近所の人、あしからず

キャラバンバンの時期になりました。

いまや、私たち会社の

定番になっています。

今年も、私達の歌姫達が

本番近しと練習に

力を入れています。

私達の会社の屋上から

その声が聞こえて

来るから、様子が

わかります。

アヤ君とマホ君。

去年と同じ、

息の合ったコンビです。

去年の成績は、

確か、キャラバン賞を

獲得しております。

今年は、目指すは

勿論、優勝です。

去年も、それだけの実力が

あった筈です。

だから、今年はリベンジ。


声量や、ハーモニー等の調整、

感情表現等、歌い込みに

余念がありません。


私達の会社は、

団地の入口にあります。

夕方、彼女達は仕事を終え、

２階の事務所の上の屋上で

一勢にするわけですから、

向かいの家々の方や、

通行中の方、

特に、真正面の

エホバ大国の教会に集う

大勢の方々が、

どうしたことだろう。

普通の所でも、

都会の中でも、

ましてや静かな団地の中で

大声で歌を唄うのですから、

ただごとでない思いで

この二人の歌う様子を

見つめていることでしょう。

なんだか私が恥ずかしいような

気になります。

けれど、頑張って下さい。

今年は社員全員の

宿願の夢を

叶えてください。


日、一日一日、

その時が近づくことを

楽しみにしております。