枕元のカーテンを開けると抜けるような青空
そそくさと支度をしてエンジンキーを回す 今日は里山に登ろうと昨夜の内に決めてある
ここ一週間はまともな写真が撮れていない
それは光が充分でないからだ
オオヨシキリにしたって、光さえ豊富にあればもう少しましな写真が撮れたはず
荷物をまとめて背中に背負い、山道を歩いていった
生い茂った藪の中に水場があるのを知っている そこで1日待てば必ずトリは来ると、こちらは踏んでのこと
居るはずのない先客が二人、三脚を立てて木々のトンネルの中を覗き込んでいる
おお!香るの君ではないか 他の一人は顔見知りのHさんだ
彼と一緒にアオゲラを撮って以来のことだから、もう2ヶ月にはなる
白い歯を見せながら「俺は貴方のことを随分と心配したよ どこでどうしていたの?」
私は、信州に行ったり、平井川でトリを探して彷徨っていたりしたことを簡潔に伝える
彼は、オオルリを撮るまでは死んでも死にきれないとまで言うHさんを案内して、
ここで待って居るのだという
Hさんは、かなりの高齢で病身をおしてやってきているのだそうだ
私も、このトリには遭遇していなので仲間に加えて貰う
私が加わったことによって雰囲気が変わり、ほとんどの時間を過去の成果を
語り合う雑談になってしまった
トリは人声がすれば、来るはずがない
しかしトリ好きの男が三人寄るとこうなる
日が傾きかけたので再会を約して、私一人が山を下りた
ジャケツイバラ(マメ科)ツル性の落葉低木
和名は蛇結イバラ ツルが絡まり合いその様が蛇が巻き付いているように
見えることからこの名が付いた
シジュウカラ
ちょっとした絵になっていませんか?
すでに雛が孵化していて、盛んに餌を運んでいた
クチバシにはアオムシの類を銜えている
杉の根本付近のホコラに巣穴があった
香るの君が枯れ枝を折って出入り口を”立派な門構え”の家にしてやった
原画で見ると、この親の顔が恐怖で引きつっているのがわかった
私は、すぐに撮影を諦めて、その場から離れた
そそくさと支度をしてエンジンキーを回す 今日は里山に登ろうと昨夜の内に決めてある
ここ一週間はまともな写真が撮れていない
それは光が充分でないからだ
オオヨシキリにしたって、光さえ豊富にあればもう少しましな写真が撮れたはず
荷物をまとめて背中に背負い、山道を歩いていった
生い茂った藪の中に水場があるのを知っている そこで1日待てば必ずトリは来ると、こちらは踏んでのこと
居るはずのない先客が二人、三脚を立てて木々のトンネルの中を覗き込んでいる
おお!香るの君ではないか 他の一人は顔見知りのHさんだ
彼と一緒にアオゲラを撮って以来のことだから、もう2ヶ月にはなる
白い歯を見せながら「俺は貴方のことを随分と心配したよ どこでどうしていたの?」
私は、信州に行ったり、平井川でトリを探して彷徨っていたりしたことを簡潔に伝える
彼は、オオルリを撮るまでは死んでも死にきれないとまで言うHさんを案内して、
ここで待って居るのだという
Hさんは、かなりの高齢で病身をおしてやってきているのだそうだ
私も、このトリには遭遇していなので仲間に加えて貰う
私が加わったことによって雰囲気が変わり、ほとんどの時間を過去の成果を
語り合う雑談になってしまった
トリは人声がすれば、来るはずがない
しかしトリ好きの男が三人寄るとこうなる
日が傾きかけたので再会を約して、私一人が山を下りた
ジャケツイバラ(マメ科)ツル性の落葉低木
和名は蛇結イバラ ツルが絡まり合いその様が蛇が巻き付いているように
見えることからこの名が付いた
シジュウカラ
ちょっとした絵になっていませんか?
すでに雛が孵化していて、盛んに餌を運んでいた
クチバシにはアオムシの類を銜えている
杉の根本付近のホコラに巣穴があった
香るの君が枯れ枝を折って出入り口を”立派な門構え”の家にしてやった
原画で見ると、この親の顔が恐怖で引きつっているのがわかった
私は、すぐに撮影を諦めて、その場から離れた
オオルリとの出遭いは叶わなかったようですが、シジュウカラの子育てのシーンをゲットされましたね。
最近、巣立ちしたヒナが枝に留まって、餌をねだる可愛い鳴き声がよく聞かれるようになりました。
青葉の陰に隠れ姿がなかなか撮影できません。ここしばらくの間、チャレンジします。
私の散歩道、今は鶯とめじろが鳴いています。
泣き声だけで姿は探しても見つけることが出来ませんでした。残念まねして写真撮りたかったです。
矢張り人間が巣穴の近いところにいるからでしょうね。
それでもあの香りの君に会えたので良かったですね。
シジュウカラの門を作ってあげて。。。
優しい人なんですね。
オオルリを求めて。。。何キロか歩かれたのですね。
もう一人のお年寄りの人は病身でかなり高齢とか。
そうしてでも出てこられるのは余程の方ですね。
シジュウカラさんが無事に子育てを終えて日永飛び立つところも見たいですね。
有難うございました。
初対面の人と一緒に歩く事も良くありますよ。
これもまた楽しみの一つだったりして(笑)。
今回オオルリに出会えなかったのは残念ですが、
お師匠さんに出会ったとなれば近々会えそうですね。
子育て中は神経質になっているので、巣立つまでそっとしてあげたいですね。
もっこう薔薇に似ていますね。
今日は晴れたしきっと何処かで鳥さんに会っているかな?と思いましたら香しき男性にお会いし鳥撮影の好きな方々三人集まって鳥談義。。。楽しかったでしょうが鳥さん寄ってきませんよね。
シジュウガラの姿はまさに絵になる構図です。
最後の写真の「ひきつっている顔」の文章を見て吹き出しそうになって・・すみません
残念ながらオオルリとは出会えませんでした。声は何度も聞いたのですが、水場には降りてきませんでした。餌をねだる幼鳥の姿は是非見たいものです。巣穴にそ~っと手を突っ込んだら噛みつかれましたよ。元気のある赤ちゃんだ。
香りの君は特別な人です。あのような紳士はもうどこにもいないでしょうね。礼儀正しくて、マナーが格別良い。本当に私のことを心配してくれていたようです。
オオルリを求めて彷徨う。大の大人がねぇ。ちょっとみっともないかもしれません。でも、私としても是非見てみたいですよ。鳴き声は近くで聞きました。
病身の老紳士はオオルリを撮るまでは死なないと言っていました。
今日はダメでしたが、明日はオオルリに会えるかもしれません。今後の彼の動きをしっかり聞いておきましたから、彼の後を追うつもりです。
子育て中は、神経質だとよく分かりました。もう近寄ることはしないつもりです。
撮影仲間とお師匠様で3人が、お喋りですから鳥君は近寄ってきません。それを承知でお話しをしていました。私だけ先に降りてきましたが、彼らは残って、オオルリを狙うと言っていました。夏が進むと、私の”お師匠様”は、河原に出てカワセミだけを狙うそうです。当然私もそのような動きになるでしょう。
鳥の顔が引きつると書いたのはちょっと変かもしれません。鳥には表情がありませんからね。でも、あの時は私にはその様に見えたのでした。