polo181)
2011-03-10 22:43:38
コメントを有り難う。確かに、鳥にも表情がありますね。晴れ晴れとした表情です。
あと三週間以内に北帰行です。もんだいは、その後です。今年の暮れに、この場所に戻ってくるかどうかと、どのような姿で戻ってくるかです。長期的な楽しみが出来ました。
邪魔なカメラマン、どうか来ないでください、と言いたい。
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