期日前投票に行って来ました。
※ピンク色のカードは「投票済証明書」。投票後にお願いすればもらえます。(6月2日)
静岡県知事選挙の告示前や告示後にあちこち回っていて感じるのは、関心度が大変低いということです。争点がはっきりしていないように見えるからかもしれませんが、知事が変わればその後の4年間の県政、つまり私達の生活も多かれ少なかれ変わります。ですから、投票しない、選択しないという選択は、私達の今後の生活に無関心ということに他なりません。
「誰が知事になっても(大して)変わらないから」という方もいるかもしれません。極端に言えば、政治が変わって自分達の生活がどのように変わろうとも構わない(文句は言わない)というのであれば、投票しないという選択も有り得るのかもしれません。しかし、ここで思い起こさなければならないのは、投票しないという選択も含めた選択は、投票したくても投票できない子供達(そして更に先の世代)にも影響を与えるということです。
先日、娘に「何で子供は選挙に行けないの?」と聞かれました。仕事に出かけようとしていた時でしたので、「子供達には難しいからだよ」と説得力に欠けた回答でごまかしてしまいましたが、同時にふと思いました。「私達大人に「子供に選挙は難しい」と言えるだけの資格はあるのだろうか」
これまでに膨大に積み上がり、そして今後も増え続ける借金を私たちの世代で完全に清算できるのであれば、私達がどんな選択をしようと構わないでしょう。ところが実際にはそうではありません。子供達や更に先の何世代にも渡って返済をお願いせざるを得ない事態になっています。静岡県だけでも、既に2兆5千億円を超える借金を抱えています。
もちろん、私達あるいは先輩の世代が残しているものは負の財産ばかりではありませんが、急速に老朽化が進む膨大なインフラと多額の借金は、将来の世代が取り得る正の選択肢、つまり「○○をする」「○○をつくる」という選択の幅を徐々に狭めてしまっているように思えてなりません。
ますます複雑になる現代社会において、完全に正しい、誰もが納得し幸せになれるという選択肢は有り得ないでしょう。しかし、私達だけでなく将来の世代にとっても、「ましな選択」つまりベストではないがベターな選択肢はそれぞれの問題においてあるはずです。そうした選択をするのが正に選挙であり、自分達の生活のため以上に、投票したくても投票できない子供達の将来のことも考えて投票するのが、大人の最低限の義務、責任でしょう。
期日前投票は手ぶらでも簡単に出来ます。投票日である6月16日に急に予定等が入るかもしれませんので、早めに投票を済ませ、大人としての義務、責任を果たしましょう!
お読み下さり、ありがとうございます。
※ピンク色のカードは「投票済証明書」。投票後にお願いすればもらえます。(6月2日)
静岡県知事選挙の告示前や告示後にあちこち回っていて感じるのは、関心度が大変低いということです。争点がはっきりしていないように見えるからかもしれませんが、知事が変わればその後の4年間の県政、つまり私達の生活も多かれ少なかれ変わります。ですから、投票しない、選択しないという選択は、私達の今後の生活に無関心ということに他なりません。
「誰が知事になっても(大して)変わらないから」という方もいるかもしれません。極端に言えば、政治が変わって自分達の生活がどのように変わろうとも構わない(文句は言わない)というのであれば、投票しないという選択も有り得るのかもしれません。しかし、ここで思い起こさなければならないのは、投票しないという選択も含めた選択は、投票したくても投票できない子供達(そして更に先の世代)にも影響を与えるということです。
先日、娘に「何で子供は選挙に行けないの?」と聞かれました。仕事に出かけようとしていた時でしたので、「子供達には難しいからだよ」と説得力に欠けた回答でごまかしてしまいましたが、同時にふと思いました。「私達大人に「子供に選挙は難しい」と言えるだけの資格はあるのだろうか」
これまでに膨大に積み上がり、そして今後も増え続ける借金を私たちの世代で完全に清算できるのであれば、私達がどんな選択をしようと構わないでしょう。ところが実際にはそうではありません。子供達や更に先の何世代にも渡って返済をお願いせざるを得ない事態になっています。静岡県だけでも、既に2兆5千億円を超える借金を抱えています。
もちろん、私達あるいは先輩の世代が残しているものは負の財産ばかりではありませんが、急速に老朽化が進む膨大なインフラと多額の借金は、将来の世代が取り得る正の選択肢、つまり「○○をする」「○○をつくる」という選択の幅を徐々に狭めてしまっているように思えてなりません。
ますます複雑になる現代社会において、完全に正しい、誰もが納得し幸せになれるという選択肢は有り得ないでしょう。しかし、私達だけでなく将来の世代にとっても、「ましな選択」つまりベストではないがベターな選択肢はそれぞれの問題においてあるはずです。そうした選択をするのが正に選挙であり、自分達の生活のため以上に、投票したくても投票できない子供達の将来のことも考えて投票するのが、大人の最低限の義務、責任でしょう。
期日前投票は手ぶらでも簡単に出来ます。投票日である6月16日に急に予定等が入るかもしれませんので、早めに投票を済ませ、大人としての義務、責任を果たしましょう!
お読み下さり、ありがとうございます。