いつもありがとう!お元気ですか?

株式会社シオミホームイング、塩見泰一郎です。あなたにお会いできてよかったです!この出会いが明日への元気になるように・・・

知らなかった、我が子も東大へ行けるなんて。

2009年08月31日 | お知らせ
皆様ご無沙汰しておりました。お元気ですか。

いつもありがとうございます。

一ヶ月ぶりとなりました。

皆様、あなた様のお子様や、お孫様が[間違いなく東大合格です」と進学担当の先生に言われたら、どう思いますか。

全員嫌な気持ちになりませんでしょう。それどころか、[やったあ」と、いったかんじでしょうね。

どこの親だって、我が子はそんな優秀な子供に育って貰いたい。とおもうのがあたりまえでしょう。

だから家を建てる時など。子供部屋は飛びっきり2階のいい場所に取り、机は勉強しやすい位置にするのですね。そして、勉強中は、家族が邪魔にならないよう,一階で遠慮の時間を静かに過ごすのですね。皆さんも大概そうではないですか。

塾などもそう、親のいないところで子供は勉強をし、家族が妨げの無い所でそうするべきと思っている、或いは来たんじゃあないですか。

実は私達、少子化社会で生きています、一家庭に子供が1.2人平均。だからわが子の教育に熱心にもなるでしょう、成らざるを得ないかもしれません。しかし、子供にとって、親の期待がどんなに写っているでしょうか。


8月28日に、全国学力テストの結果が、新聞などで発表されました。全国各県の教育関係者の方々は様々なご意見がお有りでしょう。


現場の先生方のお話も新聞で読みました。

私は本当の教育の現場は、家庭にあると思います。


先達て、私は「頭のいい子を育てる方法」と題した講演を聞きに行きました。とても勉強になりました。

もう10年若かったらとその時思ったくらいです。私の子供たちは、もう全員成人しています。


しかし、こんな簡単というか、ちょっと考え方を変えるだけで、どの家庭でもと言うか場合によっては東大に行けるぐらいの子供を育てることができるなら、その方法を是非誰かに教えてあげたい。そう思って帰ってきました。


この時の講師の先生は、進学有名校の生徒の住環境を長年に渡り調査をしたり、東京一流大学に合格した生徒の家庭を200軒回り取材したり、アンケート調査をしたりして来たそうです。      
そうして集めたデータ分析により頭の良い子供がどんな環境から生まれ育ってきたのか、明確に解明をされたそうです。


聞くところによると、現在の一流大学の入試問題の傾向は、ちょっと前までの記憶力テストと違ってコミュニケーション力のテストだそうです。つまり、一人モクモクと勉強をして仲間と交流のあまりない子供は、もう遅れているということで、
友達付き合いが上手く、会話好きの子供が有利という事なのでしょうか、例外は別としてそのようです。


有名校に合格した子供たちのデータの一部から、

受験勉強は自分の部屋より、リビングでしていたと答える子供が多かったそうです。

思い出のメニューには、お母さんと一緒に作ったハンバーグやカレー、肉じゃがにギョーザ、その他、そして高価なものより、心のこもったおふくろの味と言った子供が多かったし、また家庭には会話が大変多く、いつも明るかった等々が共通の結果のようです。

心の交流は五感のふれあいからであり、感性を豊かにし、人間性を高めます。

勿論、一流大学へ合格することが人生の全てではありません、その先の長い人生の賢い生き方に反映させてこそ意義があると思います。

私達、親として、否、少なくとも私は、子育てに対する考え方や教育に対して、つい難しく考えすぎたり、子供に遠慮がちであったり、特別なもののように身構えてきたような気がします。

一家団らんの時間は、おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、弟、妹等々といつも家族大勢でワイワイガヤガヤ。そんな時間が大切なんでしょうね。 食事以外でもそこに家族が居れば、そこが団欒。


サザエさん一家や、ちびまる子ちゃん一家や、星 飛馬一家のように、普通のその家の、その家にしかない、家族のありのままの触れあいのある、そんな日頃の家庭、それなのでしょう。


8月末のこの全国学力テストの結果を見て、ある教育熱心な自治体が、学力の高い県の子供達の生活環境にその根拠があるのではと、全国実態調査をされたそうです。  
その調査結果に依りますと、「家族団欒の食事が日常的になされていた家庭が他県より遥かに多かった」と出たそうです。

私の岡山で聞いた講義内容が、こうしたニュースの裏づけにより、私の中で本物となりました。


私の家造りは、住む人への幸せ作りですが、住まわれる御客さんから「生まれて来てよかった、この両親やこの家族でよかった。そしてこの家には私達の思い出の宝がある、共通の愛がある」と、そんな愛着の言葉が聞けるようならば本当に嬉しいですよね。

私達は、影でそっとお役に立つ仕事をしてこそ意味があると言えます。


ところで、既に新築された皆さんも、これから新築される皆さんも、皆様の子供様が家族そろったその新築の家で、およそどれくらい住む期間があると思いますか。

正直なところ、進学や、その他で子供さんはいずれ巣立っていきます。

そんな事で、家を建て、入居しても、10年も一緒に住まなかった子供さんや、
ほんの一時の子供さんが結構多い事に気が付きます。

そう思えば、親子の間がさみしく、せつない思いになりますネ。
家を建てるということは、それだけ親の我が子に対する愛情の表現なのですから。

私は、同じ親として、この子供が巣立っていく時、立派な人間として巣立っていってほしいと思いますし、子供は既にその時、「育ててもらってありがとう」と言えるような子供に、育っていてほしいと思います。


絆があります。

そうしてきた我家はずっと家族を見守っていてくれたし、暖かく包んで慰めや、励ましや、勇気を与えてくれていました。

家って一生家族の代えがたい故郷なのですネ。そして、結果、そんな家って元気で賢い子供が育つのですネ。

私は改めてそう思いました。

そしてこれからも一層、各家庭笑い声の絶えない家造りを、頭のいい子供が育つ家造りを目指して行きたいと思います。


P.S 家族数6人で生活しているお客様がおいでです。(ほぼ全員成人です)
   
   息子さんが県外から帰ってくるといって、2年前、8帖一間増築工事させてもらったお客さんです。   それでも全員、両親と一間で寄り添って寝ていると聞いてます。増築の意味が無いような。 けれど、そんな家族は結構明るい家族です。
   
   そのお父さんは、ある学校の校長先生です。



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