スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

ポットラック Ⅱ

2006-12-13 20:25:14 | 映画
写真は一枚です
日本は1941年12月8日真珠湾を攻撃して太平洋戦争が始まった
翌年42年の後半から連合軍が反攻に転じ
42年6月 ミッドウェー敗退
42年8月 ガダルカナル敗退
44年6月 サイパン敗退
45年2月 最後の砦であった硫黄島が全滅
45年3月 沖縄本島敗退
45年8月6日 広島原爆投下 3日後の8月9日に長崎に原爆投下
45年8月14日に ボツダム宣言を受託した(敗戦)

私は1934年生まれですから、開戦時は7才で終戦時は11才だったわけです。「早く大きくなってお国のためになるんだ」と日々鍛錬していたのでした。”撃ちてし止まん””欲しがりません勝つまでは””一億総玉砕”などの標語を金科玉条にして突っ走っていた。ですから、今でも戦争に負けたことが悔しく悔しくてなりません。実を言えば私は頭と心がバラバラになってしまっている。戦争をやっちゃぁいけない、二度とやってはならないと思いつつも、心の底では「密かに原爆、いや水爆を製造してアメリカの主要都市を攻撃したい」と思っているのです。

映画<硫黄島からの手紙>を見てきました。クリント・イーストウッド監督は、戦争を公平な立場で再現しようとしています。反戦映画とも呼べるし、ヒューマニズムを追求した映画だともいえるでしょう。水曜日だからか、完全な満席でした。評判が高いのでしょうね。私は合格点は差し上げるが、せいぜい60点です。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
当時の人は皆 (花ぐるま)
2006-12-13 21:13:33
同じ思いだったに違いありませんね。
アメリカも随分ひどいことをしたものだと思います。
実験をしたのですね~
負けると分かっていた日本をあのような原爆という形で。。。叩きのめした感じですね。
今でも悔しい思いをしている人が沢山いるのでしょうね。
今日は比較的暖かな一日でした。
予報どおり夕方から雨。今は止んでるようですね。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2006-12-13 21:55:33
コメントを有難う。私のこの心の深~い深いところに、強くてどうしようもない怒りが潜んでいます。あの2発の原爆投下は絶対に忘れてはならないとね。人類史上最高の罪悪です。
午前中に水鳥観察をして、午後から映画に行ってきました。その後、広大なイルミネーションの撮影を楽しみにしていたのだけれど、雨がバラバラと。まことに残念。
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映画 (anikobe)
2006-12-13 21:58:19
テーマは分かるのですが、映画を観るなら、余り辛いものを観たくないのです。

心が温まるようなのを観たいですね。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2006-12-13 22:19:07
心が温まるものですか。最近はちょっとありませんね。なんだか殺伐とした作品が多い。ウオーキングをしてカメラを持って、ブログの題材を探していた方が、腹が立たなくていい。
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硫黄島からの手紙 (おみや)
2006-12-14 11:15:26
私も見ました。
戦争の無意味さ、戦争で幸せになる人は絶対にいないこと、それが解っていながら何故・何故と思っていました。戦争は全くわかりませんが、アメリカは何故原爆を投下したのでしょうか。画面を見ながら、これが実際にあったことと納得しがたい思いです。
広島の「原爆記念館」を見たとき、涙が止りませんでした。
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おみやさん、こんにちは (polo181)
2006-12-14 12:33:18
コメントを有難う。貴女も見てきましたか。原爆投下について、歴史家の意見は概ね二派に分かれています。一つは、双方の犠牲を少なくするためだとね。一方は、ウラン型とプルトニュウム型の実験だったとしています。どちらにしても、非人間的な行為です。広島では20万人、長崎では7万人が死亡した。イラクで3千人のアメリカ兵士が死んだとして大騒ぎをしている。60年を隔てて同列に語るべきではないが、それにしても、大いなる蛮行です。
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昨日 (こむぎ)
2006-12-16 08:30:17
見てきました
ズシリと来る映画だと思いました
イーストウッドは大好きで 彼の監督作品は
「許されざる者」が一番好きです
以前の「ミリオンダラー・ベィビー」は人種(アイルランド)を そこはかとなく取り上げ
今回は双方から見た戦争が 題材です
これも彼独特の「色調トーン」でした
映画館は やはりと言うか
年配者が多かったです
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こむぎさん、こんにちは (polo181)
2006-12-16 12:37:33
コメントを有難う。イーストウッド監督は硫黄島での戦いを公正な立場で描いています。アメリカ人としては珍しいなぁと思いました。賞賛に値する監督だと思いました。
やはり年輩者が多かったでしょうね。みなそれぞれどんな思いで見たのだろう。感想を尋ねたい気分です。
貴女はあの監督の特性をご存じのようですね。次に、良い映画が出たら知らせてください。
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