今日は梅を見に行こう！ってことで、色々悩んだ挙句、結局は梅の本場和歌山みなべの岩代大梅林を見に行くことにしました。ここを選んだ理由はブログ友kazuさんが紹介されていたことと、新西国札所の道成寺にお参りしたかったからなんです。
我が家から阪神高速湾岸線→関空自動車道→阪和自動車道と経由して、印南インターチェンジで降りて国道42号線（熊野街道）を10数キロ走って。。。この国道42号線が本当に素晴らしい眺めでね。海岸線を走っているのでいたるところで海抜何メートルという表示がありました。いつかかならず来ると言われている南海トラフを震源とする大地震が起これば、この辺りも・・・って思うと、非常に辛いものがあります。もちろん地震などはいつ来るかわからないので、運転しながらもどういうふうに逃げるかなどを考えていました。こういう普段の心構えが大事なのかもしれません。
我が家からおよそ2時間150キロ。そこはもう別天地でした。
もうね・・・こんなに距離が離れているのに、すごい匂いなんです。ここにはおよそ2万本の梅が。
2月中の土日は何かしらイベントが行われています。たまたまツアー客とバッティングしたらこんなかんじに。
みなべ町は南高梅で有名な日本一の梅の町。梅干しの生産量も日本一です。納得出来ます。
梅だよりではこの岩代大梅林も、みなべ梅林も散り始めとなっていましたが、まだまだ十分に綺麗です。
お昼は梅干し入りきつねうどん。400円（笑）
おみやげもなかなか豊富です。
岩代から国道42号線を27キロほど北上し、道成寺へ。
道成寺は701年頃つくられたという、和歌山では一番古いと言われている古刹です。元々は法相宗でしたが、徳川の御代に天台宗に改宗されたとか。
道成寺は歌舞伎などで有名な「安珍清姫」の物語です。この怪談の後日談が娘道成寺ってやつですね。で、この三重塔の前の木は、このしたに安珍の亡骸と鐘を収めたらしいです。
安珍・清姫伝説を絵巻物でお坊さんが絵解き説法してくれます。これがもう楽しくって思わず一回半見ていました。国宝の千手観音立像とこれもまた国宝の日光月光両脇侍菩薩も素敵でした。
道成寺は新西国札所の第五番でもあります。
おみやは梅酒と釣鐘まんじゅう。道成寺は安珍が閉じこもった釣鐘が有名ですが、それは大蛇に化けた清姫によって安珍とともに焼失。実は釣鐘はありません。なのでおみやげに釣鐘まんじゅうで、中に「あん（安珍）」が入っている・・・というのは絵解き説法をしてくれたお坊さんのギャグでした（笑）
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行かれたんですね。
まだきれいでよかったです。
一面の梅の花、素晴らしい景色でしたね。
道成寺は２年前に行きました。
「安珍清姫」の物語も聞きましたよ。
清姫さん怖すぎ！！
お坊さんのギャグ面白いですね。
やっぱ150キロは遠かった（笑）
ただ、国道42号線は本当に綺麗でした。
駐車場からの景色がほんとにすごかったです。
香りもすごかったけど。
お坊さん・・・「今日もこれで7度目」なんて笑いを取ってました。もうネタとして完成されていたのが落語を聞くようでした。
「現代で言うならストーカーってやつですね」なんて笑いを取ってました（笑）
さらに！道成寺って、こんなところにあったのか…ってのもかなり驚き（滝汗）。←おいおいおい
来年は、ぜひ梅のシーズンに行ってみたいと思いました。
いろいろな種類を数多く、めちゃ綺麗に見せてくれる梅園もいいですが、ここはいわば「農園」なので、南高梅一択というのが無骨で潔くて素敵です（笑）
道成寺は絵解き説法が素晴らしいです。
いろいろな歴代の「娘道成寺」の写真も展示されています。
ただ・・・玉三郎は本当に美しいですが、先代猿之助はさすがに怖かった（爆）
和歌山は陸の孤島。
大阪からでもめちゃ遠いのが難点ですが、3泊4日位の時間を作ってもらって、お伊勢さん・那智・串本・白浜あたりとともに紀伊半島一周して欲しいですね。