十郎太

私の花粉症も終りまして桜も見頃です

あなた様のお花見ははどんなお花見ですか？




この間、郷里へ帰っていました

今、十郎太は義父の癒し犬です

大豊の山奥で２人（否、父１人と１匹）で住んでいますが


その時の事です、家の近くの草むらにのら犬が住み着いてるようです

どこかの主人に山で捨てられたのでしょうか

可愛そうに・・・

痩せて骨だけになっているのです




十郎太には月一以上遠のいて私はめったに会えないものですから

この日の私への甘え方は特別でした


そんな時に、この哀れな犬が私に尾を振り

すがるように近づいて来たのですから

私もつい「よし、よし」というように頭をなでてあげようとしました

１～２回なでたように思います

その途端

「グワァ　グワァ　グワァ」

と十郎太がその犬に激しく襲いかかったのでした

その犬は十郎太より大きかったのはいいのですが

腹もすいていて力なく必死に噛まれながらも抵抗しているのでした


自分も噛まれやしないかと私はなんとか十郎太を抱え込む事ができたので

大したことにならず済んだのでしたが

その時の十郎太の様子を見て犬も主人を独占する本能はすさまじいものだと

興奮するやら、感心するやら、そして又、反省するやら・・・




本当は人間も一緒かと

犬には理性はないけど・・・




この時期は気温の変化が大きいので、どうかご注意の程

私は感動し、なみだがいっぱい零れ落ちました

盲学校の卒業式に卒業生全員に

贈り続けられた　匿名のオルゴール


名もなき女性から贈られた

オルゴールを大事そうに両手でかかえ

1人1人卒業生全員が出て行く姿を

私はテレビで観ました




５１年間送り続けてきた女性は

一度も姿を見せたことがありません

いつも運送屋さんが、タクシーの運転手が

届けてくれたそうです


５１年間卒業された方々にとって

人生の壁に何度もぶつかってきたそうです

その時、死のうと思った事は

１度や２度の物ではなかったそうです

その時いつも　そのオルゴールの音を聞き

再びがんばろうと励まされたそうです

そのオルゴールに勇気と生きる力をもらい

それを人生の宝と大きな声で

いっておられた　その方々の顔は

目が見えなくとも元気いっぱいでした




名もなき女性も今はもう高齢のようです

誰かにあとを継いでもらいたい

同じ思いの方にお願いします

今年はそんなお手紙があったそうです

梅の花にからぶりかな

宇和島津島町にある南楽園

この前２月１８日に行った時

梅の花が二分咲きでしたので

改めてもう一回観に行きました

もちろん去年行った時のあの満開の桃色

赤、白の花々の庭園を期待してなのです



しかし、世の中は非常ですね

あの素晴しい満開の光景ではありませんでした

先日の時と変わらず二分咲きの花にまだも

早すぎかと思ったのですが、

足元に散り落ちた花びらの海に気付いた時

「あ～」　しまった今度は

遅かったのか　　もう散ってました

私より家内の落胆は大きなものでした

機嫌をとりとり　今ちょうどの寒桜を眺めながら

宇和島路を走りました



梅の満開時期は２月２０日～２８日

来年こそは