鹿の角を台座に取り付け車庫に飾ってみました。
鹿は角の突起で生育年数が分かるんですね。
スケルトンは無いので欅の丸太に接着剤とビスで固定しました。
取り付け板は松材をダボ継ぎしてのこぎりとやすりで何とか楕円形に近づけ、柿渋を塗り重ねて蜜蝋を塗っています。
壁にはフレンチクリートでハンギング、取り外し自在になっています。
作業中、角にビスを打とうとしてドリルドライバーで下穴錐を使いましたが非常に硬くて3本ダメにしました。
最初は自宅玄関内に飾ろうと思いましたが、家族が「家の中は。。。」と言って反対されました。
昔、北海道東部の山中でふと何かの気配を感じ、道端の小高い木立を見上げるとその奥に馬くらいの(大きさに見えた)雄鹿がいて驚いたことがあります。本当に当時はそのように見えたんです。
鹿の革は比較的柔らかくバッグにも加工されているようです。
私が初歩の陶芸教室に行ったとき、マグカップや湯呑の飲み口部分は湿らせた鹿の革を当てて滑らかにしていました。
フライフィッシングでは鹿の毛をDeerHearとして毛鉤作りに使っています。
北海道には鹿肉を使った料理がたくさんあります。